すまん、ネタバレしてしまった。
いや、長谷川が勝つと思っていた人は一人もいないだろうし、バキを初めて読んだ人でも負けると判断するし……
「長谷川丈流(29歳)」
まさかの長谷川のパーソナルデータが明かされる。
いらねえ!(直球)
ともあれ、長谷川は29歳。
意外にも若手とは言い難いベテランの年齢だった。
神心会三段だ。
加藤が四段なので加藤以下である。
加藤以下はいかんよ、加藤以下は。
身長171cm、体重84kgと体格は劣っている方だ。
しかし、1秒間に8連射の連撃で一本勝ちを量産している。
体格を補うだけのラッシュ力の持ち主なのだ!
餓狼伝における堤城平のようなファイターなのだろう。
なお、ジャックに一蹴された少林寺拳法の三崎健吾は1秒間に12連撃と言われている。
そんなラッシュ力の塊の長谷川ならば通り抜けられるのか。
なお、長谷川の容姿は蹴速に似ている。
蹴速の仇を討て、長谷川!
あいつはお前よりも何のために現れたのかわからなかったんだぞ!
というわけで、長谷川が拳を打ち込む。
通り抜ける以前に拳に拳を合わされて長谷川の右手は死んだ。
独歩としてはただ拳を合わせただけだろう。
それでも鋼鉄に正拳を叩き込むと同義なのは間違いなく、神心会三段の長谷川の拳など豆腐の如くだろう。
長谷川は痛い目を見たものの骨は派手に砕けたわけではなさそうだ。
悪くてヒビが入った程度だろうか。
独歩が本気で打ち込めばJr.は開放性骨折になったし、蹴速もカカトが砕かれている。
試合ということもあって手加減はしたらしい。
「一から――マキワラ突きから
この激突で長谷川の弱点が部位鍛錬の不足と見切ったのか、克巳は今後の指導を言い渡す。
連撃に頼り切ってしまったのが速射砲長谷川の真実かもしれない。
館長とはいえ21~22歳の年下に言われるのは屈辱かもしれないが、結果が結果だけに長谷川は受け入れるしかなかった。
こうして「重戦車」竹、「超強打」三島、「速射砲」長谷川の3人が敗北した。
竹と三島は通り抜けられ、長谷川は拳の鍛錬不足を突かれて負けた。
竹と三島は突進力はあってもそこまでの駆け引きやスピードが不足しているので通り抜けられてしまったのだろうか。
独歩は3人に足りない部分で勝利している。
ただ叩きのめすだけではなく今後の鍛錬の指針を示すと指導者として立ち合ったのであった。
3on1という圧倒的に有利な状況だったが、神心会の実力者3人が一蹴された。
相手が悪すぎる。
あと長谷川が蹴速に似すぎている。
とはいえ不甲斐ない結果ではあり、3人は視線を落とすのだった。
「だったらアンタがヤレばいい」「克巳師範」
「弱い者イジめにならない」「模範をアンタが示しゃあいい」
ここで末堂が克巳に一言申すのだった。
生きておったんかい、ワレェ!
上に立つ者として皆の模範となれというのは当然のことだがけっこう強気だ。
何のいいところもなく負けたくせに。
なお、神心会の役職としては克巳が館長で独歩が総帥だ。
が、末堂は独歩を館長、克巳を師範と呼んでいる。
克巳を館長として認めていないのか?
でも、ピクルの時は精一杯応援していたし……
末堂のある種の挑発に克巳が乗り、それを独歩が受ける。
独歩VS克巳の
この二人が戦うのは初めてだ。
正確には「範馬刃牙」の時に克巳が不意打ちで独歩を倒しているが、あれは別枠と見ていいだろう。
克巳は独歩を上回る才能と持てはやされていたが現実としてはむしろ実力差を思い知らされるばかりだった。
だが、今の克巳はピクル戦を経て劇的な成長を果たし、さらには烈の右腕を継承している。
今の独歩と戦う資格は十分! 多分!
長い前振りだったがやっと本題に入ってくれた。
末堂を倒した辺りでこうなってくれれば良かったのだが。
せめて3人衆を1週間でなぎ払ってくれれば……

これくらいのスピード感なら良かったんですけどね。
まさに息もつかせない展開だ。
いや、末堂が出ている時点で深呼吸しているか?
ともあれ、ありそうでなかった試合が組まれた。
ちゃんと戦ってくれれば面白いし、刃牙らへんに相応しい一戦になりそうだが……神心会の道場でやれるような試合になるのか?
ここでみっちゃんが地下闘技場で存分にやり合え!みたいに乱入してくれればしっかりとした試合になりそうでむしろありがたいのだが。
いや、そうなると即試合にはならなさそうだから乱入しない方がいいか?
ともあれ、次回へ続く。
なお、言うまでもなく次週は休載だ。
ゴールドエクスペリエンス並みに連載がゆっくりやってくる。
その能力、後半になるとなかったことになったので刃牙らへんもなかったことにならんか……?