漫画版シンフォギア #.11
・あらすじ
フィーネの野望を月へ貫くための魔塔、カ・ディンギルが覚醒(めざ)める。
二課本部そのものがカ・ディンギルであったために、フィーネへの対抗できる唯一の存在、二課は無力化されてしまう。
旧知の中、ついにクリスは自分の、自分だけの意志で戦場に立つ。
誰かの涙があんなにも胸を締めつけるのなら――あたしは歌うことを躊躇わない!
決意と共にイチイバルを鎧いフィーネと相対するのだった。
失意を抱えながらも響は翼と共に戦場に駆けつける。
迷いを抱えたままでは連携もままならず、ただただ翻弄されるばかりである。
それでも誰かと手を繋ぎたい想いは変わらず、その一点で3人は心を繋ぐ。
そして、クリスは仲間たちとの想いを得て、絶唱(うた)う。
「あたしから全てを奪ったこの世界だけど…あたしを庇ってくれた奴がいる…」
「仲間と呼んでくれた奴がいる!」
「何かを壊す事しかできない」
「あたしの歌でも――」
君と交わしたあの約束がいつだって心繋いでる。
信じることが強さに変わる。
クリスはカ・ディンギルの一閃を逸らし月へのダメージを軽減した。
だが、その代償として流星と墜ちていった――
・キーポイント
-クリス回
第11話と同様にクリスが主役となっている。
ちょうど第11話だしシンクロしていると言えよう。
しかし、アニメ版が家族との絆が主題に挙げられていたのに対し、漫画版では響たちとの絆が主題となっている。
仲間との葛藤が描かれたシンフォギアGに先駆けている。
また、アニメ版では不可抗力的にギアを纏ったが、漫画版では決意と共にギアを纏って見せ場度がアップだ。
クリスはアニメ版と漫画版で一番描かれ方が異なっている。
なお、翼も漫画版ではわりと普通の人に見えます。
-フィーネの描写
メディアの違いによるものか、了子からフィーネへの変化及び人間から融合症例への変化が詳細に描かれている。
化け物度がアップだ。
今後も人間離れしたところをどんどん見せるぞ。
-弦十郎の出番
アニメ版第11話と言えば弦十郎の活躍である。
が、漫画版にはなし。
さすがに男比率が上がりすぎるか。
思えば何で美少女変身バトルアニメでおっさんがラスボスを生身かつ素手で圧倒したんでしょうね?
狂ってる。
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