EPISODE2 雑音と不協和音と
主人公響が変身だッ!
主人公です。主人公。
放送前は奏が主人公だと騙されたものだが、公式のあらすじから無事主人公確定だ。
随分、凶悪そうな面構えになったが大丈夫か?
怪獣相手にビルをなぎ倒しながら暴れないだろうな?
今回からOPテーマが挿入される。
第1話のラストを飾った「Synchrogazer」だ。
ここでも響が目立っている。
さすが、主人公。
放映してから途端にキャラが立ち始めたな。
OPにはいくつかの新キャラも確認できる。
これが噂の雪音クリスか。
シンフォギアでは貴重(※1)な普通の美少女キャラっぽいが油断はできない。
あと胸ありますね。
奏といいシンフォギアは乳社会か……
※1
既に大半の女性キャラがイロモノ化している。
まともな女性キャラなんてシンフォギアには数えるほどしかいないんだよ……
「そんな……だってそれは、奏の……ッ!」
さて、前回のラストから。
翼はガングニールと聞いて驚愕していたのは、やはりと言うべきか、奏由来のものであった。
奏を失って2年。
翼の中では奏の存在はまだまだ大きいことが伺える。
あれだけイチャイチャしていれば致し方あるまい……
にしても顔芸する人だ。
イロモノ枠確定だよ!
いや、顔芸の前に逆羅刹ことカポエラでイロモノ枠確定だけど。
「え? え? なんで?
あたし、どうなっちゃってるのッ!?」
前回の強烈のラストから暴走が危惧された響だが、特に何てことなく理性を保っていた。
変身コスチューム(と言っていいのか?)には奏由来のものだけあって、カラーリングなどに奏の意匠が見られる。
二人並べれば多分胸部で差を味わうことになる。
そして、変身したのならばシンフォギアのお約束は既に第1話で形成されている。
それは歌うことだッ!
つーか、歌った!
変身していきなり歌った!
環境に適応しすぎだ。環境適応力が高いという設定はこういうことか?
シンフォギアシステムを発動させると歌いたくてたまらなくなる作用でもあるのか。
ボーカル「撃槍・ガングニール」は奏の「君ト云ウ
音奏デ
尽キルマデ」や翼の「絶刀・天羽々斬」とは毛色が異なる。
力強い奏や格好良い翼の歌とは違って、元気さや一生懸命さが伝わる曲調だ。
響の人物像が反映されている。
こんな歌を歌う響が、いつしか墓前に飾られる時が来る。
どれほど悲惨な展開が待ち受けているのだろうか……
「そうだ……何だかよくわからないけど……」
「たしかなのは……わたしがこの子を助けなきゃいけないって、ことだよね」
絶対に離さないこの繋いだ手は、こんなに暖かい人のぬくもりを守るために、響は少女のために飛ぶ!
飛びすぎた!
シンフォギアによる身体能力向上はかなりのものだ。
少女、大丈夫か?
こりゃ生卵を握りながら正拳突きをするような所業だぞ。
しつこさと空気の読み方には定評のあるノイズは飛んだ響を追う。
響は少女を抱きかかえたまま、地面を転がりながらタンクにぶつかりながらも逃げ回るのだった。
あまりの跳躍力に自分でクレーターを作っちゃっている。
ノイズがというよりも、自分の力を抑えきれず七転八倒している。
……少女、本当に大丈夫か?
散々な目に遭いながらも響は歌うのを止めない。呻き声も上げず、歌う。
ボーカルが流れている時は作画上でも歌って、メロディだけになると歌っていないのが芸が細かい。
歌はBGMとしての歌ではなく、演出しての歌なのだ。
戦いながら歌うのは大変だが、それでも歌ってしまうのがシンフォギアか。
何かブロントさんみたいになってしまった。
あ、キングジョーノイズさんだ!
怪獣のようなノイズの中でも特に怪獣らしいノイズである。
小型大型問わず同一個体のノイズは何体もいるらしい。
怪人から怪獣まで取り揃った素晴らしいラインナップだな。
金子彰史は怪人も怪獣も大好きだからこそだ。
いや、今更だけど。WAシリーズにも何遍怪人と怪獣を出したことか……
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トニ=/ ,|: :ー:
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ハミ=ソ:! |: : :!i|: : : ,-、: : //: :.! /:_:_:_入
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ついでにこのノイズさんはAAが作られている。
そりゃ作られるなー。仕方ねえなー。
「わたしが……やっつけたの……」
追い詰められた響はついに小型ノイズを裏拳で倒す。
目を閉じて顔を背けている。どうみても素人の一撃だ。
戦闘慣れしていないというか、喧嘩慣れしていないというか。
そんな一撃でもノイズを倒せることがシンフォギアの特異性を物語っている。
響は少女を助ける力だけではない。
ノイズと戦う力を持っている。
それは同じもので、違うものだ。
響は武器らしきものを持っていない。
OPでも徒手空拳で暴れていることから、素手で戦うタイプらしい。
奏と同じガングニールではあるが、槍を使った奏とは異なり格闘戦特化ということか。
ここで翼が駆けつける。
バイクでノイズを吹き飛ばしながら登場→乗り捨ててバイクが爆発四散→超ジャンプの後、何回転もしながら着地と
やりたかったことはわかるがそれをやるとギャグにしかならない登場だ。
ここ、絶対金子彰史が指示出したよね!?
バイクで吹き飛ばした後に乗り捨てて爆発させる(無意味)と格好良いとか思っているよね!?
よくわかっていらっしゃる。
この時、バイクでノイズを吹き飛ばしているのがポイントか。
ノイズには通常兵器が通用しないことは、第1話で自衛隊が(説明口調で)教えてくれた。
翼がシンフォギアの使い手だからか、響によってノイズが実体化(※2)したからか。
第1話で翼がノイズに対して無力であるはずの自衛隊と連携を取りながら戦えと命令されていた。
それはつまり実体化が行われた状態なら通常兵器でも戦えるということか?
※2
シンフォギアが発動するとノイズの色が変化している。
実体化なのかは定かではないが、ただの演出ではないだろう。
「呆けない 死ぬわよ」
「あなたはここでその子を守ってなさいッ!」
翼は2年前とは随分と言葉尻が厳しくなっている。
やはり、奏を失った影響か。
それでも響とそれ以上に少女を気遣っていることから、根元の性格は変わっていないようだ。
翼は変身し、歌を歌い戦う。
第1話で登場した蒼ノ一閃と千ノ落涙で雑魚ノイズを一掃だ!
1話ごとに新しい必殺技が出るかと思ったけど、そうでもないらしい。
でも、新しい必殺技も出て欲しいなー。
怪獣ポージングで響に襲いかかるキングジョーノイズには、巨大な剣で串刺しだ。
(てっぺんに直立するのがポイント)
これも必殺技かと思いきやテロップが出てこない。
ちょっともったいないなー。
うん、必殺技テロップが既に癖となっている私がいる。
響が持ちこたえ、翼がノイズを一掃することで危難は免れた。
生きることを諦めず、生還への道を繋ぐことができた。
事後処理が行われるのだが、そこでノイズの残骸を掃除機めいたもので吸い取っているのがわかる。
炭とはいえ、いや、炭だからこそ掃除が必要ということか。
「あったかいものどうぞ」
「あっ……あったかいものどうも」
出た!
金子彰史伝統のやり取りが!
「あったかいものどうぞ」と「あったかいものどうも」のやり取りはWAシリーズで幾度か行われたことのあるお約束で伝統である。
まさか、この場で使われようとは……
シンフォギアはシンフォギアというよりも、ワイルドアームズ6thシンフォギアなんじゃないだろうか。
金子彰史らしさはまったく揺るがない。
あえて作風を変えると言った器用な真似をする気がまったく見られないぞ。
あったかいものを受け取ると気の緩みからか、響の変身は解ける。
特に副作用はないようだ。
変身シーンは身体に悪そうだったが、変身自体には特に弊害はないようだ。
もっとも、奏が命を引き替えの歌を歌ったことから、何らかのリスクは隠されているのかもしれないが。
「実は翼さんに助けられたのは……これで2回目なんですッ!」
「2回目……?」
響は2年前のことに触れる。
翼に対してそのことを言うのは地雷だ。
響が遠因となって奏は命を落としている。
翼に何を言われても知らないぞ。
が、当の本人はアウトオブ眼中だったらしく、響のことをまったく覚えていない。
二人には間接的とはいえ深い因縁があるのだが、響は脳天気だし翼は忘れてしまっている。
それは幸か不幸か……
一件落着したが響がシンフォギアに目覚めた以上、これで終わるわけではない。
学園内にある特異災害対策機動部二課に拉致の後に歓迎会だ!
対応速ェ!
達磨が置かれているのがいいですね。
この辺の小物の使い方で世界観に味を与えるのが金子彰史流だ。
ファルガイアは箸社会だったりがまぐちだったり。
響はニュービーにもほどがあるとはいえ、ノイズと戦うことのできる貴重な戦力だ。
単純計算で戦力が今の2倍になる。
対ノイズ戦の構図が変わるかもしれないのだ。
「手錠をしたままの写真だなんてきっと悲しい想い出として残っちゃいますッ!」
こんなちょっとしたやり取りにも金子節が感じ取れる。
どこがどう金子節なんだと言われたら明確な返答はできないが、このノリこそ金子彰史だ。
ドーモ、日本で一番金子彰史を連呼しているシンフォギア感想です。
理解に困れ。
「そして、私はできる女と評判の櫻井了子」
できる女のフレーズが出てきた!
WAXFで使われた言葉だ。
やっぱり、これワイルドアームズ6thシンフォギアだよ!
戦姫絶唱シンフォギアとかフェイクだよ!
少なくとも金子彰史はそのノリで作っていやがるよ!
本当、自重する気がないな、金子彰史。
なお、WAXFの「できる女」ラブライナの年齢は34歳。
作中で何度も繰り返されひとつの個性として成り立った34歳だ。
まさか、了子も……
いや、あえて言うまい。
全裸検査(仮)などを終え自宅へと戻る。
未来は帰らない響やノイズの件から心配こそしていたものの、あまり大きなモノではないようだ。
ノイズの被害は大きく唐突なものだが、わりとこの世界の人物はあまり危機感がないようにも思える。
ノイズが日常化したのか、あるいは特撮における怪人や怪獣の出没のようなものなのか。
……多分、後者。
響と未来の部屋はフローリングの上に畳を敷いている。
達磨といい無駄に日本めいたアトモスフィアを醸し出す(いや、日本だけど)。
こうした細かい部分で味を出している。
やっぱり、金子彰史の指示なのだろうか。
「響の帰りが遅いから本当に心配したんだよ」
「ごめん……でも、ありがとう ちゃんと心配してくれるの、未来だけだよ」
「未来あったかいなぁ〜……」
「ど、どうしたの?
響」
「小日向未来はわたしにとっての日だまりなの」
「未来の側が一番あったかいところでわたしが絶対帰ってくるところ」
「これまでのそうだし、これからもそう……」
止めろ、金子彰史ィ! お前は無茶と無理をしすぎだッ!!
死ぬ!
絶対死ぬ!
萌えを書けない金子彰史が死ぬほど頑張ってるのが伝わってくる!
バリキをオーバードーズしたんじゃないか?
ホント、金子彰史大丈夫か?
ともあれ、金子彰史が(多分)血を吐きながらの百合シーンだ。
金子彰史、こういうの死ぬほど苦手だと自負しているんだけどなー……
実際、金子彰史キャラは普通の可愛いとは一線を画す。
一線を画した部分で可愛いとも思いますが。
ともあれ、百合色の雰囲気が高まる。
バキで例えると梢江が刃牙の部屋に乗り込んだ状態だ。
バキで例えると梢江が刃牙の部屋に乗り込んだ状態だ。
気分を昂ぶらせるために2回言いました。
こいつはヤラなきゃヤラれる!
未来は響にナニかを言いかける――が寝ていてそれを口に出すことはなかった。
多分、アレですね。
格闘と百合はそっくりだとかそんな。
「二人一緒なら何も怖くないな」
「あのギアは……奏のモノだ……ッ!」
一方で人間抱き枕のいない翼は可哀想なことになっていた。
思い返される奏との日々と、孤独な今の自分だ。
響が奏由来のガングニールを持っていたことを相当気にしているらしい。
かつての笑みを浮かべることはもうないのだろうか。
「ビッキーッ!
これからフラワーに行ってみない?」
「駅前のお好み焼き屋さんです おいしいと評判ですよ」
油分歓迎かよ、JKッ!
スイーツに興味など持たずお好み焼き!
イロイロな意味でレベルの高い響の友人だ。
スイーツで一喜一憂するプリキュアなど時代遅れと言わんばかりである。
それにしても金子彰史の青春時代が投影されているかのようだ。
(投影しないでいいもんを投影しているのは言うまでもない)
ぜってー学校の帰りとか喜んでお好み焼き食しているよ……
ついでにその頃の金子彰史はジャスコ裏の駐車場でショートカットの子にフラれていました。
だから、どうする。
普段の響も油分上等と喜んで行きそうだが、今の響はただの女子高生じゃない。
誘いを断り特異災害対策機動部二課へと出向く。
ここでシンフォギアについて語られる。
・聖遺物と呼ばれる現代科学では製造不可能な遺産を用いて変身する。
・聖遺物は遺跡より発掘される。
・聖遺物は歌の力で活性化、起動する。ただし、限られた歌と人物でしか起動しない。
・歌によりエネルギーに変換され鎧となった聖遺物は、アンチノイズプロテクター「シンフォギア」と呼ぶ。
・聖遺物を起動できる人間を「適合者」と呼ぶ。
・翼の持っている聖遺物は第1号聖遺物「天羽々斬」。響(奏)のは第3号聖遺物「ガングニール」。
・響は心臓付近にガングニールの破片が食い込んでおり、それによって変身することができた。
シンフォギアの情報はこんなところである。
理屈はわからないが歌の力でシンフォギアは動く。
歌いながら戦うのには理由があるのだ。
リディアンに特異災害対策機動部二課が存在しているのは、シンフォギアを動かせる人材を効率的に収集するためなのだろうか。
歌で聖遺物が起動するということは、第1話に出てきた聖遺物「ネフィスタン」を翼と奏の歌で動かそうとしたのか。
それだけならライブでやる必要はないため、ライブを行う意味もありそうだ。
そこのところも今後明らかになるのだろう。
「心臓付近に複雑に食い込んでいるため手術でも摘出不可能な無数の破片」
「調査の結果、この影は奏ちゃんが身にまとっていた
第3号聖遺物「ガングニール」の破片であることが判明しました」
「奏ちゃんの置き土産ね……」
響の持つガングニールの真実を聞かされ、翼は顔芸をする。
奏と同じシンフォギアなだけではなく、奏から継承したシンフォギアだった……
内心穏やかじゃないというレベルではない。
何か駄目な方向に感情豊かだ。
特異災害対策機動部二課は響に協力を要請する。
シンフォギアの適合者が増えるということは、戦力の増加に直結する。
ノイズとの戦いの構図も一気に変わる。
誰かを自分の力で助けられる。
そのことから響はあっさりと承諾する。
これも奏の影響だろうか。
翼と響は奏の影響を良くも悪くも受けている。
翼は顔芸するくらいには。
「わたし、戦いますッ!」
「慣れない身ではありますが一緒に戦えればと思いますッ!」
張り切る響に対して、翼の表情は沈痛そのものだ。
響は奏のシンフォギアを偶然とはいえ受け継いでいる。
気付いているかはわからないが、奏の死に間接的にとはいえ関わっている。
そして、翼はノイズとの戦いで命を落とした大切な人を知っている。
ついてこい新人、とは言えない。
響としては誰かを助けられるヒーローの力を持った上に憧れの翼と同じ場所に立てる。
アドレナリンが出過ぎて現実を見ることができていない。
金子彰史作品の主人公の典型的な症状に陥っている。
壊れモノが目隠ししたまま、階段を駆け下りている状況だ。
そして、金子彰史作品である以上、ここから成長していくことは想像に難くない。
「わたしの力が誰かの助けになるんですよねッ!」
「シンフォギアの力でないとノイズと戦うことはできないんですよねッ!」
「だから、行きますッ!!」
そんな間に再びノイズが現れる。
けっこうなハイペースだ。
時系列的にはここ数日で3回は出現している。
人類、大変だな。
この時、響は流されて戦いに身を置くのではなく、自分の意志で戦うことを決めた。
その決断の重さを知る時はいつ訪れるのだろうか。
「翼のように幼い頃から戦士としての鍛錬を積んできたわけではない」
「ついこの間まで日常の中に身を置いていた少女が誰かの助けになるというだけで
命を賭けた戦いに赴けるというのはそれは歪なことではないだろうか」
「つまり、あの娘もまた私たちと同じこっち側ということね……」
響に協力を要請した身ながらも、弦十郎たちは響の在り方に危うさを感じる。
2年前の事件と奏と翼の戦いは、響の人生観に大きな影響を与えたのか。
正義の味方になるのに必要なある種の危うさ……
それを響は持ち合わせていた。
そして、翼は幼少期からシンフォギアの使い手、それでなくても何らかの戦う者として生きていることがわかる。
まるで修羅の国の住人のようだ。
奏との出逢いもそれに由来するものなのだろうか。
そんな翼がアーティストとして活動した経緯も気になるところだ。
ノイズの被害を見る限り、けっこうな大きさだ。
炭が見えることから何人かの人間は亡くなっている。町も荒れている。
今は平穏の方が勝っているが、第1話の暴投のようにいつか町が荒野に変わる時が、
それだけの戦いが起こる時が来るのか?
で、今回の新しいノイズさんは合体して、お歯黒べったりになったぞ。
今度は妖怪かよ!?
金子彰史の好きなジャパニーズクリーチャーばかりを採用しやがって。
怪人・怪獣・妖怪で喜ぶ世代は大分古いぞ!
だが、私は一向に構わん!
今回に出てきたキングジョーノイズも同じように合体して生まれたと見るべきか。
突然現れて不思議だったけど、ちゃんと理由があった。
いや、突然現れても何もおかしくないけど。
最初は一人で戦う翼だったが、突如やってきた響のガングニールキック(仮称)から蒼ノ一閃でお歯黒べったりノイズを撃破だ。
爆発四散!
ナムサン!
待て、そういえばどうして爆発四散するんだ?
ノイズは倒されると炭になって朽ちる。
このノイズもそうなって然るべきだが……
複数のノイズの集合体だから爆発させて倒さないと分裂の可能性があるのか。
それともやっぱり爆発させたいだけなのか。
後者でも何の不思議もないどころか、自然である。
シンフォギアは不条理で構成されている。
ともあれ、響の緒戦は勝利で終えた。
しかし、いきなりノリノリな飛び蹴りとはなかなかの益荒男だ。
素人めいた裏拳はどこへやら。
飛び蹴りは力と技の双方を求められるが、力はともかく素人の響に技は備わっているとは思えないが……
子供の頃は特撮ごっこをしていたりして。
未来がそれに付き合っていたかは定かではない。
「わたし、今は足手まといかもしれませんけど一生懸命頑張りますッ!」
「だからッ!
わたしと一緒に戦ってくださいッ!!」
「そうね」
「あなたと私、戦いましょうか」
これで一件落着かと思ったらとんでもない方向に話が転がった!
調子に乗っちゃった新人がいきなり鬼先輩にいびられてしまうのか?
次回、第3話にしてシンフォギア同士のバトルになるのだろうか。
でも、そうなったら先輩の翼はどうやって怒るんだろう。
歌いながら戦わないといけないし匙加減が難しい。
落ち着くところに落ち着けないまま、次回へ続く。
響が覚醒だ!
第1話でわからなかった部分も説明されたし、これからちょっとずつ説明されていきそうだ。
また、金子彰史がWAネタを組み込み始めて、金子信者としては嬉しいばかり。
これから好き勝手やってください。
好き勝手しかやっていないアニメですが。
相変わらずテンションの高い無茶なアクションが溢れて楽しい。
このテンションで突っ走って欲しいな。
多少の作画割れは許すどころか、むしろ作画割れ上等のテンションでも構わぬ。
また、達磨やお好み焼きなどの小物を使った金子彰史的な世界観の演出も行われ始めた。
これからも和風というか日本的な世界観を見せそうだ。
外人をデザインに起用した意味は何だったのか。
今のところ、響と翼には確執めいたものが見え隠れする。
その二人の根幹に関わっているのが奏だろう。
周りの人たちは奏が死んでからが大変だな。
響なんて引っかき回す気満々だし、先輩に体罰食らっても仕方ないのかも。
なお、シンフォギアのOPは作品の空気にあった格好良いものだったが、EDは打って変わって不気味なものだった。
何かまどマギを思い出すなー。
愛と勇気と希望に溢れているのが金子彰史作品だけど、シンフォギアはそうでもないのだろうか。
EDで歩いているシルエットは響でも翼でも奏でもなさそうだ。
OPに出てきた新キャラだろうか。
まだまだシンフォギアの全貌は見えない。
これからどうなるのかもわからない。
そして、次回予告がないから次回がどうなるかまったくわからないぞ!
ブレーキが壊れたトラックでヘッドライトを消したまま走るアニメ、それがシンフォギアだ!
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