バキ道感想 第20話「肩甲骨」



宿禰VS大関のストリートファイトが始まる!
得がないし損ばかりの勝負なのに乗るなんて大関は侠気溢れるな。
やっぱりガチ大関なんですかね?


大関は上着を脱ぎ捨てる。
本気でやる気だ。やる気なのかよ。
警察は宿禰を複数人で止めようとするが止まらない。
というか、積極的ですね、警察。
武蔵の件で危機意識が高まったのか?

大関は宿禰の底知れぬ強さを見切っていた。
その上で戦おうとしている。
さらには怪我の責任を持つまで言ってのける。
ホント、男らしい大関ですな。
金竜山の言う相撲協会の穢れをまったく感じさせない。

宿禰は大関を仲間にするために喧嘩を売っているのかも。
ほら、よくある仲間になりたそうに見ているとかそういうヤツだ。
実際、相撲協会と戦うにしても宿禰個人だけでは相撲協会の面子を潰して終わりだ。

これからの新しい相撲を引き受ける本物の力士たちがいてこそ、相撲の威厳は取り戻せるだろう。 本物の力士たちを集めるのが宿禰と金竜山の第一目標かも。
その過程として力自慢のオリバと戦ってみて逸材ならスカウトしようとしたけど、力士としてイマイチだったから肋骨を破壊して殺したのが実情かも。

大関は宿禰にぶちかましをぶちかます(やや重言)
しっかりと腰を落として立ち合いの構えを取った大関に対して、宿禰は棒立ちである。
男らしいと思ったけどちょっと不意打ち気味で卑怯ですな、大関。
宿禰にも構えさせればいいのに。

あるいはストリートファイトなら不意打ちは当たり前という理由か?
それなら納得だ。
不意打ち程度で卑怯と言う人間はバキ世界にはいない。いても雑魚だ。
やはり、ガチ大関なのかも。
何だか金竜山には勝てそうな気がする。
この大関のぶちかましを宿禰は真っ正面から受けて凄まじい音が鳴り響く
すると宿禰は態勢を崩さなかったものの少し下がっていく
ん……? 大きな音がして下がった……?
音さえ鳴らすことができず微動だにもさせられなかったオリバは何だったのぉ!!
い、いや、ほら。
オリバはただ力任せに突っ込んだだけだから……大関は自分の体重をしっかりと相手にぶつける技術を持っているから……これには宿禰も棒立ちでは分が悪いから……
負けるまでも酷くて負けてからも酷いオリバ苛めである。 けっこう普通に悲しい。

ともあれ、ぶちかましを受け止められた大関は冷や汗を流す。
一方で宿禰も大関の実力を認めていた。
大関はぶちかましに限ればオリバ以上だ。 オリバ刑務所編に出てきたゲバルに負けたリキシマンも相撲でオリバと戦えばいい勝負したかも。
……いや、あいつはゲバルと相撲をしてボロ負けしてたな。

大関を受け止めた宿禰は10トンの握力を大関に向ける。
まさか、また肋骨を破壊するのか?
いや、宿禰の狙いは肩甲骨だ! 肋骨を掴むのはマワシを掴むことの延長線上と言えなくもないが、肩甲骨を掴むのはまったく相撲じゃないですな。
古代相撲では肩甲骨狙いも普通だったのか? それとも宿禰のオリジナルなのか?

この状態から大関は片腕で投げられる。
握力のみならず腕力もとんでもないのが宿禰だ。
大関の頭部がアスファルトに向かって叩き付けられようとする中で次回へ続く!
次回、休載!
バキ道になってからホント休載が多いですね。
板垣先生も勢いだけで作る時代は終わったのだろうか……