シンフォギアライブ2013





シンフォギアライブとは即ち実写版シンフォギアである。
即ちシンフォギアライブとはシンフォギアがフィクションから現実になり神話となった瞬間でもある。
あえて言うが言い過ぎではない。
それだけの気迫を感じ取れるBlu-rayであった。

無論、生でライブを見るのとBlu-rayでライブを見るのとでは迫力が違う。
多少の劣化は否めないだろう。場の空気を感じられないかもしれない。
だが、それでも十二分に伝わるモノがあった。
本編に勝るとも劣らぬ感動があった。
まさにこのライブBlu-rayは聖遺物と言えよう。
あえて繰り返すが言い過ぎではない。
そんなわけでライブBlu-rayの感想を書き並べたい。



さて、ライブと言えばサイリウムである。
作中でも一糸乱れぬ統率力で同じ色で振られている。
果たして現実でこのようなことがあり得るのか。
何の準備も訓練もなくして、このような奇跡が起こるのだろうか。



答えは悲しいかな。
現実は神話のようには行かなかった。
冒頭のキャラ紹介パートの響の時は見事にズレている。
人の数だけ考えや正義は存在するため、ひとつにまとまることはない。
WA2で述べられたテーマのひとつである。



だが、それはあまりにも甘い認識だった。
次の瞬間からこの統率力!
冒頭の時点でライブ会場の皆の心がひとつになっている。
シンフォギアは実話だった。WAシリーズも実話だった。金子彰史も実話だった。



いきなりの不意打ちは「不死鳥のフランメ」である。
シンフォギアGの第1話を象徴するだけに印象深い楽曲である。
同じく第1話を飾った「逆光のフリューゲル」とは対称的にアーティスト同士が支え合うのではなく競い合う曲である。
壇上の共演はまさに競演であり饗宴でもあり狂宴だ!
今にして思うと狂宴はさすがに言い過ぎのような。



さらに本編と同じタイミングでイグニッションする光景にファンは失禁しかねないほどの興奮を覚えるであろう。
(イグニッションが挟まれるタイミングはやや異なるが)
衣装も本編を模したものだし、これぞまさにシンフォギアが現となった瞬間である。



サイリウムは白と青、翼とマリアのイメージカラーである。
なお、赤を振っている人もいるがそれは間違いではない。
不死鳥のフランメのイメージカラーは間違いなく赤である。
その選択は正しい。
あと4本も手に持っている人もいる。お前はズゴックか。

「不死鳥のフランメ」はシンフォギアGを象徴する楽曲と言えよう。
これは支え合う歌ではなく競い合う歌である。
作中での翼とマリアの演技も互いにぶつかり合うようなものである。
同じ目的を抱きながらもわかり合うことができず戦い合うしかなかった二課とF.I.S.の関係を象徴している楽曲なのだ。
それは不幸なだけではなく、すれ違い競い合うことで初めて生み出せる結果があることをシンフォギアGでは示している。
こうして競い合うことから始まった二課とF.I.S.が、エピローグでは支え合う「虹色のフリューゲル」を歌ったのは何とも象徴的である。



「不死鳥のフランメ」が終わると現れたのは弦十郎とウェル博士!?
バカな!
シンフォギアはやはり実話だったのか!



「子供がやりたいことを支えてやれない大人なんて格好悪くて敵 わないんだよ」

「これで僕も英雄になれるッ! この星のラストアクションヒーローだぁッ!」


――と思いきや、石川英郎と杉田智和のコスプレであった。
互いに妙にマッチしているのはさすがとしか言いようがない。
作中の名言を言ってくれるため、感動もひとしおである。
この2人が司会進行を務めている。実に豪華だ!



「これがわたしたちの絶唱だァアアアアッ!!」

次はライブの主役を飾る装者たちが入場する。
まずは主人公の中の人を務める悠木碧である。
身長144.5cmと数字では小ささがわかっていたが、実際に壇上に立つとその小ささがより際立つ。
だが、この小ささからは想像できないパワーを見せつけてきた。
まさに立花響のベストキャストである。



「痛みを知らないあなたに誰かのためになんて言って欲しくな い」

次は調を演じた南條愛乃である。
調に合わせてツインテール!
さらに調の個性とも言える「じー」をリアルでやってのけた。
皆がそうなのだが役に完全になりきっている。



「そうか……ここはきっと、あたしがいてもいいところなんだ」

クリス役の高垣彩陽だ。
クリスのしとやかな部分を見せたかと思いきや、次の瞬間には群雀共と観客を鼓舞していく。
クリスが持つ静と動の二面性を見事に披露したみせた。



「大好きとか言うなぁッ! あたしの方がずっと調が大好きデスッ!!」

公式弄られ枠のある意味でのシンフォギアGの象徴、切歌役の茅野愛衣の入場だ。
服は切歌のカラー、緑色である。
入場順は一見規則性がなさそうで対となるキャラの声優の順番となっている。



「私は響を戦わせたくないのッ!」

第1期のシンフォギアライブ2012では劇中歌がなくややゲスト枠感が強かった井口裕香だが、今回は劇中歌をひっさげての堂々の入場だ。
伝説のひだまりスケッチ再来なるか。
なりませんでした。



「何故そこで愛ッ!?」

ここでサプライズゲスト! マムを務めた井上喜久子だ!
月まで飛ばされて黄泉路へ逝ったかと思いきや、無事に生還だ。
これは第3期の伏線……かもしれない。



「聞くがいい――防人の歌をッ!」

紅白にも出た超大物、水樹奈々の入場だ!
オープニングテーマを初めとしたシンフォギアを象徴する楽曲は水樹奈々の手によるものだ。
作中においても翼は絶大な存在感を出している。
まさにシンフォギアの中心人物と言えよう。
つまり、水樹奈々はリアル防人。



「みんながいるならこれぐらいの奇跡――安いものッ!」

シンフォギアGの影の主人公、マリア役の日笠陽子だ。
マリアの猫耳ヘアーを再現している。
あれ、シャワーをした時にはなかったから、わざわざ整えていることが伺える。
マリアさんも大変だ。



さて、本編となる絶唱の前におつまみとなる出演者たちの饗宴だ。
まずは戦姫絶妙ジェスチャークイズG!
装者がお題に沿ったジェスチャーを行いそれを当てるというものだ。
二課チームとF.I.S.チームに分かれて行うぞ。




何せシンフォギアなので当然無茶なお題ばかりが出る。
逆羅刹や血涙が出なかっただけまだマシな方か……
作中のみならずライブでもトンデモトレーニングをすることとなった悠木碧に哀悼の意を表したい。




次は戦姫閃考ノイズセレクションである。
声優たちが新たなノイズを考えるのだ。
全体的におかしい。
やはり、金子のおっさんだけでなく、声優たちもおかしかった。
シンフォギアスタッフはみんなおかしい。



次は戦姫連携シンクロポーカーである。
お互いに手を繋ぎフォニックゲインを高め、お題に沿った答えを言い同じ答えが多いチームが勝者!
ここでF.I.S.に大人気な響であった。
さすがである。



勝者にはあったかいものこと鍋が振る舞われる。
あったかいものどうぞ。
でも、メッチャ沸騰しているんですけど……熱いものどうぞ。
なお、あったかいものだが、同期のご飯にザバーとは異なり作中で飲み物として描写されている。
ご飯にザバーは10年来の謎。



ところでおっさんたち何やってるん?



MCを終えるとついにライブの本番は始まる。
まずは初手より奥義にて仕る。
EDテーマの「Next Destination」だ。

シンフォギアのEDテーマは第1期の「Meteor Light」もそうだがクリスの心情が語られている。
「Next Destination」では仲間と友を得ても、自分の道に悩み苦しむクリスの葛藤が表現されているのだ。
それはシンフォギアGにおけるクリスの物語と同じものだ。
そして、苦悩だけではなく答えを見つけて新しく歩き出す楽曲でもある。
故にEDテーマと言えどライブの初手として相応しい楽曲と言えよう。



クリスの持つ苦悩を表現した歌が「Next Destination」なら、激しさを表現した歌が「Bye-Bye Lullaby」である。
クリスの変身をバックにライブ会場は一瞬で戦場となった。
高垣彩陽の「群雀共ッ! ついてこいよッ! ばぁーんッ!!」はまさに必聴だ。
やはり、高垣彩陽は雪音クリス本人であったか……
(胸部装甲薄いけど)

「スーパー懺悔タイム」や「雁首揃えてインフェルノ」など、第1期の「魔弓・イチイバル」同様にアレな歌詞が頻出する「Bye-Bye Lullaby」である。
だが、そんな激しさの一方で「あったけえ絆のため」「守るべき場所ができたから……」と仲間たちへの想いが見え隠れする。
「Bye-Bye Lullaby」は激しさと優しさが混ざったクリスに相応しい歌なのだ。
アレな歌詞も含めて。



クリスの楽曲の締めるのはもっとも繊細な部分が表現された「教室モノクローム」だ!
冒頭の高垣彩陽のパフォーマンスは劇中のクリスのものと同じである。
シンクロ率が高まっていき興奮も高まっていくぞ。

「教室モノクローム」は装者ではない1人のリディアン第2期生としてのクリスの歌だ。
ただの友達を得たことへの戸惑いと嬉しさが表現されている。
そんな当たり前が許されなかった環境で生きてきたクリスにとって、それがどれほどの幸せなのか、想像に難くない。

「教室モノクローム」の2番の歌詞は金子彰史が感動と保証したものだった。
その2番目の歌詞で印象深いのは「友達をできたかな」か。
「友達『が』できたかな」ではない。「友達『を』できたかな」である。
自分が友達らしいことをできたのかという意味だろう。
友達が長い間いなかったクリスらしい言葉である。



次はマリア・カデンツァヴナ・イヴこと日笠陽子が戦場に立つ。
歌うのはシンフォギアGの見せ場を幾度も飾ったことで楽曲の中でも特に印象深い「烈槍・ガングニール」だ!
背景にはマリアの全盛期が映し出されてテンションはさらに上がるぞ。

「烈槍・ガングニール」はマリアの強さと決意が表現された歌である。
また、1番と2番の印象がまるで異なる。
1番が悪としての覚悟と決意を語ったのならば、2番はマリアの本心が強く表れている。
まぁ、2番を歌った直後に古今稀に見る空振りを決めてしまうのですがね……

「烈槍・ガングニール」は偽りのマリアの歌とも言えるだろう。
そして、ポンコツなたやマ(21)のくせに必死に格好良く振る舞おうとする姿と誰よりも優しい内面がマリアの魅力でもある。



ところでライブに血涙を流すのはどうかと思うな!
さすがシンフォギア!



続いてマリアの楽曲、「Dark Oblivion」である。
こちらはF.I.S.としてのマリアではなく、全米トップアーティストとしてのマリアが歌った楽曲である。
「烈槍・ガングニール」と合わせてとってもクールでかっこいいマリアさんを堪能できるぞ。
できるぞ!



さて、全部英語のため、歌詞の解読が難しい。
一応程度ではあるがこちらを参考にすると、大分不安感を煽っていることが伝わってくる。
見方を変えれば月が割れて不安感の漂う情勢にピッタリであるとも言える。
バラルの咒詛の機能不全もあるが、月に不安感を覚える人々の心を掴んだからこそ、マリアはトップアーティストして成功したのかもしれない。



F.I.S.の攻勢は続く。
次は月読調こと南條愛乃の「PRACTICE MODE」である。
調の内面を歌っており、向けられているのはおそらくは響か。
切歌とは別の方向で素直になれない調の心情が表れている。
作中での出番はなかったものの調を理解するに当たっては避けては通れない楽曲と言えよう。



「PRACTICE MODE」が終わると同時に地面より這い出る暁切歌こと茅野愛衣!
デエエエエエエエエエエエエエス!?
もうちょっと自然に出られなかったのか?
中の人まで切歌である。

そして、戦場に冴え渡る「Edge Works of Goddess ZABABA」!
それに呼応して会場のサイリウムも2色に分かれ戦場を盛り立てる。
完璧なコンビネーションであった。

当時はまだBlu-rayが出ていなかったため、「Edge Works of Goddess ZABABA」がフルで歌われるのはこれが初めてである。
完璧なシンクロで歌われるこの歌はシンフォギアG第12話の激戦を思い起こさせる。
2つで1つな調と切歌を象徴する楽曲である。
その歌詞は互いの気持ちをぶつけ合いながらも、互いに気持ちを通わせ合うものだ。
シンフォギアの楽曲はどれもそうなのだが、本編とのリンクが極めて密接なものとなっている。



ザババのデュエットはまだ終わらない。
「チャンピオンに」「挑戦デースッ!」と「ORBITAL BEAT(Ver.ZABABA)」が開始!
やはり、シンフォギアは実話だった……

さて、ここであえて作中で「ORBITAL BEAT」を歌った理由について考えたい。
翼の言う通り、あてこすりかもしれない。
だが、調と切歌の環境を考えるに娯楽は極めて少なかったことは容易に想像できる。
実験と訓練続きの毎日だっただろうし、それこそ歌をひとつ聴くのも相当苦労したであろう。

その中でいつか対峙する相手である翼の歌を、ツヴァイウィングの歌を聴くことはあっただろう。
それがF.I.S.での生活の中で数少ない娯楽であり、心の支えとなっていた可能性がある。
「ORBITAL BEAT」を歌ったのは純粋にツヴァイウィングのファンだったのではないだろうか。

2人が「ORBITAL BEAT」を歌った理由は明らかではない。
例え勝負に勝ったからと聖遺物のペンダントを得られる可能性は絶無に近い。
理由はわからないが意味はないのは間違いない。
だが、「教室モノクローム」に感動していた2人を見るに歌への想いは他の登場人物に劣らずある。
その歌を好きに歌える舞台が目の前にあったのだ。
情熱を抑えられなくなっても致し方あるまい。



南條愛乃が去り茅野愛衣が1人となる。
そして、「デースッ! デースッ! デースッ!」と飛び跳ねる。
一時期は遺書と不安がらせ、フィーネ疑惑が晴れてからは黒歴史ソングと悪名高くなり、公式弄られソングである「手紙」が大舞台で披露される。
公開処刑である。

その歌詞はとにかく偏差値が低い。ヤバいくらいに低い。
THE・非常識人にしてアホの子、暁切歌の本領発揮である。
一方で綴られている想いは切なくなるほどに純粋なものだ。
黒歴史なだけではなく、抜けているけど一生懸命でみんなが大好きな切歌の魅力を十二分に味わえる楽曲なのデース。



次は当時は本邦初公開となる聖詠のシーンを見せながら井口裕香の「歪鏡・シェンショウジン」だ!
未来の響への重すぎるほどの想いが伝わってくる。
まさに愛ッ! ですよッ!
井口裕香のコメントでは呪い殺すかの気持ちで歌ったため、その迫力は十二分。
シンフォギアG最大のバトルと評される響VS未来に相応しい。

その歌詞はとにかく響ラブである。
そりゃガチレズとか言われるわけである。仕方ないね。
同時にそこまで響が好きなのを誰が否定できようか。
シンフォギアは愛の力で幾多もの奇跡を起こす物語である。
その愛を否定することはできない。
ある意味ではシンフォギアの核心を突いた曲である。



重ささえも漂う「歪鏡・シェンショウジン」から一転、軽やかなノリの「かばんの隠し事」だ。
こちらも響へのラブソングだ。
お前、どれだけ響が好きなんだ。これだけ好きなんです。
一方で「歪鏡・シェンショウジン」とは異なり、響とのすれ違いは感じられず純粋に慕う気持ちが伝わってくる。
どちらも小日向未来というキャラを象徴している楽曲である。



そして、立花響こと悠木碧が戦場に立ち、「Rainbow Flower」を歌う。
まさに絶唱と呼ばざるを得ない魂のこもった叫びである。
そう、悠木碧は叫んでいる。
だが、それでいい。それがいい。
響というキャラクター性を完全に再現している魂の叫びである。
これはまさにライブでしか味わえないモノである。

「Rainbow Flower」は響の未来に対する大好きが込められている歌である。
「歪鏡・シェンショウジン」への対となる歌である。
装者ではない1人の立花響の叫びとなっている。
その叫びを叫びで表現した悠木碧は見事と言わざるを得ない。
まさに適合者ほど聴いて欲しい一品だ。



そして、「正義を信じて、握り締めて」!
英雄となった響の歌であり勇ましくも力強い。
そして、ここでも悠木碧は叫ぶ。
「Rainbow Flower」同様に魂に響く魂の曲である。

英雄としての響の楽曲ではあるが、「ヒーローになんてなりたくない」と響の本心も表現されている。
また、未来への想いもあり、未来が響の大きな支えとなっていることがわかる。
響の強さ以外のものも歌われている。



あまりの昂ぶりに悠木碧は泣く。
感動の叫びであった。
歌唱力そのものには是非があるかもしれないが(ライブ中でも息切れする場面が何度かある)、
ここまで響の魅力を表現できる声優は他にいないだろう。
まさにシンフォギアライブだからこそ、悠木碧だからこそ聴ける叫びだ。



で、そうやって感動させた後に「英雄故事」なんだよな、このライブは!
シンフォギアはどこまでいってもシンフォギアである。
金子彰史はどこまでいっても金子彰史なのだ。
アニメのライブで中国語の歌を歌うという異常事態だが、会場をボルテージは上がるばかりだ。
これこそがまさにシンフォギアライブである。



さらにトリの装者を務める水樹奈々の「恋の桶狭間」で一切の油断を許さない。
シンフォギアだからこそできる猛攻である。
これで「現着ッ! 電光刑事バン」があればさらなるカオスに持ち込んでいたところだが、生憎か幸いか、3連打は行われなかった。
いや、2連打だけでも相当な破壊力ではあるが。

水樹奈々の歌唱力は言うまでもない。
その歌唱力から放たれる「恋の桶狭間」は見事と言わざるを得ない。
壇上には百戦錬磨の防人、風鳴翼が立っていた。



そして、いざ推して参ると休ませることなく「月煌ノ剣」に入る。
第1期で抱えていた悩みと迷いを乗り越え、剣と防人としてさらなる境地に至った翼に相応しい歌である。
ツルギサキモリソングらしい翼の格好良さに満ち満ちている楽曲だ。
常在戦場とか戦場で笑ったのはもはや昔のことなのだ。
いや、今やられても笑う自信はあるけど。



そして、ソロでの楽曲の締めを飾るのはOPテーマの「Vitalization」!
シンフォギアGの顔とも言える楽曲だ。
締めに相応しいと言えよう。

「Vitalization」は間違いなくマリアの心情を歌った楽曲であろう。
偽りを抱えて悩み苦しみ続けたマリアの本心が表れている。
マリアはシンフォギアGの影の主人公であり欠かせない存在なのだ。



そして、ライブのトリを務めるのは装者が集っての「始まりの歌(バベル)」だ。
全ての聖詠が組み込まれた大作である。
また、上松氏曰くはシンフォギアで一番最初に書いた曲であり、シンフォギアにとっても始まりの歌だ。
上松範康の発言はこちら
シンフォギアの全てが集ったこの曲に野暮なことは言うまい。
ただ聴いて感じて震えるのが最良であり最善だ。



そして、第3期決定!
そろそろ情報が欲しいところですな。



アンコールでは「虹色のフリューゲル」!
シンフォギアを象徴する楽曲で締めだ。
こちらももはや何も言うまい。
Blu-rayだけでも十分に伝わる感動であった。


さて、恥ずかしながら私はライブBlu-rayの類を今まで見たことがなかった。
その魅力を理解していなかったとも言える。
だが、このBlu-rayを見たことで魅力を十二分に理解することができた。
魂が込められた歌ばかりで本編の感動がさらに深まることは間違いない。

なので、シンフォギアに魅せられた適合者ほどライブを味わっていただきたい。
本編とライブを別物だと捉えるのは損だと言える。
壇上で歌った装者たちはもちろん、場を盛り上げた石川英郎、杉田智和、井上喜久子らの名演も欠かせない。
まさにシンフォギアそのものが込められているライブだ!

第3期でも同じだけの、それ以上の感動を秘めたライブが行われるだろう。
俺たちの戦いはこれからだ!
……次こそは当選するといいにゃー。あと予定が合えばいいにゃー……


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