ボクサーズヒストリー



ここ最近は烈がボクシングにいじめられ、何とか一矢報いたところだ。
中国武術の歴史を覆すような不祥事ですよ。
だって、たかがボクシングに…

しかし、ボクシングは本当に弱いのか?
たしかにアイアン・マイケルはひどかった。
だが、アレがボクシングの全てではあるまい。
というわけで、ボクサーの全試合を振り返ってみよう。


第1試合 高山★VS.範馬刃牙☆
記念すべき初ボクサーこそ高山だ。
陸上部が投げた鉄球を顔面に受けても鼻血一つ流さないタフネスと
インターハイのウェルター級チャンピオンすら反応できぬジャブを兼ね備える。
でも、刃牙に拳を握られただけで負けました。
ボクサーの負け犬街道はこの時点で始まっていたと言っても過言ではない。

第2試合 名も無きチャンピオン★VS.範馬勇次郎☆
関口ボクシングに在籍するチャンピオンだ。
関西弁が特徴である。
腕を折られ鼓膜を破られ、スピーディーに壊された。
屈辱のボクサー2連敗である。
まぁ、範馬一族が相手だし…

第3試合 高山★VS.名も無き不良☆
高山が不良相手にボクサーの真髄を見せつけるぞ。
バット投げられてひるんで、殴られて蹴られて、気を失いました。
…ボクサーの真髄を見せつけたか。

第4試合 平尾★VS.範馬刃牙☆
中学ボクサー平尾が刃牙に殴りかかって、一瞬で腕を捕まれて終わった。
腕を捕まれて折れるは雄弁な敗北フラグだな。
ベストバウトに選ばれた伝統派空手の人の方がまだ善戦していた。

第5試合 トミー・カービン★VS.花山薫☆
ついに出てきたヘヴィ級チャンピオンだ。
(描写されていないが)ユリーに負けて、そして花山にボロクソにされた。
ヘヴィ級チャンピオンの信頼度は15歳の花山以下だった。

第6試合 ユリー・チャイコフスキー☆VS.センサラック・ディーノイ★
ついにボクシングが勝った!
ムエタイ相手にな!
ムエタイにかよ!

第7試合 ユリー・チャイコフスキー☆VS.範馬刃牙★
ボクシングの2連勝だ!
それも範馬一族に勝利するという偉業である。
でも、刃牙がまだ弱かった時期だから微妙な勝利だ。
後にとんでもない実力差を見せつけられちゃうし。

第8試合 ユリー・チャイコフスキー★VS.花山薫☆
ユリーの連勝記録はあっさりと花山に止められる。
見事なまでの完敗だ。
やっぱり、ボクシングの扱いってこんなものか?

第9試合 ラベルト・ゲラン★VS.夜叉猿Jr.☆
最大トーナメント初出陣は夜叉猿によって敗北に終わった。
でも、加藤と戦っていたらけっこういい勝負になっていたと思う。
加藤相手ならな…

第10試合 アイアン・マイケル☆VS.李猛虎★
韓国の炎の虎というか特攻隊長、李猛虎を一蹴だ。
でも、けっこう危なかったよね。
柵なかったら負けていたかも。
そして、テコンドーは正真正銘白星がない。
ある意味、ボクシングよりやべえ…

第11試合 アイアン・マイケル★VS.柴千春☆
ヘヴィ級チャンピオンは不良に負ける。
それがボクシング。

第12試合 アイアン・マイケル★VS.範馬勇次郎☆
まぁ、勝てと言う方が酷だろう。
でも、ボクサーがボクシングで負けてどうする。
いや、それでも勝てと言う方が酷だが。
むしろ、負けたことより挑んだことを責めるべきだな。

第13試合 Jr.☆VS.デイヴ★
久し振りのボクサーはモハメド・アリをモデルにした秘蔵っ子だ。
とりあえず、デイヴを倒して鮮烈デビューだ。
ここからボクサーの確変が始まるぞ。

第14試合 Jr.☆VS.百林寺の人★
アライ・猪狩状態を完全に打ち破った。
名無し相手には滅法強いボクシングだ。
…あ、高山は名無しに負けてた。

第15試合 Jr.☆VS.除海王★
海王相手に完勝だ。
長い充電期間があったからか、ボクシング反撃の時来たり。
でも、巨漢相手なんだよな。

第16試合 Jr.☆VS.範海王★
何とも立ち位置に困る範海王相手に勝利だ。
ベストがっかりは春成が担当しちゃったんだよな。
その状態で範海王が負けても、がっかりさが際立たない。

第17試合 Jr.☆VS.渋川剛気★
ついに大物に勝利した。
ボクシング史に残る偉業である。
素晴らしい功績だ。誇ってもいい。
あっさりすぎて連載当時は不満だったけどさ。

第18試合 Jr.☆VS.愚地独歩★
さらに大物に勝利した。
この頃のボクシングは間違いなく強い。
まぁ、これもあっさりすぎて不満だったが。

第19試合 Jr.★VS.ジャック範馬☆
ボクシングの確変は範馬の介入で空しく終わってしまった。
範馬相手だから仕方もないが、確変が終わってしまったのは困りものだ。
以後、ボクシングの暗黒期が訪れる。

第20試合 Jr.★VS.渋川剛気☆
第21試合 Jr.★VS.愚地独歩☆

双方共に悲しいまでにボロ負けだ。
メッキが剥がれればこんなものなのか?

第22試合 Jr.★VS.範馬刃牙☆
あまりにも凄惨かつ笑える試合だった。
負けたこと以上にギャグになったのが不味い。
再起不能だ。
梢江だけでも…と思ったが、数年後にトドメ刺されたし息していないよ。

第23試合 シャドーアイアン・マイケル★VS.範馬刃牙☆
確変も終わり大恐慌時代が始まった。
ボクシングの株価は落ちる一方で救いようがない。
まぁ、ネタとしては落ちるところまで落ちた方が救いようがあるか。

第24試合 アイアン・マイケル★VS.マウス3兄弟☆
落ちるところまで落とした挙げ句、さらに地面にすりつけるような追い打ちだ。
もうダメだな…ボクシング…

第25試合 リチャード★VS.ストライダム☆
モブキャラ同然の扱いとはいえ、きっちり負けている。
それもストライダムに。
ボクシングの株価は地の底を貫いたかと思いきや…

第26試合 麻仁アキオ★VS.烈海王☆
第27試合 ギャリー★VS.烈海王☆

まさかのボクシングリベンジだ。
一体、何が起きたんだ?
でも、負ける。まぁ、ボクシングだし。
そう考えていた時期が俺にもありました。

第28試合 ワーレフ★VS.烈海王☆
巨漢×胸毛×ロシア人×ボクシングの四重奏は強烈だった。
問答無用に負ける。
ボクシングは所詮この程度だと思ったら…


そんなわけで実に9勝19敗だ!
勝率は1/3だ。3回やれば2回は負ける。
でも、1回は勝つのでそれを考えると烈とクレーザーの試合あたりが山場になるか。
クレーザーの健闘は確率的にはありえなくもなかった。
勝ち星ゼロのムエタイやテコンドー、キックボクシングなどと比べると扱いがいいな。
…あれ…蹴り主体の格闘技の扱いってひどくないか…?


Weekly BAKI TOPに戻る