感想です。 ( No.40 ) |
- 日時: 2013/11/18 23:24
- 名前: よしだ ID:SIH2qCQc
ネコキングバッヂの存在に気付かずクリアしてしまったので2週目やってきました。 こんばんは、先日Princess Saviourの感想を書かせて頂いた者です。 最近はアップデートがあるらしいので楽しみにしつつ、一日一時間レベルをチマチマ上げてます。 以下Another Saviourの感想です。 (前作の感想も書かせていただいたので変更にあたる部分に対する感想が主になっています。 前作で「良かった」と書かせて頂いた部分に関して、同じ点であれば触れていなくても「引き続き良かった」と判断して頂ければと思います。)
●お話 今作は戦闘がメインっぽい?のでさっぱりしていてプレイに集中しやすい雰囲気。 前作は結構クセが強い感じでしたが、今回は割とストレートでわかりやすい印象ですね。 外伝作品ということもあり前作をプレイしていればキャラクターの掘り下げもあってより楽しめる! 「人の自分自身の存在意義について」がテーマっぽい?と感じていますが、 前回はストーリー性が、今回はテーマ性が重視されているのかなー?というのが素人的な見解です。
●登場人物 今回印象に残ったキャラクター ・アルトワルツ ああなるほど若かったら確かにこんな感じだろうなと、妙に納得。 前作の同キャラクターとは年齢はともかく過ごした時間は大きく違いますし。
・冥王 割とノリがアホっぽくて憎めない、むしろ可愛い。何があった冥王。エンディングのやりとりもよい感じ。 どうでもいいですが先代冥王も中身が一緒だと思うとあの見た目で「ごぼ天キャッホイ!」とかなっているのを想像して笑えます。
・リンネ 何があった不死王。唯一にして最大の欠点はわしの大好きな先代不死王と共存できない点…
・マリナ 印象に残ったキャラクターというと若干ウソな気もしますが()。あまり苦戦した記憶もない… 腕前はドーピングでカバー!な所とキャラクター性は割りと好きです。若干かませ犬っぽいのに好感が持てるのは謎。
・その他前作の人々 裏方に回っているけど最終決戦で前に出てきちゃう聖王とか、 義理堅い魔王軍とやられたままでは済まさない魔王など、前作キャラの見せ場もほどよくよい感じでした。 特に前作で個人的に一番救われて欲しかったマリスルナに(セリフ的な面でも)見せ場があったのが嬉しかったです。 あと騎士王はポジションを獲得しましたね。芸人的な意味で。
●戦闘 とにかく前作の戦闘が大好きだったので、それが難易度を上げて帰ってきただけでも大喜び。 しかし実際プレイすると前作を踏襲しつつ似て非なる、むしろ中身は結構別物かも?という印象です。 どちらにせよ、より歯応えがあり、かつ戦略性も一層高くなっているので今回も楽しく遊ばせて頂きました。 アイテム補充、タゲ取りスキル、攻撃時に回復する特性及びスキル等の存在により、持久的戦法が取れるようになった事が変化として大きいと思います。
独自要素に関しては、 ゾーンは前作より操作しずらくなった+意識しにくくなったかな?という印象。 (そう思っていたらノーブルレッド戦でイヤというほど意識させられたものの、結局ゾーン操作は難しいのでどうしようもなかった… 他の方の感想も読ませて頂くと私自身が今回のゾーンのシステムを上手く飲み込めていないのかもしれませんが…) レイトは持久戦向きの今回とは相性が悪そうなので無くしたのも正解かなと感じます(レイトシステムそのものは私は好きでしたが)。 エミッションはフォースを進化させたような感じですね。フォースより頻繁に発動できる上にカスタマイズ性もありますし。後エフェクトもオシャレ!
今回は各スキルのスロット数が多いので前作より一人一人に持たせられる役割の幅が少ない変わりに、 スタイルの存在により個々の特性がより強烈になるため、パーティ全体の戦略の幅はより深まったと思います。 前作の「戦略を組み立てておいて出てきた敵の状況に対応」から「(特に隠しボス達において)敵に合わせて戦略を組み立てる必要がある」に変化し、 戦略を組み立てる楽しさは前作以上という印象です。 再行動で連続撃破+ザコで気軽に6ケタオーバーキルの前作に比べると爽快感は前作の方が上な感じがしますが、 戦略性、歯ごたえはこちらの方が高く感じます。完全な上位互換にならずにより面白さを増しているのはむしろスゴイ。
あと個人的にボス級に「毒」が効くゲームは好きです。 ザコは攻撃した方が早いし、ボスに効かない「毒」って実質敵専用じゃねーか!と常日頃思っていますので。 事実大半のボスを毒+持久戦法で削り殺した人です私は。 というわけでアサシンギルドが一番のお気に入り(こっそりに開始時に出血ついてるザコがいたりと)。次点はブラッドハート。
●システム面 ・スタイル 6種類のスタイルが全般的にクセが強く、個性的すぎるのにどれも捨てがたい魅力的な性能。 特に所謂「バランス型」のプリンセスセイバーにも「APが豊富」という特徴を持たせているのが素晴らしい。 育成に関しては、無属性スロットの存在によりスタイルを変えると同じスキルセットができなかったり、 そもそも特性が異なるので、別のスタイルを育成しようとすると戦略を組み立てなおす必要があり、 前作でのグロウルート変更はパラメータの変化くらいだったので、ここは大きく変わった印象。 前作のほうがお手軽な反面、今作の方が「新たな戦略の発見に間接的に起因する」という別の要素もある気がします。 ・設備強化 アルターパーツの入手がある程度ストーリー進行に沿ってくるのと、 どうしても直接パラメータに関わる要素を優先したくなってしまうので自由度高そうでいてそうでもないかなぁと。 この点に関してはいっそストーリー進行に合わせてしまうか、お金で強化とかでもよかったような気がします(まぁお金足りないんですけど)。 ・食堂のアイテム 一週目ではお金が余る、ということがあまり無かったので使いませんでした。 二週目は「キノコフローネ全員分買うなら金が足りない」という意識で結局ハッピーセット×2しか買いませんでした。 核地雷とかが結構拾えてしまうので、割高でもいいので支給品にある小生料理のような独自性のあるアイテムや、 オミットされたゾーン変化アイテムあたりが買えればもう少し利用したかも、と思います(因みに小生料理には隠しボス達でお世話になりました)。
●そのほか ・グラフィックがスゴクキレイ(特に戦闘)! 知らない人に市販の作品と言っても余裕で騙せそうなレベル。 敵キャラの解像度に統一性が増し、エフェクトもドット系からCG系に、元々美麗なイラストもよりハイレベルに!
・怪人登場演出がアツイ! BGMもあいまってボス戦前のテンションアップ!「○○怪人」系の肩書きもいい感じ。
・チュートリアル搭載! 私は前作をプレイしていたので直接的関係は少ないですが、初心者に配慮する姿勢は素晴らしいと思います。
・スタートメニューからゲーム終了できるようになった 地味に嬉しい便利な改善点。
・カットリオンのデザイン変更 実はカットリオンは前作のほうがカワイイので好きです。まあ今作のも十分カワイイんですけども、どちらかといえば凛々しくなったような。 でも脳裏に「カットリオンのピンチに初代カットリオンが駆けつける!とかいう展開が将来の作品に搭載されたらテンションがヤバイ!」 とかいうものがよぎったので、私の中では初代カットリオンとカットリオン2号が存在するという脳内設定になっています。
・随所にある「アホっぽさ」 ナウいキャラクターデザインにシリアスな雰囲気、対してそもそもボスが怪獣!デザインもアレな感じ! このノリは市販のゲームでは絶対に出せないか、出したら叩かれる気がします。ある意味フリーゲームである事の強みを存分に発揮できている気がします。 ジャズコンサート会場にパンクロッカーが乗り込んだ!みたいな。個人的には大好きです。まあジャズもパンクもどっちも好きですが。 どうでもいい事かもしれませんが個人的フェイバリット技名は「バイブレーションブレイク」です。
というわけですいませnまたアホみたいに長い感想を書いてしまいました。 しかし続編(外伝)が出たことで私の中で「印象に残ったフリーゲーム」から「好きなシリーズ」になったのも確かで、 予定されているアップデートや、(まったく別の作品であっても)新作が製作されるのであればそれは非常に楽しみです。 アップデート作業も大変だと思いますが、期待しつつ陰ながら応援しています。
そして余談を、感想の最後に質問を付け加えてしまって申し訳ないですが、 推理ロボマンのステージ募集はもう締め切りでしょうか? 最近日記の方を遡って少し読ませて頂いて興味を持ったのですが、もう暫く前の記事だったようですので…
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