範馬刃牙 第39話 譲れぬ想い



今回の範馬刃牙は刃牙なしで進みます。
ベッドにすらその姿が見られないことから、前回のオリゲバマーヴルスクリューを喰らったきり立ち上がってきていないようだ。
完全にいなかったことにされているのが刃牙らしい。

長老はゲバルにオリバの恋人の情報を伝える。
なんとオリバは刑務所内で同棲しているらしい。
これに習って刃牙も梢江と同棲したらどうだろうか?
恐らく激しいパッシングを浴びるだろうが、今のかわいそうな扱いをどうにかするには梢江の力を借りるしかないだろう。

オリバの恋人の存在は誰の目にも止まっておらず、オリバの口からのみ語られているようだ。
何?モニターの中の恋人ですか?
きっと、兄チャマチェキとか言うに違いない

さて、当のオリバはタキシードに着替えていた。
おめかしする気満々だ。今から恋人に逢いに行くのだろうか。
ゲバルのつばを浴びたハンカチは丁寧に洗われ、乾く間もなくポケットに入れられる
…それでいいのか、オリバ。
せっかくかっこつけたのに、いきなり失態を犯している。

[愛するという言葉以上の愛する表現が存在しない]
[わたしのこの胸筋の奥深くの]
[この五体に漲る感覚の―――――これをいったいどんな言葉で表現したら良いと言うのだ!!!]


かっこつけてるが胸ポケットに入れたハンカチはへたれたままだ。
せっかく振りかけた香水も片手に抱えた薔薇もこれだと台無しだ。
ついでに胸じゃなく胸筋と例えるあたりがオリバだ。
筋肉を絡めないと気がすまないんだろうな、こいつ。

「おそらくは存在しない恋人をデッチ上げ 刑務所内での己の自由を表現したかったのだろう」
「「繋ぎ難き者(アンチェイン)」のイメージをより確実にするためにッ」


ゲバルはオリバを完全にガセ扱いしていた。
長老たちもそれに続く。
彼女は見せないと誰もその存在を信じてくれないようだ。
うん、半端にリアルだ。

ゲバルはケント(巨漢)にロッカーから取り出した謎の壺を渡す。
決戦場で渡すように命令し、それまでは開けないように注意する。
開けると豪雨(あめ)と突風(かぜ)と高波(なみ)と雷が飛び出るという。
化粧といいゲバルはオカルトに頼る人だ。
マイシスターは千影に違いないな。
真面目に考えると尿とかつばとか、そっち系の趣味のあるゲバルだから、そっち系のモノが入ってるんだろうなぁ。

で、オリバさんはいきなり恋人らしき人にタバコを投げつけられていた
ついつい「ITEッ」並みのリアクションをしてしまう。
こんなことができる婦女子は世界広しといえど、KOZUE MATSUMOTOくらいだろう

「どうしたんだいハニー」
「いつも通り君の指定する時刻(とき)に現れたし……」
「君の大好きなバラだってあんなに…」


オリバは今までにない卑屈な笑顔で機嫌を取ろうとする
こんな笑顔をしていたのなら、そりゃあゲバルもつばかける。
この笑顔が気に入らなかったのか、恋人さんは枕を投げる。
シンプルにしてディープなノロケ技だ。

「この…………能なしがッ

恋人マジギレだ!
素顔が出ていないから判定できないが、恐らくは梢江クラスにキレているだろう
もうオリバのスネを蹴りまくる。
君が泣くまでスネを蹴るのを止めない!

オリバの恋人の謎が高まったまま、次回に続く。
オリバに向かってタバコも枕も投げつける女性だ。
恐らく松本の血を引いたようなフェイスをしているのだろう。
もしくは松山せいじか?
111cmの奇形が刃牙紙面に登場する!!


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