バキ道感想 第38話「VS横綱 零鵬」



ネタバレ! 岩波混沌カオス瞬殺!
まぁ、勝てる方がおかしいね。
いや、勝った方が先の展開が読めなくなるからいいかも?
まさに混沌カオス!!!
というわけで行ってみよう。


さて、岩波混沌、大相撲とやるかというみっちゃんの生け贄の祭壇への誘いを二つ返事で受けた。
大相撲は日本最大の格闘技ブランド。
地下マイナー格闘家にとって、こんなに美味しい話はない!
って、岩波混沌よ、君、マイナーなのかよ。 地下と言うことから地下闘技場戦士のようだが……

いつの間にか格闘技の聖地、地下闘技場の評価が下がっている。
いや、マイナーにはマイナーなのだが、格闘技と言えば地下闘技場というくらいのメッカだったはずだが。
日本どころか世界に名立たる地下闘技場だ。
表の世界一と言っても過言ではないアトラスが小僧扱いされる場所だし。
それほど大相撲はスゴいのか?
ブランドとして有名でも日本国内ですよ?

ともあれ、岩波混沌、181cm102kg。
体躯は悪くない。
そんな岩波混沌の全力の裏拳が決まった!
手応えから連想したのは巨岩のイメージ! うーん、やっぱり、コイツはダメみたいだ。
全然効いていないじゃないですか。
これで零鵬を瞬殺していたら岩波混沌は英雄だった。

ともあれ、横綱の、零鵬の格を知る岩波混沌だった。
完全に呑まれている。
追撃もしていない。
そして、一瞬で組み付かれてやぐら投げで岩波混沌死す。 トランクスが股に喰い込むくらいに壮絶な投げである。

まるで本部VS金竜山の焼き直しのような試合であった。
打撃が通じずやぐら投げで一瞬で崩されて負け……
いや、本部の方が捌きやら突っ張りやら、大相撲の強みを引き出していたか?
つまりは岩波混沌、本部以下である。
とりあえず、強さが訝しまれた大相撲だが一山いくらのモブ格闘家よりは強い。 ……あまり自慢にならんな。

「次なるブランド」
「165センチ97キロ」「超小兵 炎である」


零鵬の次は炎の出番である。
零鵬は横綱らしい大型力士だが、今度は165cmと格闘家の中でも小柄も小柄。
一体どんな相撲を見せてくれるのか!
って、もしかして全員分やる気なのかよ!?
それよりも大関が弱かった理由について説明してくれぇ!

ともあれ、大相撲の強さアピールの時間のようだ。
零鵬は強かった……のかはあまり自信がない。
何せ岩波混沌が弱すぎる。名前以外の印象が弱すぎる。 これじゃ勝っても自慢になりませんし何もアピールできませんよ。
あいつが相手では本部に勝った頃の金竜山でも勝てる。

なのでせめて実力者と戦って欲しいところだ。
鎬昂昇とか寂海王とか加藤とか、その辺の強くはないけど弱くもない人たちに期待したい。
賞味期限が切れているアライJr.やゲバルを持ってきてもいいぞ。
いっそのことサムワン海王やアイアン・マイケルを持ってくれば俺は大いに喜ぶ。

それともまさか岩波混沌を使い回す気でいるのだろうか。 力士たちは岩波混沌を相手に連勝する。
だが、それによって岩波混沌が変貌、その力が増していく。
岩波混沌カオスの真の正体は徳川研究所で創造つくられた人工ガーゴイル、通称混沌獣カオスビーストだったのだ!
人間をベースにあらゆる生物の遺伝子を組み込まれ誕生した岩波混沌はまさにカオスそのもの。
秩序を重んじる大相撲と混沌を生み出そうとする岩波混沌の死闘が始まる!!
……とかやってくれれば盛り上がるんですけどねー。
ピクルや武蔵が出てきた時のような、烈の右腕の移植みたいな、ワケがわからないけど盛り上がる展開に期待したいところですな。
次回へ続く。