バキSAGA感想後編



刃牙が童貞を捨てようとしている。
なお、バキ用語において「童貞を捨てる」は「初めて人を殺す」の意を持つ
つまり、バキSAGAもまた人を殺すのと同等の意を持つのだ。
いや、これ、普通に人を殺せるだろう…


#03 本能
伝説の梢江フェイスから話は始まる。

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ソ´ !  ヽ              _,,,rッ=彡彡ツ''´ ̄ ヾ!ツリ
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ミヽ               :::::   '-‐''´       | !リ
リ ,,、rッ、、..           ::             !  !|
X巛彡'´:::゙:::::..                       | ヽ
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ィ´ゞ。,ィ'゙´`              ヽ_           |ヽ
く,、/          i ..   ..:,,,、_ i          ヽ,
i''゙´|           ,i :::,,-、::::(_ ノノ           (
|  |           i ::/ .ノ:::   
ヽメ、          ヽ、゙‐
キリノヽ                /⌒ ヽ、_
チVヽ i             /´ ̄r‐‐=ー- .、`ヽ、
ノリリノ i             / ./ ´.,,;;;;;;;;;;;:::..  ̄ ,)
ソ川ノ |            ./ /-‐'''    _,彡‐'´ノ
川ノリ丿           i./    /⌒   ..:::
ヽ川\            !    / ノノ  /:::::
 ヽ/ヽ\          ヽ、__,,ィ'´..::ヽ ,-'
彡ミヽ                   し' 
彡ミヽ、
//i !ノ \
メ//ヽ   ゝ、_                         ノ
///      ` ゝ、_                    /
//          `‐、_               _,,、ィ'゙

ちゃんとAAにされていてバキSAGAファン大満足は確定的に明らか。
淫魔というか、淫獣というか、野獣というか、野人というか…

刃牙は梢江の耳の中に舌を這わせる。
初体験だというのに妙に深い部分を責めている。
勢いで鼻の穴とかにも舌を入れそうだな。余裕です。

舐めるだけでなく耳を軽く噛む。
このシーンがジャックVSピクルの耳噛み切りシーンの元となったのは有名である。
刺激が梢江の顔に一気に広がる。
さらに耳の後ろの骨、鎖骨、肩と刃牙は次々にバイティングを行う。
ピクル戦の勝利の鍵はバイティングになりそうな勢いだ。

刃牙のバイティングは梢江の急所を次々に攻めたてていた。
何故、快楽のツボがわかるのか?
梢江は疑問に感じる。

[人体を合理的に破壊することだけに集中した十と幾年………………]
[一切の性情報を持たぬ17歳]
[情報を持たぬが故に][本能的…ッッ]
[本能的が故………][純粋…ッッ]
[純粋故に][的確(ただし)かった]


刃牙は本能でSAGAっていた!
野生度高っけ〜〜〜〜〜。
人体の破壊を目的に磨き上げてきたからこそ、人体のことを知り尽くしているのだろう。
人体を治すことを専門として鎬紅葉が、人体を壊すことを得意としたように。
…でも、無理があると思います。ぐう、天才め…
性行為においても格闘家万能のようだ。

攻勢を緩めない刃牙は梢江の乳首に吸い付いた。
恐らく刃牙の口中には真空が生まれていることだろう。
低酸素の毒が梢江に襲い掛かる!

さらに刃牙はもう片方の乳首にも手を伸ばし弄る。
スタンドの状態ではこれだけで立っていられないほどのダメージだった。
だが、今はグラウンドの状態だ。ダウンという逃げ場がないのだ。
梢江はモロにダメージを受ける。これはキツい!読者的にもキツい。

(格闘(たたかい)とセックスはッッ)
(そっくりだ!!)


出た!問題発言!
戦いとセックスがそっくりなんじゃなく、戦いとセックスをそっくりにしてしまったのだと思うが、刃牙は止まらない。
まぁ、梢江とのSAGAは地下闘技場の試合に勝るとも劣らぬ濃密な駆け引きのある熱戦だ。
多分、地下闘技場でやればドームいっぱいに人が来る。
…ごめん…言い過ぎた…

刃牙は責める部位を上半身から下半身へと移していく。
辿り着いた先は…当然、梢江の秘所だ。
力ずくでM字開脚をさせそれをモロに拝む。

(キレイな…ピンク色の………)
(ドロドロ!!!)


その感想はどうかと思うが、これが刃牙の印象であった。
さすが熱く溶けた泥の海だけはあるぜ。
そして、ピンク色のドロドロ…彼女持ちの方々はこのような印象を持たれるのでしょうか。
うん、そうだ。そうに違いない。セックスは戦いそっくりだ!

(快感(ダメージ)を)
(与える!!!)


そして、刃牙は梢江の秘所に舌を伸ばした
閃光が刃牙の頭を包み込む!
い、いや、何が起きたんだ!
刃牙の頭が飲み込まれたか?
飲み込んでもまったくおかしくないが。

何にせよSAGAも佳境に入った。
次回がバキSAGA最終回だ。
フルマラソンの後に100m走をやらせて、さらにフルマラソンをやらせるような激闘だったが、ここからがさらなる本番だ。


#04 絶頂
今までで最大のダメージが梢江を襲う!
四肢の全てに関節技を受けたほどの激痛が襲っているに違いない。
梢江は悲鳴をあげることしか出来ない。
抵抗という選択肢がないのだ。
恐るべしだ。

(少しだけ…………)
(しょっぱい)


うわぁ…ゲロゲロ…
生々しい感想は止めてくれませんかねぇ…
夢と妄想を崩されると泣きが入るんですわ?お?
そんなわけで少しだけしょっぱいらしいです(棒読み)。
苦ければ良かったのに。

(なにをやってるんだオレは……)
(これは現実なのかッッ)


それは読者が言いたい。
こんな漫画が一時的にとはいえヤンチャンに掲載されたのは今でも信じられない。
そもそもは存在したこと自体が信じられない。
刃牙は結局梢江を捨てちゃったし、SAGAとは、梢江とは、一体何だったのであろうか。

責めつつも刃牙は違和感を感じる。
舌先に小さな突起…それが梢江の急所だと悟る。
ならば責めるしかなかろう。どちらかが滅びるまでは。
正直、本気でどちらかが滅びそうで怖いのですが。

というわけで、ジャックやピクルの口の中からの視点のように、梢江の秘所からの視点で刃牙の顔が描かれる。
…うん…キモいな…
無駄に新しい視点だ。これはあもりにも新しすぎるでしょう?
何というか、ピンク色のドロドロで熱く溶けた泥の海だよ。

これによって梢江に与えた最大ダメージは更新される。
あまりのダメージに腰が浮き上がる。
梢江の筋肉が限界に迫っていた。

(よしッッ)
(効いてるッッ)
(確かな快感(ダメージ)が彼女に与えられ しかも効果が蓄積されているッッッ)


何言ってんだ、こいつ!
完全に戦いになっている。
今、梢江には右ストレートの重さを持った攻撃が左ジャブと同等の頻度で襲い掛かっている。
梢江は大ピンチだ。このままでは食われ尽くしてしまうばかりだ。

だが、その時、梢江も攻勢に移る。
刃牙の剛直を握った。そして…口に運ぶ。
瀕死になりつつも、息絶え絶えながらも、それでも反撃を行う。
勝負を捨てない梢江は生粋のファイターだ。

「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
「危」


梢江の反撃により一発で発射直前まで追い詰められた!
って、マジ打たれ弱ェ!
刃牙はオフェンスの超一流っぷりとは裏腹に、タフネスは脆いの一言に尽きる。

だが、素早く体位を切り替え、刃牙は梢江の魔手より逃れる。
タフネスは脆かったがディフェンスは一流だった。
さすが、地下闘技場王者。ただで食われる男ではない。

「こずえ… オレ………… もう…」

だが、ディフェンスが一流とはいえタフネスの弱点を補いきれるわけではない。
まして、ここは一撃必殺の攻撃が飛び交う激戦区なのだ。
このままでは敗北する…それも一方的に。
ならばと自らの体力を犠牲に最大の攻撃を与えて相打ちを狙うべきと判断したのか。
自らの急所を梢江の急所に押し当てた。
爆弾と爆弾を触れ合わせるような超危険なインファイトだ。
精神的にへろへろなのか梢江をひらがなで言っている。
可愛さアップ…しないか。

「入ったッッッ」「入れたッッッ」
「バキくんのッッ」「俺のペニスッッ」
「わたしの内(なか)にッッ」「彼女(こずえ)の内(なか)にッッ」


そして、挿入した。刃牙も梢江も…死んだ…
そう思ってしまうほどの激突だ。
当然、梢江は痛みを感じるが快楽も感じていた。
これ何てエロゲー?

挿入して間もなく二人同時に絶頂を迎える。
刃牙の顔は…不細工だ。ああ、不細工だ。
この顔を見せられるとピクルも食うのを止めることは間違いない。
それほどの顔だった。

だが、戦いは終わったわけではなかった。
その後も何日にも渡りSAGAは繰り返され…
刃牙ハウスはティッシュだらけになった。
やり過ぎだ、あんたらッッ。
何が二人をここまで狂わせたんだ?
梢江汁か?梢江汁なのか?

[幾度目か 幾晩目か]
[見失う頃…………]
[欲望の濁りは跡形もなく消え去り]
[透明な……][与え合うものだけが……………]


ともあれ、耐久SAGAで二人は何かを悟ったのか。
爽やかな笑顔をお互いに向けていた。
バキSAGA完!
最後の笑顔だけ見れば爽やかな作品だと勘違いしてしまいそうだ。
実態は脂肪分100%で超くどいんだけど。

バキ史上最大級の激闘は終わった。
間違いなく「バキ」では最大の戦いだった。
その輝きはいつ見ても黒く濁っている。
そして、バキという作品はやっぱりおかしいんだと知るのであった。


さて、バキSAGA感想が終わったところで来週以降の話だ。
どういう風の吹き回しか烈海王特集だ。
烈の片脚は1年前に失われた。戦士としての人生は終わったのだ。
終わったからこそ、何故今更なんだ?
あるいは終わったからこそ特集で烈を輝かせようということだろうか。
とりあえず、ツンデレ全開のラブコメ展開に期待しておきたい

烈特集は烈増刊発行にも及んでいる。
驚天動地の烈フェスティバルだ。
これは烈がヒロインの恋愛ゲームが発売する予兆か?
主人公は寂海王です。
…調教系エロゲーにしかなりそうにないな。

本編の方は二本立てで刃牙とピクルの戦いが始まるようだ。
ジャックVSピクルは序盤の二本立てからアクセル全開だった。
今回もそうなるのだろうか。
いきなり、チンポ食われるのはどうだ?
ピクルと戦った戦士は皆象徴となる武器を失っている。
そして、刃牙にとっての象徴はSAGAでチンポだ。
失うのは必然とも言える。むしろ、失え。

でも、刃牙だから焦らしそうだ。
とりあえず、いつもの漆黒のトランクスに着替えるのに1話。
さらに開始するまで待つのに1話!
そして、次回でまた肉をおごってもらう。
餌付け完了!
餌付けされた姿を見た時、主人公というよりも人類として不安になりました。

ともあれ、刃牙の戦いは佳境を迎える。
佳境を迎えたので烈特集も行われる。
これは烈が解説にやってくることの前兆だろう。
範馬刃牙最大の戦いは豪華解説で行われるのだ!
烈海王&本部の夢のタッグとかいかがか。
烈の力みと本部の脱力が合わさって最強に見える。



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