…SouthYOKOHAMA… 俺たちのSTREET… 醒めちまったこの街に…熱いのは…俺たちのDRIVING… |
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長い悪夢は終わり…暗雲を振り払ったYOKOHAMAは… また、新しい活気を取り戻しつつある。 いなくなった走り屋は多い…だけど、また新しい走り屋が生まれている… 俺たちの物語はまだ終わっちゃいねえ… だから…走る…物語の先を知るためにな… |
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BayLagoon埠頭に車を止める。 そこにいたのは…Wagon660に乗った山田だった。 …CVCはどうしたんだ…? BATTLEに負けてオケラになってしまうほど、あいつは遅いわけじゃない。 …確かめてみるか。 |
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…冗談じゃねえ… 山田に頼まれちまった… YOKOHAMAを訪れるWARRIORのために…HandBookを作れって… たしかに今のYOKOHAMAは荒れている。それが必要になるのもわかる。 …そんなの、俺のガラじゃないのさ。 |
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だけど、そうさ… WON-TECから助けてもらったっていう、でっけえ借りがある。 それに…山田…あいつも俺のR… …PASSするのも野暮ってものか… |
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俺は山田が借りてきたっていう取材車のEngineに火を入れる。 鳴り響くEXHAUST NOTES…夜の響き… 走るための車じゃねえってわかってる。 だけど…俺の手が震えちまう。 走りの鼓動…それを感じてしまうんだ。 |
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…冗談じゃねえ… HI-RES Mode… 取材車に積まれているCameraに刻まれた見慣れねえ刻印。 山田から受け取ったMemoに目を通してみるのさ。 |
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『今までのCameraは320*240の解像度だったじゃんか。 でも、これは640*480で撮れる高級品じゃん! これを使えばもっと綺麗な写真が撮ってくれよ、赤碕!』 |
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640*480…今までの4倍の解像度で撮れるCameraらしい。 使わない理由はないな… …そうさ… Rの真の姿が見れる…今夜はそんな予感がしていたんだ。 |
BayLagoon埠頭…俺たち、BLRのBasePointさ。 だけど、BLRのみんながここにいることは少ない。 だからか、UORの会場に使われることもよくある。 公道は誰のものでもねえ…好きに使うといいって藤沢先輩が言っていた。 …そうさ…走り屋の溜まり場…この場所の価値はそれでいいのさ。 |
BayLagoon
Tower…BayLagoonを見下ろす現代のバベルの塔… そうさ…神話と同じようにくだらねえ野望で育って…崩れ落ちていっちまったんだ。 今は爆破事故で跡形も留めちゃいねえ。 …だけど、Cameraには在りし日の光景が映し出されている。 これがBayLagoon Towerに巣食う亡霊の魔力なのか? …冗談じゃねえ… |
…沢木コーナー… 沢木と藤沢先輩が事故った…呪われたコーナーさ… HandBookで紹介するようなSpotじゃないってことはわかってる。 だけど…このコーナーを訪れるたびに走りの重さ…命の重さを感じてしまう。 この気持ち…あんたにも知ってもらいたいんだ。 |
…第2氷川丸…ここに係留している船さ。 夜の港はいつだって静かなものさ。 この静寂に…俺は安らぎを感じちまう。 Hamaを包むEngineの饗宴…夜の響き…そこから離れたければここに来てみるといい。 水面に浮かんだ街の明かりがあんたの熱を醒ましてくれるはずさ。 |
やけにデカい声のいらっしゃいませ…GSミラージュ… SYK唯一のGSだって言われている。 GSは走り屋の基本…忘れないようにやっておくのさ。 近くにはAUNO HOTELってホテルもある。 SYKに観光にきたのなら、ここを拠点に行動するのもいいだろう。 |
ボディショップ村丘…Hamaを代表する板金屋さ。 どんなBodyでもあらゆるChassisに合うように改造してくれる。 例えば…Wagon660のBodyをBUSのChassisに載せることだって出来る。 ここの親父はR…Respectに値する技術の持ち主なのさ。 |
MARINE
TOWER…SYKの走り屋たちの道標さ。 道に迷った走り屋は自然とここを目指し…そして、BATTLEするっていう。 そうさ…BATTLEの狂騒こそが、俺たちの本当の道標なんだ。 それがわかったら…もう一度ここに来るといい。 R…今まで見えなかったものが見えてくるはずさ。 |
恋人たちが語らい合う場所…山下公園… だけど…俺がここで出逢った人間は…山田だけ… …俺には関係のない場所さ。 あんたはここに何を求めるのか、好きにすればいい。 |
紅レンガ倉庫…ここにはWON-TECの暗部が隠されているって噂だ。 Policeの連中がここに訪れているのを、最近はよく目にする。 …Diablo…悲劇の発端… ここにあるのはそんな類のものなんだ。 |
スペンサーズ…SYKを代表するTuneSHOPさ。 PARTSだけじゃなくUnitのバラ売りもしている… 唯一足りないのもはディスカウントしてくれないことだけさ。 …最近はオーナー…WON-TECのゴタゴタで休業状態… だけど、いつかきっと…戻ってくる… スペンサーズの店長はそんな男なのさ。 |
ChinaTown…YOKOHAMAの名物も夜になるとBATTLEの最前線さ。 ここを根城としていた元町Q'sは解散しちまった… だけど、DRAG RACEの熱狂を知る者がここに集まり…元町Q'sに代わってRaceをしている。 そうさ…元町Q'sの遺した走りを受け継ぐ者がいるんだ。 こうして、走りは受け継がれていくのさ…ずっと、な… |
闇の銀行…WAKABA
BANK… その通り名は営業時間…そして、胡散臭い営業内容…この2つから来ているみたいさ。 例によってWON-TECの息がかかっていたらしく… 今は業務の再編に迫られているみたいさ… ご利用は計画的に…つまりはそういうことなのさ。 |
走り屋の集うファミレス…ジョニーズ… また、元の活気を取り戻しつつある… そうさ…走り屋たちの取り留めもない会話…語られる走り屋の噂… …走りの熱さ…その余韻… ジョニーズ…俺たちは一人なんかじゃないってことを教えてくれるファミレスなんだ。 |
横浜スタジアム…走り屋の間じゃ、ここはUORの開催地として知られている。 近隣にジョニーズがあることもあり、人気スポットなのさ。 ここでUORを走るのも良し、観戦してBATTLEの熱狂を楽しむのも良し… そして、走りに疲れたのなら…ドームの中でナイターを楽しむのも一興かもしれねえ… |
俺たち、BLRのリーダー…藤沢先輩の住んでいるマンションさ… 俺は走りに迷った時…ここを訪れていた。 だけど…それだけじゃ駄目なんだ… …それに…そうさ…わかるだろ? ここを訪れるのは気持ちの整理が付いてからさ。…お互いのな。 |
INTERNATIONAL
HOSPITAL…Hamaで事故った走り屋はここへ向かう… …出来ることなら…立ち寄りたくない場所さ… だけど、俺たちは命を乗せて走っている。 …それは忘れちゃいけねえんだ… |
外国人墓地…この一帯はSYK随一のテクニカルコース… MACHINE COMPLETEよりもDRIVING TECHNICが必要とされるのさ。 腕に自信があるならここを訪れるといい。 Hamaの奥深さを知ることが出来るはずさ。 |
HARVORWIEW
PARK… ここに訪れる走り屋は少ない。静かな場所さ。 だけど…そうさ…ここから見えるBAYBRIDGEの閃光… 涙をにじませちまうくらい…儚く美しい輝き… その光に包まれちまうと、スピードの向こう側を目指したくなっちまう。 ここはそんな場所さ。 |
ここはかつての本牧NRの拠点…本牧埠頭さ。 だけど…辻本のBLRへの移籍に伴ってNRは解散しちまった。 主なき埠頭に集まるのは…速さと走りを貪欲に求める獣たち。 YOKOHAMAの覇権を握ろうとする新たな勢力が集っているのさ。 そうさ…R…Rivalはいつだっているんだ。 BLRのRだった本牧NR…その後継となるTEAMが現れるのも遠い日の話じゃない。 |
SYKに存在する本格的なサーキット…Spencer's
Testcourse… WON-TECからRentalしたものだって聞いている。 …だから、ここがこれからどうなるのか…わかりゃしねえのさ。 今までのように金のない走り屋が使えるサーキットのままなのか… Bourgeoisieのみが優雅に走る高級サーキットになるのか… いずれにせよ、ここはSYKの走りの殿堂のままでいてほしいのさ。 |
COSMIC
BIGWHEEL…この時間じゃ乗ることなんて出来ねえ。 そうさ…俺たち、走り屋は流れるままに運命に乗り続ける… そんな人種じゃないんだ。 速く、より速く…運命の輪から外れようと足掻く者の集まりなのさ… …ここは走り屋には似合わない場所なのかもしれねえ。 だけど…嫌いじゃない…そんな場所でもあるのさ。 |
ANCIENT
BAY… 俺は走りを終える前にここに寄る。 その理由…そうさ…俺が言うよりも感じた方が速い。 ここからBayLagoonを眺めて… BayLagoonの光に何かを感じれば、俺がここに来る理由がわかるはずさ。 |
SYKのSpot…これで調べ終えたはずさ。 山田に電話さ… こんなこと…もうやりたくねえ。 | |
…冗談じゃねえ。 NYK…HAKONE…HIGHWAY…この3つの取材も頼まれちまった… いつもなら断るところだが… どうやら、山田は藤沢先輩から頼まれたみたいなのさ。 …藤沢先輩の頼みならやるしかねえ。 | |
高速に乗った俺はWagon-660のギアをOver
Topに入れる。 Keiに似合わねえEngineの咆哮…目指す先はNYK… …そうさ… 俺が依頼を断らなかったもうひとつの理由… …夜を走りたい… ただ、それだけなのかもしれねえ。 |
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