10周年記念プレイ日記9thNight





この夜からHIGHWAYが登場。全てのストリートマップを往来できるようになる。
行動範囲が広がる他に多数のPARTSを入手できるようになり、PARTSの集めがいがある。
同時にプレイ時間も増えていく。




移動可能になったらこの夜の目玉とも言える楠木の演説に聞き惚れる。
シリアスになったはずなのに笑える。
そして、楠木はこの演説で燃え尽きたのか、以後、一切見せ場がない。
ここで消えるのがお前のDESTINYでネタになったけど、それくらいである。
…まぁ、横浜GPで下から数えた方が速い順位でこのビックマウスはいかんせん小物っぷりが…

少しくらいBATTLEをしたらChassisのレベルがMAXになる。
せっかくだから高性能PARTSを育てたい。
そこで8thNightに取り忘れたtype-EUROをHAKONEまで取りに行くことにする。
type-EUROは成長するUnitの中では最軽量なことに加え、普通に走る上では十分な最高速を誇る高性能Unit。
今後の主力となるので、早めに入手してレベルを上げておくことにする。

そのため、PARTS集めやイベント巡りを後回しにして、まずはHIGHWAYへ向かう。
とりあえず、HIGHWAYの最初の難関はJIMCARNA。
コース形状に癖があるので、マシンパワーに頼ることが出来ない。勝つにはそれなりに苦労する。
加えてなぜか奇妙な俯瞰視点になるため、非常に操作しづらい。
普通の視点だったら幾分操作しやすかったのに…
そんなわけで1度敗北するものの、リトライして勝利。
なお、この時の青山奈々子車からはツインターボを奪えない
何故かHIGHWAYを流している時はMACHINE COMPLETEが異なる。
ジムカーナは慣れないBATTLEだからと、GET REWORSされた時に備えて安物PARTSで構成していたのだろうか。

JIMCARNAを終えたらHAKONEへ行って、Backyard-SPとBATTLE。
前述したtype-EUROとBodyUnitもGET REWORSする。
Backyard-SPのBodyは最軽量なことに加え、最高速チャレンジに使っても問題ないCD値を誇る。
実質、レーラグ最強のBodyUnitと言っても過言ではない。
ただ、BodyはEngineやChassisと比較的融通が利くというか、趣味を出しやすいので好きなのを使うことにする。
そんなわけでHighwayStarのBodyを使うことにする。趣味です。

HIGHWAYに戻ったら、レーラグ最大のレアパーツ所持車、Black Dragonを狩ることにする。
Black DragonはEngineからBodyまでレアパーツ、しかも実用性のあるもので埋め尽くした非常に貴重な存在である。
ただし、出現率が低い上に車を捕まえにくいWanganで登場し、同じ黒色でプレイヤーを惑わせるGermanyTURBOも同じWanganに現れる。
レーラグ最大のレアパーツ所持車にして、レーラグで一番エンカウントに苦しむのがBlack Dragonである。
とにかく、出逢うのに一苦労。出逢ってしまえば勝つのは楽なのが救いか。

私は初プレイの時はBlack Dragonの存在には気付かず、2周目あたりで適当にエンカウントしたら偶然その存在に気付きました。
かなり感動した覚えがある。
あまりに感動しすぎて凡ミスを連発。見事に敗北してソフリセをする羽目になりましたが。

さて、Black Dragonを正攻法で捕まえるとなるとかなり苦労することになる。
以下は私の捕まえ方です。
まずはBlack Dragonが走っているかどうかを確認する。
黒い車が走っていたら良し。走っていなかったらエンカウントか、メニューを開いてやり直し。
また、Black Dragonは大黒方面へ走る車線にしか現れないので、C1方面への車線に黒い車がいたらやり直し。
もし、パッシングしていたらそれはGermanyTURBOで確定なのでこれもやり直し。
こうしてBlack Dragonなのかどうかを絞っていく。

その際に黒い車の形がBlack Dragonなのか、GermanyTURBOなのか、どちらなのかを判別しておく。
双方の大きな違いはCカー仕様なのかどうか。
数ドットの違いだが慣れれば見分けが付く。慣れない場合は自分もCカーになっておくと楽。

Black Dragonだと確認したらいざ捕まえる作業に移る。
Black Dragonの車速は推定250km前後。正攻法で捕まえることは非常に難しい。
そのため、Wanganの仕様を利用して捕まえることにする。
その仕様とはWanganを走っている車はマップの端まで進んだら、もう一方の端から出てくるということ。

これを利用してBlack Dragonが大黒側の端に到達した頃合いを見計らって、C1付近から100km前後をキープしながら走行を開始。
あとはBlack Dragonが後ろから走ってきたら速度を上げながらPASSING。併走しながら車種判別を行えるのも強み。
時間こそかかるものの、車種判別とタイミングを抑えればかなり楽に捕まえることが出来る。
似たような手としてバックをして強引にPASSING、という手段もある。
ただし、こちらはタイミングがシビアな上に車種判別が難しい。かえって難しくなるかと。

――と、ここまで書いておいて、アレですがBlack Dragon狩りに当たってイカサマをしました。
Black Dragon狩りは非常に時間がかかる。
まともにやってはプレイ日記の作成時間と合わせると正直間に合わない…
ということで、PSエミュレーターでプレイしている利点を活かして、ステートセーブを最大限に使いました。
これでリトライの時間を大幅に削減。スムーズなBlack Dragon狩りを実現…出来ると思ったら、それでも苦労する。
あまり時間をかけるのもアレなので、最強のタイヤFinalWeaponとハイカムHiCam-H/-2、
あとはBlack Dragonステッカーを奪ったところでBlack Dragon狩りを終えることにする。
Black DragonのUnitは実用性があまり高くないのでPASS。Chassisが最高速チャレンジに有用なくらい。

その後はWanganで適当にGET REWORSを行う。
HighwayStarのEngineは使うかどうかは置いておいても、高性能なので忘れずにGET REWORS。
青山奈々子車からはツインターボのTwinsもGET REWORS。
その他にもたくさんGET REWORSで幸せ。
ただし、時間がかかる。

HIGHWAYでのGET REWORSを終えたら、SYKに凱旋。
イベントを巡りを行う。BATTLEは特に大きなPARTSがないので適当に行う。
忘れてはならないのはWAKABA BANKで、順調にいけばここで999999RPを入手。RPをカンストさせられる。
なお、引き落とす前にRP全額をYENに変換しておくとさらに幸せ。…レートが低かったので幸せ半分でしたが。
さらに20万RPを預けて再びカンストを狙う。もちろん、引き落とす前にYENに変換する。
…日本経済が破綻しそうだ。





イベントは藤沢先輩の事故直後だけあり、どれも見応えがある。
空気ヒロイン、鈴木のイベントもある。
どうでもいいことですが、鈴木のイベントは立ち絵の流用が非常に多い
どこかで見た立ち絵が乱舞する。
扱い悪いな…
TEST COURSEでのBATTLEはしっかりとこなして、山田PARTSを全てゲット。





その後、NYKに行ったらSeven-FD280からレアパーツLariatをGET REWORS。
NYKで行うことはこれくらいである。
NYKは旬が過ぎた感が強い。
HAKONEでもGET REWORSするものが特にないため、さっくりとイベント巡りをして終わらせることにする。
テキパキ。

なお、微妙に気付きにくいが辻本とのイベントの直後は速度を100kmまでしか出せなくなる(普段は120kmまで)。
この速度制限のおかげで辻本に追いつくことは実質不可能となっている。
追いつけて辻本とBATTLEが出来れば、あの豪華PARTSを奪えただろうに…
MOTTAINAI!



イベントを終えたら、まずは虎口戦を行う。
公道を俺のモノ呼ばわりする姿勢に感動せざるを得ない。
BATTLEの方はHAKONEだけあり、普通に勝利。負ける要素がない。
GET REWORSは当然中型ツインターボ、DoubleImpactを選択。
これで小型、中型、大型のツインターボ一式が揃う。
ツインターボはレーラグ世界において高性能PARTSの代名詞である。
8個付けても問題ない。




織田戦は走りやすいダウンヒルなので、虎口戦以上に負ける要素がない。
…織田さんも織田さんでノーマルのEvo-2000Gで戦わないでも…
元首都高の走り屋なのだから、500馬力くらいの下駄は履かせてもいいと思う。
GET REWORSは織田イエローを選択。微妙にツートンカラーになっているのが織田イエローである。
高橋ブラウンといい、HAKONEの中年走り屋は色にこだわるのであった。

9thNightは強制BATTLEでは特に詰まる要素がない。
代わりにBlack Dragonを代表するPARTS集めに苦労する夜である。
マシンパワーが大きく伸びるのでやりがいがあることはあるけど。



MACHINE COMPLETEはこんな感じになる。
…BodyをHighwayStarにするのなら、EngineもHighwayStarのにすれば良かったかも…
最高速は321km止まり。5速の9800回転くらいでタコメーターが止まってしまう。
これ以上出すにはEngineを変えるか、Chassisを変えるかの二択。
そんな速度はWanganくらいでしか出さないので、不自由はしないけど。

余談
登場したキャラ
・楠木蒲生
かなり面倒な名前をしているC-1 Road Starsのリーダーにして、関東最速UNITの立ち上げ人。
初登場時の演説で笑いを誘ったのはいいものの、全体的にはとにかく立ち位置が微妙なキャラ。
そのキャラは石川兄の影に隠れがちだし、関東最速UNITは大失敗するし、いつの間に死んでいるしと扱いのひどさには涙が出てくる。
9thMidnightではボスとして出てくるが、結局は等々力の前座であった。
もうちょっと出てくるのが速ければ、もっといい小物になれていたかもしれない。…小物止まりだな。

速いかどうか、となるとそちらも微妙。
横浜GP決勝では散々たる戦績。C-1で実際に戦ってもそれほど強い印象はない。
挙げ句、マシンパワーは395馬力と、首都高というパワー勝負の場所を地元にしておきながら横浜の走り屋に負けている有様である
それなのに有名な走り屋を集めて関東最速UNITを立ち上げるという身を弁えないことをするから…

そんなキャラだがレーラグファンの心には強く刻み込まれている。
やっぱり、初登場の演説が凄かったのだろうか。
たしかにあれは凄かった。
あまりの凄さに私は思わずノートに書き記してしまった。
祭りで踊れるのは、しょせんMONKEY DANCE…首都高はSTREETに張られたSPIDER'S NEST…
オレたち走り屋は、クルマという鋼のWEAPONで武装したSTREET WARRIOR…首都高は戦場のHOTLINE…
SPEEDに飢えたオレたちの最前線…
楠木の台詞は強く印象に残る。

余談ながらレーラグではTEAMステッカーが豊富に用意されているが、唯一C-1RSだけステッカーが存在しない
…それでいいのか、楠木よ。
もしも、関東最速UNITステッカーなんかがあったりしたら、楠木はますます道化になっていたところだ。

この夜の謎

・石川弟の証言の矛盾
石川弟は黒服から逃げようとしてGRA-Siに乗ったが車から引きずり下ろされた、と言っている。
だが、2ndNightで見れる鈴木の証言によると、石川が様子を見に行って戻ってきた頃にはコンタクトが終わっている、とのことである。
両者の証言は明らかに矛盾している。

状況的に矛盾しているのは石川弟の証言だ。
もしも、石川兄弟がGRA-Siから引きずり下ろされたのが真実だとすると、鈴木もWON-TECに見つかることになる。
そうなると鈴木もただでは済まない。
鈴木はあの段階では石川弟のCVCに乗っていたとすると矛盾しなくもないが、
それでもなぜWON-TECの連中はCVCに気付かなかったのかなど疑問が浮かんでくる。
何せ石川弟だし覚え間違いがいくつかあってもおかしくはない。

あるいは…新説として鈴木が嘘をついているとか。
鈴木も石川兄弟諸共、WON-TECに見つかり…密かに与することにしていたとか。
LastNightで鈴木はWON-TECに囚われる。その理由は赤碕をおびき寄せる人質という意味だったのかもしれない。
だが、もしも、鈴木が密かに協力者だったとしたら…
情報を隠蔽するために鈴木を捉えたと見てもおかしくはない。
レーラグの前身、バハラグのヒロインは裏切った。ならば、同じLagoonシリーズのヒロインとして鈴木も…
鈴木を疑い出すと随所で横浜最速伝説の情報を誇張して赤碕に伝えることで、何らかの陽動を図っていたように思える。

もしかしたら、シナリオのプロット最初期では鈴木が裏切ることになっていて、矛盾はその名残なのかもしれない。
さすがにヒロインに裏切らせるのはどうかと相成って、葵が代役として立てられたとか…
いずれにせよ真実は闇の中だ。

・関東最速UNIT
首都高を制する、というProjectらしい。
…何故に首都高…首都高にはそんなに猛者がいるのだろうか。
たしかにTEAM595は文句なしに速い。C-1RSにとっては目の上のたんこぶだ。
逆に言えばTEAM595くらいしか敵がいない。となると、活動の規模が小さい。
そこまでしてTEAM595を越えたかったのか。
あるいは首都高を制するというのは建前で、走り屋TEAMを統一、その後に各エリアに侵攻するのが楠木の狙いだったのか…
何にせよ楠木の器には合わないもののようだ。これが藤沢先輩がやっていたら…

さて、関東最速UNITを意気込んでみたものの、声をかけた走り屋が集まってこないため、おじゃんとなってしまう。
一体、誰に声をかけたのだろうか。
赤碕には当日声をかけたみたいだし、他の候補者にも当日に声をかけたのかもしれない。
そりゃあ集まるわけがないよ、と思ってしまう。

とりあえず、集まったのは赤碕、石川兄、立河唯、川崎鉄史、青山奈々子だ。
赤碕は横浜GP優勝者(あるいは準優勝者)だ。声をかけるのもわかる。
問題はそれ以外だ。
全員、何かの間違いとしか思えない。
立河も川崎も地元ならかなり速いが、首都高を制する人材としては不適格だ。特に立河なんてWagon660でどうしろと言うのだ。
石川兄も呼び込んで何の得がある。そもそも、何故に石川兄に目をつけたんだ?噂のDiabloTuneだからか?

もっとも、あくまでも集まったのがこのボンクラどもであって、楠木が目をつけたのはもっと有力な走り屋だったのかもしれない。
辻本や虎口、織田などの関東最速UNITの中核を為すであろう実力者に声をかけていた可能性は高い。
もし、辻本などが来ていたら関東最速UNITは無事成立していたことに違いない。結果としては雑兵しか集まらなかったわけだが。

集まらなかった理由は藤沢の事故の直後というタイミングの悪さ…
そして、何よりも楠木自身の器の小ささであろうか。
まぁ、楠木だし…

・青崎の織田に対する態度
『織田ってのは…………
 あんたかあ?』
『…………オレのこと
 わかるか……』
『わかんねえだろうなあ……』

…と、青崎は織田に問いかける。
不思議な問いかけだ。何故、わかるのかと聞くのだろうか。

10年前、青崎はDiabloTuneを越える真の横浜最速の男として存在していた。反面、織田はDiabloTuneにかなわなかった。
速さという点では両者には隔たりがある。
だが、知名度では織田の方が上なのだ。
本当に速いのは青崎だったが結果としては忘れられた走り屋となり、織田は今でも走り屋の中では名の通った存在である。
真の最速の男として、皮肉のひとつやふたつを言ってみたくなってしまってもおかしくはない。

・織田とWON-TECの関係
織田は北海道の山奥にいた川志摩サトルの所在を知っていた(チューナーだと勘違いはしていた)。
WON-TECですら掴めていない超極秘情報だ。
WON-TECはその情報を求めて織田を探したのだろう。
だが、何故、織田はこのことを知っていたのか。
川志摩サトルと織田に直接の繋がりは本編からは確認できない。
…語られていない場所で織田と川志摩サトルじゃ出逢っていたのだろうか。


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