10周年記念プレイ日記8thNight





ここから走り屋の代名詞である峠が登場する。
走っていて楽しいけど、1度のBATTLEに時間がかかってしまうのが難点。
この辺のシステム面を調整したリメイク版でも出ないものか…




難馬さんと沢木の死から間もないせいか、赤碕の語彙が相当テンパっている。
以後、しばらくはこの調子。
今までの走り屋世界をオサレに描いた調子から、得体の知れない世界という表現への転換は、
シナリオの流れの転換と頃合いを同じくしている。
それが空回りではなく、プレイヤーの感情の流れを掴んでいるあたりが、レーラグシナリオの素晴らしい部分だと思う。

この夜のクリア条件はただひとつで、Holyplaceに出向いて前哨戦に勝利するのみ。
いつも通りにクリアするだけなら非常に容易。
当然、それだけだともったいないので、イベント巡りとPARTS狩りを行う。

イベントで難しい、というよりも、面倒なのはHASHIRIYA's Villageの車交換BATTLE。
同程度のスペックにMACHINE COMPLETEしておけば楽勝。
だが、MACHINE COMPLETEの手間が惜しかったので、そのままの仕様でBATTLE。
…特に苦労もせず勝利した。

レーラグはこちらの馬力(PWR?)などに比例して相手の速さが上下するようなので、こんな感じに貧弱マシンでも勝てたりする。
86プレイをした時にWanganで問題なく勝てたりするのは、このあたりの補正の影響かと。
少なくともSTREETでのBATTLEではこの補正が行われている(UORやイベントバトルではこの補正はおそらく存在しない)。
逆に言えば、補正さえ活用すればSTREETで勝つだけなら無理にマシンを鍛える必要がなかったりする。
鍛えれば鍛えるほど楽になる、のは変わりませんが。

イベントを終えたらPARTS狩りを始める。
まず、最大の狙いはグリーンのSeven-RX。
ターボ、低圧縮ローター、サスペンションと有用なPARTSをいくつも持っている。
特に低圧縮ローターはロータリー使いには最重要PARTSと言っても過言ではない。
毎回、ロータリーを最終装備としている私としては、当然今回もロータリーを最終装備にするつもりだったので、忘れずにGET REWORS。
また、EngineをB13T-280に換装する。

B13T-280は高い回転数・高出力のわりに軽い・多いソケットと高性能。
…が、他の上位クラスのEngineと比べるとトルクの細さが難点。
軽さも30kgぐらいと大きなプラスになっているとは言い難い。
レーラグ登場のEngineの中では最強クラスには違いないが、最強クラスの中では下の方といった微妙な立ち位置である。
ロータリーの立ち位置を忠実に再現していると言えなくもない。



多くのPARTSを取るわけでもないので追いはぎタイムを手早く終わらせる。
終わらせたら早速Holyplaceへ。
語彙が相変わらずテンパっている。

TEAM BATTLEは一着で終え、前哨戦の相手は山崎になる。
空気を読まない一着が赤碕流。
山崎戦は特に語ることがないくらい、すんなりと勝利。
このあたりは特に難しい場面がなく、GET REWORSも派手なPARTSがない。
と、ゲーム的にはあまり起伏のない展開になっている。








藤沢先輩と虎口のやり取りをほぼノーカットで掲載。
…かつてのライバル、辻本の立場がないな。
ファンブックのインタビューによると藤沢先輩と辻本はどっちが勝つにしても、僅差というほど実力が拮抗していたというのに…
(インタビュー自体、公式の設定なのかは怪しいが)
横浜GPでは辻本は虎口に負けてしまっているし、何とも冴えない。
冴えないが主なきBLRのために尽力したりと、辻本はしっかりと見せ場を取っている。
辻本はあれでけっこう世渡りが上手なのかもしれない。

藤沢先輩と虎口のBATTLEはよく見ると抜きつ抜かれつでけっこう熱い展開である。
藤沢先輩も最終コーナーで抜き返した薄氷の勝利だったりと、両者の実力は近いものがあるらしい。
何だかんだで速いのが虎口であった。
…後の展開で面白い人になっちゃうけど。



EngineをB13T-280に変更。
HAKONEのコースが幸いして、CPUなしにおけるトップスピードの低下という弱点を誤魔化せている。
どうでもいいことですが、低圧縮ローターのアイコンがロータリーなことに初めて気付きました。
TVだと潰れてしまう…

余談
登場したキャラクター
・山崎リョウ
Windyで恐怖の歩行速度を見せた人。
あまりに強烈だったためか、Wikipediaでも言及されるほどである。
一見、軟派な人物で性格も軟派。
ファンブックでも走りと女のどちらを選ぶとなると、後者を選ぶ人物と記載されているほどである。

しかし、TEAM BATTLEで上位に入った赤碕にBATTLEを申し込んだりUORを開催したりと、
上辺はともかく、根の部分はそれなりに熱い好人物だと思われる。
そういった部分は辻本に負けた時に完敗を認める、速い相手を無条件で認める主義、走りを教えているといった部分からもくみ取れる。
もうちょっと出番があれば、プレイヤーの印象は変わっていたかもしれない。

・木下圭壱
箱根DDの86担当。そして、箱根DDで一番影が薄い人
初登場のインパクトがすごかった加東、多くのプレイヤーがBATTLEすることになりUORを開催している山崎、
そして、強烈なインパクトを持つリーダー虎口と比べると…
そもそも、ヘタをすれば出逢う機会すらあまりない。
登場する時は大抵己の未熟さを恥じているが、それが何故なのかは不明。


この夜の謎

・赤碕が今の立場に不服を感じ始めた理由
走りに目覚めたからだろうか。
最速を目指す者としては、前座で収まっているばかりでは不満だろう。
が、沢木たちの死が間もないため、赤碕のテンションはそれほど高くはないはずだ。
そんな中でこんな精神状態になるのは微妙そうだ。

赤碕はこの夜の後、間もなく自分の中にいる青崎の覚醒を感じる。
これは青崎の覚醒の兆候なのかもしれない。
最速として強い意識を持つ青崎のことだから、それが赤碕の精神に何らかの影響を与えてもおかしくはない。


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