データ吸い出しについて
ツク5が発売されてから4年…
未だPS2吸い出しツールの主流はメモリージャグラーUSBです。
このツールはPS2データだけでなく、PS1データを使える汎用性がウリです。
んが、高い・使いにくいととてもじゃないですが、お手軽とはいえない模様。
このジャグラーの使いにくさがツク5作品の供給を妨げている要因のひとつかな?と思ったり。
そんなわけで自分はサイバーガジェット社のマックスドライブをオススメします。
これは付属CDとUSBメモリさえあればデータ吸い出しができるという非常に便利なツールです。
ジャグラと異なり、PS2データしか扱えないものの、PS2とPCを繋ぐ必要がないため、場所を選ばす使用することができます。
データ編集も非常に簡単なので小さなお子様も安心です。
PS2吸い出しとしての性能はジャグラーを圧倒的に上回っているといえましょう。
(ただし、現在生産終了につき入手困難。一応、マックスドライブはプロアクションリプレイ3にも付属しており、こちらは比較的容易に入手可能。値段は10000円ですが…)
ただ、マックスドライブでデータ変換を行える拡張子は『max.』という形式だけなのが難点です。
これだけだとよくわからないと思いますが、つまりはジャグラーで変換された拡張子『psu.』形式のファイルは扱えないということです。
現在、ツク5のデータを配布している人はジャグラーを使っている人が多いので、このあたりは困りどころです。
そこで配布されているpsu.形式のデータをmax.形式にして、マックスドライブに変換しましょう。
ここのフリーダウンロードにあるPS2 メモリーカードイメージコンバータを使えば、psu.ファイルをmax.ファイルに変換することができます。
使い方は以下の通り。
画面左側にあるファルダ選択で、変換したいpsuファイルがあるフォルダを選択
↓
画面右上のウィンドウの『PSU⇔MAX』を選択
↓
画面下の『PSU形式表示』を選択
↓
変換したいpsuファイルを選択し、『変換して保存』を選択
以上でmaxファイルに変換できます。
逆にmaxファイルをpsuファイルに変換したい場合は、3番目の手順を『MAX形式表示』にすればいいです。
マックスドライブを使う上での注意点
マックスドライブはデータを解凍・圧縮することで、PS2メモカとUSBメモリを行き来させます。
この時の注意点として、容量の大きいデータを複数同時に解凍・圧縮するとデータが破損する危険があります。
ツク5のデータは約2000キロバイトと容量が大きいので、ひとつずつ解凍・圧縮を行うようにしましょう。
ヘタするとデータが破損する可能性があります。
また、PS2ブラウザ以外のものを使ってデータのやり取りを行うため、データ破損の可能性を孕んでいます。
(自分は数度壊れた経験あり)
マックスドライブに慣れないうちは予備メモカを使うなどして、慎重に吸い出しを行いましょう。
なお、マックスドライブは付属USBメモリ以外も使用することができます。(対応するUSBメモリは公式ページで確認してください)
ただ、付属USBメモリ以外は認識されにくいため、基本的には付属USBメモリを使うといいでしょう。
覚えておくといいこと
マックスドライブ起動後、メモリーカード選択画面でL1・L2・R1・R2を同時押しするとメモリーカードのフォーマットを行うことができます。
マックスドライブを使っていると稀に削除不能な破損データが作られることがあります。
その場合、フォーマットをすれば破損データを消去することができます。
また、メモリーカードが本来の容量よりも下回ることがなぜかあります。
この場合もフォーマットすれば元の容量に戻せます。