範馬刃牙17巻変更点



第131話3ページ
「当たり前だ」と「骨が鞭なわきゃねぇ…」が吹き出しからモノローグに変更されている。
克巳のある種呆然とした気持ちがより強く伝わってくる。

第131話5ページ
1コマ目に「もういい……」のモノローグが追加された。

第131話10ページ
「武を50年は進歩させおったわ」

「拳法を50年は進歩させおったわ」

ファイナルマッハ突きは自らの腕を完全に破壊する荒削りな技だ。
それを武とは言い難いことから、技術体系としての意味合いを込めた拳法に変更されたのだろうか。

第131話19ページ
「これは………………………………………ッッッ」

「ね………………………………………寝返り………?」

ピクルの動きがはっきりと言及されたことで、状況がわかりやすくなった。

第131話20ページ
「倒されているのではないッッ」が削除され、1コマ目には何の台詞もなくなった。

「ただ…………眠っているだけ………………!!?」

「バカな………ッッ そんなことが…………ッッ」

先ほどの変更点と相成って、驚愕→推測の流れから推測→驚愕の流れになった。
あまりの出来事に何も考えられなくなったように描写されている。

第132話10ページ
「野生は決して無駄をしない」

「野生には決して無駄がない」

よりわかりやすい表現になった。

第132話15ページ
「報われた…………」

「俺は………………… 報われている………ッッ」

克巳の感情がより強く描写されている。

第133話19ページ
2コマ目の「肉」と「強敵」の文字サイズが大きくなり強調されている。

第133話16ページ
「爪になるほど研磨(みが)きあげたのだ」

「爪に変化させたのだろう」

研鑽ではなく変化に言い回しが変わった。
それほど克巳が大きく化けたということだろうか。

第133話17ページ
単行本ではうっすらと見えていた克巳の瞳が、単行本では完全にブラックアウトしている。
また、モノローグの色が黒から白へと変更された。
黒背景に白文字になったことでインパクトが増しているように思える。

第134話4ページ
「いないッッ」

「消えた………」

小坊主の台詞が変更された。
驚愕がよりわかりやすくなった。

第135話12ページ
「息遣い」が「息使い」に表記が改められた。
「感じている」が「実感(かん)じている」に表記が改められた。

後者は板垣的表記に変更された。
前者は一般的な表記の問題なのだろうか。

第135話17ページ
「君に継なぎたい」

「ダメかな… 君に継ないでもらっては」

有無を言わせずバトンを渡すような言い回しから、断りを入れるような形に変更された。
バトンを渡していいのか?とでも思ったのだろうか。

第137話5ページ
「プロ中のプロである」

「プロ中のプロ」

「さァどうする!」

「さァどうするインパラくん!」

解説の勢いが増した。

第137話6ページ
「我が身に起きた悲運…………」

「我が身に起きた悲運………」

…の数が減った。

第137話9ページ
「或いはそれら全て――――?が」

「或いはそれら全て――――?」

台詞の勢いがよくなった。

第138話4ページ
「ボトルを…………」

「ボトルとジョッキを……………」

勇次郎がジョッキを要求するようになった。
そういえば、掲載時はジョッキを頼んでいなかったのに、ちゃんとジョッキが差し出されていて不自然だった。

第138話17ページ
“今しかない”が大きくなり強調された。

第139話9ページ
「ピクルの本気を引っ張り出せなかった」

「ピクルの本気を引っ張り出すには及ばなかった」

言い回しがやや重くなった。

第139話15ページ
「下」が「元」に表記が改められた。


作画の修正はほとんどなかった。
反面、台詞の微修正が多い。


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