アニメ版バキ感想 第14話「許されぬ自由」



今週から刃牙道ならぬバキ道開始!
というわけでアニメ版。


オリバはパンチ一発で人を殺せるだけのパワーの持ち主だ!
凶悪犯とはいえ殺したことへのお咎めはなし。
アメリカだけあって物騒ですな。
まぁ、殺してでも事件の解決を望んだが故にオリバに依頼したのだろう。

オリバはショットガンに撃たれた。
普通なら重傷である。普通なら。
何かかすり傷程度だけど。
ともあれ負傷したオリバが傷を塞ぐためにやったのは大量のステーキとワインを摂取すること!
タンパク質さえあればいいということか。
ワインは……味付け?
ともあれ、この食事によってあっという間に傷が治るのであった。

オリバはその圧倒的な筋力、再生力だけでなく図書室と見間違う蔵書を持っている。
この全てを読破するほどの頭脳の持ち主なのだ!
まぁ、こちらに関しては園田が勝手に妄想しただけなんですけどね。
オリバは頭がいいのか悪いのかよくわからないところがある。
TOUGHの鬼龍もそうなんですけど、格闘漫画のインテリキャラって本当にインテリなのか疑わしいんですよね。

ともあれ、日本へオリバがやってくるぞ。
そこで気になるのはジャパニーズ美少女?梢江の安否だ。あまり気にならんな。
で、梢江はシコルスキーに捕まって下着姿にされていた。
まったくそそらない。こんなヤツが後々SAGAるとか本当に勘弁して欲しい。
で、シコルスキーによる梢江の拉致は何と勇次郎の指示によるものだった!
死刑囚にこんなことを頼むなんてよっぽど刃牙のことを気に懸けているんだな……

敗北を知りたいのなら勇次郎に挑めばいい。
そんなツッコミを受けてかは知らないが、シコルスキーは勇次郎に挑む。
まったく通じずにシコルスキーの強さのランクが一つ下がる。
さらに割り込んできたオリバに力負けしてしまう。
シコルスキーの強さのランクがまた一つ下がる。
……主人公に絡んだらこの有様だよ。さすが巨凶だ。

さらに刃牙も駆け付ける。
シコルスキー、勇次郎の計算通り、下着だけにされた梢江を見て刃牙はシコルスキーに怒りのラッシュを仕掛ける。
……この時、刃牙は勇次郎がこの場にいることを知っていた。梢江の拉致に絡んでいたことを知っていたのだ。
なのに、一番に仕掛けたのはシコルスキーだ。
……まぁ、この場で一番弱そうだしな。

刃牙は怒りに任せてシコルスキーをビルの外へと叩き込む。
童貞を捨てる覚悟だ!
殺人をあっさり行って受け入れる辺り、今の刃牙の精神状態はけっこうヤバい。
ヤバくてシコルスキーの後にオリバを殴る。
勇次郎は無視。梢江も無視。
いや、誰か梢江に上着をかけてやれよ……
克巳も気を利かせてやれよ……

ビルから落ちたかと思われたシコルスキーだったが、その指の力で落下速度を緩め一命を取り留める。
そればかりか、ビルを登ってリベンジだ。
シコルスキーの長所である指の力の有効活用である。
なお、次に出てきた時はその指の力でスプリンクラーに捕まるというよくわからん活用法をした。

シコルスキーは刃牙に真っ向肉弾戦を挑む。
……と思いきやガラスの破片をぶつけたり、頭突きに画鋲を仕込んだり卑怯技炸裂だ。
画鋲のフェイントは効果があったわけだけど、実際、戦っている最中にそこまで気が回らないような……
刃牙は勘が鋭いからこそ頭突きにありえない感触があれば、そこで気が取られると計算したのだろうか。
ともあれ、ラウンド2はシコルスキーがドロップキックを浴びせて制した。
正確には直後に警察がやってきて勝負なしになったのだけど。

そして、刃牙とシコルスキーのラウンド3はシコルスキーのアジトの廃ビルで行われる。
誰に教えてもらったんだよ、刃牙。
やっぱり、神心会か?
警察以上の捜査力を持つ暴力機関の本領発揮である。
ホントどうかしてるな、神心会……

ラウンド2ではシコルスキーに武器を使わせたから不覚を取った。
そう思っているのかは知らないが、刃牙はシコルスキーにパンツを履くことさえ許さない。
これが伝説の「誰がパンツはいていいッつッた」である。
いろんな場面で使いたいけどなかなか使えない台詞だ。

武器なしなら刃牙は強い。シコルスキーを圧倒する。
苦し紛れにバケツを使ったところを、それをシコルスキーの頭に被せると卑怯技へのカウンターも完璧である。
ところでシコルスキーはバケツで何をしたかったんだ?
普通に得意の切り裂きナックルで切った方がダメージがデカかったと思うのですが……
卑怯に馴染みすぎたせいで正攻法が選択肢から外れやすくなっているのかも。

バケツが外れなくなったところに刃牙のお得意の容赦なしの金的を放つ。
睾丸を潰して勝負ありである。
と思ったら生きていてその場にやってきたオリバに蹴りを放つ。
……何でオリバ?
蹴りやすい場所にいたからとか?
こういう時に無視されるのが刃牙らしいというか何というか。

シコルスキーはオリバに切り裂きナックルを放つがまったく通じない。
粗塩による皮膚を鍛えていたのだ!
皮膚を鍛えるのはなかなかない発想だ。
犯罪者と戦うのがオリバの仕事である以上は刃物とやり合うこともあるからその対策なのかも。

オリバのラリアット一発でシコルスキーは敗北する。
卑怯技が入る余地もない強さの桁の違いを見せつけた。
バキ世界の噛ませ犬オブ噛ませ犬のロシア人の在り方をシコルスキーは見せつけたのだった。
しばらくして復活するんだけど、その時も刃牙は狙ってもオリバは無視しているんですよね。
シコルスキーは勝てる相手にしか挑まないから敗北を知らないのかも。
シコルスキーがあっという間に小物になりながら次回へ続くとさ。