10周年記念プレイ日記7thNight





7thNightの前にまずは横浜GP予選。
…やはり、語ることなく普通に勝利。
MACHINEを鍛えるまでがBATTLEなのさ…



この頃になってくると黒服たちの出番がぐっと増えてくる。
同時にストーリーも走り屋離れしてくる。
まったりできるのはここまでさ…




そして、難馬さんと沢木が死んでしまう。
よもやレーラグがこんな展開になろうとは誰が想像しただろうか
きっと、誰もいない。
走り屋というジャンルでフィルターをかけてしまうが、レーラグはそもそもRPGなのだ。
油断したプレイヤーの脳天に直接ショックを与える衝撃的な展開である。

私は初めてプレイした時は開いた口が塞がらなかった。
必死に横浜GP予選を潜り抜けたら、こんなオチが待っていようとは…
怪しい黒服のシュナイダーとウォン・リーのことも失念してしまう。
プレイヤーの感情の揺れをよく把握して作られている秀逸なシナリオだなと、今にして思うのだった。



さて、7thNight。
BATTLEを1回やれば終わり。さらには勝っても負けてもOK。
攻略要素が絶無。
ストーリーを楽しむ夜さ…

なので、新聞記事の考察を行ってみようと思う。



まずは記事のトップから。頑張って結合してみました。
芝公園待避所さんがネタにしていた広告たちが見える。
NYKのチューンショップ、Millionもある。新聞で広告を出していることから、チェーン店なのだろうか。
若葉銀行も闇の銀行のくせに広告を出しているのも意外だ。

WON-TECは「走りを極めるなら安心と信頼のパーツ!」と広告を打っている。
…フォントが潰れているので、何が書かれているのかはある程度推測ですが。
ついでに写っている写真は誰なのだろうか。何となく葵さんに似ている気がしないでもない。

右下には高価買い取りを謳う、ガレージマモルというのがある。
どんな車でも高く買い取ります、とのこと。
車を売るにしてもユニットごとに売るのがレーラグ世界の掟だけに、車自体を買うというのは何だか不思議に思えてしまう。



次に難馬さんの記事。
明らかに記事の構成が変わっているのには目をつぶっておこう。
可能な限り、テキストを追ってみると以下の通り。
読み出せなかった部分は〜で代用しています。赤文字は報告してもらったものです。
もし、読める!という方は下の方にあるwebR1ボタンでご報告を。

走り屋事故続出
死へのDRIVE!過激なTUNEUPが影響か?
賑やかな横浜GP予選が行われている裏側で加熱する走り屋団体同士の公道レースから幾多の悲劇が生まれている。
先週からの交通事故増加数は横浜GP開催決定後も右肩上がりに上昇し
特に走り屋同士の過激な公道レース中に事故を起こす割合が高まっている。
昨日も『横浜GP』予選会場のそばBayLagoon埠頭脇の柵を越え海に飛び込むという無謀運転による犠牲者が………

山田は難馬さんの事故のニュース…と言及したが、実際に読んでみると難馬さんの記事はごく僅かである
それも自殺扱いではなく事故扱いである。
走り屋の危険な走行が危険を及ぼしているという、横浜スポーツからの警鐘なのだろうか。

それ以上に走り屋同士の事故が増えている、というのが気になるところだ。
本編で描写されていないところで事故の件数が増えているらしい。
横浜GPが関係しているのだろうか。
もしかしたら、Diabloの実験の結果なのかもしれない



次は横浜最速伝説の記事。

10年前の悪夢の再現……?呪われた『横浜最速伝説!』
10年前、横浜を中心に走り屋と呼ばれる暴走運転を繰り返す青年の交通事故死が相次いだ。
当時は、車の違法改造や交通規則を無視した危険な運転に世論の批判が集中。
今回の『横浜GP』の開催による走り屋の復活は10年前の悪夢の再現につながるのではとの意識が生じている
この件に関して、神奈川県警湾岸署交通対策課 のコメント。
当時、走り屋の間では『横浜最速伝説』と呼ばれる横浜最速の走り屋が神格視されていた。
当時を知る走り屋達の一人TS・SPENCER店長〜〜俊介氏によると『最速の男』なる人物は、
当時、誰ひとりとしてその正体をつかんだものはなく性別はおろか名前すら不明の文字通り、
謎の人物として伝説を伝説たらしめたという。
まさに、現代のミステリーである。

何と、スペンサーズ店長の名前が載っているという非常に貴重な一コマだ。
名字は潰れていてわからないが、名前は俊介のようだ。

しかし、走り屋の復活とはどういうことだ。
そもそも、違法改造という概念があったのかよ。
YOKOHAMAは交通規則もあったもんじゃないと思っていたら何だか違うようだ。
それとも、あくまでも当時の話なので、1999年現在はそうした法が存在しない、あるいは形骸化されているのかもしれない
そもそも、そんな法が存在していたらYOKOHAMAがYOKOHAMAでいられなくなる。



HAKONEからの挑戦者、加東源児が現れる。
峠仕様マシンなのに高速でBATTLEを挑むという無謀な男である。
話がせっかくシリアスになっているのに、何かを履き間違えた演出で再びレーラグらしくなってしまう
ついでに雨の路面はTRICKYさと相変わらずのセンスを発揮。
さすが、レーラグである。
BATTLEの結果に関しては言わずもがな。



藤沢先輩は虎口をまるで人外のように語る。
…結局はそれほど人外でもないのが、何というか、かんというか。
行き当たりばったりのテンションが、今も昔も変わらぬレーラグらしさだ。


余談
登場したキャラクター
・加東源児
箱根DDからの刺客。
通り名は3京の黒い悪魔。箱根を地元とする加東がなぜ第3京浜に関連した通り名を持つに至ったのかは謎
マシンの特性もコースにマッチしているとは言い難い。

なお、3京の黒い悪魔の通り名は、ファンブックによると雨の第3京浜に現れることに由来しているらしい。
雨となると第3京浜は高速コースとはいえ、大分走りにくくなる。特に馬力に優れたマシンほど…
となると、馬力に劣る加東のSW-2000でも勝ち目が出てくるのではないだろうか?
雨に乗じて普段HAKONEでは手に入らないPARTSをGET REWORSするために遠征、やがて通り名を抱くようになったのだろうか。
もっとも、雨があっても馬力のハンデは大きいだろうけど。
そして、レーラグでは雨はあってないようなものである。


この夜の謎

・横浜GP予選の出場者
赤碕、辻本、立河、川崎、フレディ、矢吹という面子である。
赤碕からフレディまでの5名は横浜エリアを主戦場としているため、出場者として妥当だ。

しかし、問題は矢吹である。
矢吹はWanganエリアの人間だ。何故、横浜の予選に現れたのだろうか。
いや、湾岸も横浜だけど、決勝に楠木が出場している以上、首都高予選もあったはずだ。
Wanganで走っている以上、矢吹はそちらに出場しても良かったんじゃないだろうか。

作中の事情から推測するに出場チームの選抜はWON-TECが行っているようだし、
WON-TECの手で横浜予選に選ばれた、不可抗力なのかもしれない。
あるいは…10年前の最速の男、赤碕の姿を見て何か思い当たるものがあり、横浜予選に現れたのか…


・箱根DDからの使者が送られてきた理由
藤沢は特に何もしていない。因縁を持ち出される理由がない。
…が、横浜スポーツの藤沢の取り上げられようを見ると何となく合点がいってしまう。
藤沢は最速の男ともてはやされている。
ならば、箱根DD、もとい虎口はかつての勝者としてちょっかいを出したくもなるであろう
ちょっとした悪戯心だったのかもしれない。

・箱根の皇帝の継承争い
このBATTLEはPM3:00に行われた。AM3:00ではなく、PM3:00。15:00だ。
何故、このような重要なBATTLEを真っ昼間に行ったのだろうか
こんな時間帯にやるからElephantがBATTLEを妨害してしまうのだ。

とはいえ、夜は夜で走り屋が沸いてくる。
そうなるとますますBATTLEどころはなくなるのかも。
だからこそ、走り屋の少ない昼間を選んだ可能性は…微妙だ。
…何で、わざわざこんな時間帯にBATTLEをするんだ、二人とも。


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