でも、刀よりは弱いんでしょう?
あと本部如きでも当て身は侍よりも上とか言われていたような……
うん、本部が悪い(冤罪)
本部は合戦が究極の白兵戦だと語る。
そこで武蔵は天下無双の称号を得ていた!
だから、素手でも強いのだ。
せっかくの本部の解説だが、何かちょっとズレているような。
合戦で素手の技術が必要なるのはわかるが武器と並行して使っていた。
だから、素手オンリーの格闘戦とはまた違うような……
武蔵は闘技場の中央に埋まった刀の間近に迫っても手に取ろうとしない。
何はともあれ、今の武蔵は素手で戦う気らしい。
素手同士の戦いとなれば刃牙の十八番だ。
勇次郎相手にだって一歩も引かずに渡り合っている。 一方で武蔵に一発でやられている。
……刃牙の強さは時と場合によって変動しすぎるから、あまり信用できんな。
刃牙と武蔵は0.5秒の先読みができる。
動きではなく意識の0.5秒前を捉え合う戦いなのだ!
というわけで、武蔵の意識を読んだ刃牙は武蔵の両腕を捕まえる。
これにて両腕を封じることに成功した。
そこから飛び膝蹴りで武蔵の頭を狙うのだが、武蔵が両腕を回すと刃牙も回されて不発に終わる。
武蔵があっさりと両腕を押さえられたのは跳び膝蹴りを読んだからなのだ!
うむ、よくわからん。
一体、刃牙が武蔵の何を読んだのか、武蔵が刃牙の何を読んだのか。
先読み対決は玄人好み過ぎる。
そして、刃牙は武蔵の何かを読んだようで跳び蹴りを放つ。
それを武蔵は手刀で迎撃、刃牙をダウンさせる!
かつて独歩の跳び蹴りが敗れたように見事に叩き落とされた。
完全に素手で遅れを取ってるじゃねえか!
「撒きやがった……ッッ」
「あの「撒き餌」には食い付くかァ~~~~~ッッ!!!」
本部は驚愕する。
刃牙にあえて意識を読ませてカウンターを取った、ということなのか?
刃牙は意識の読み合いをほとんどしたことがないのに対し、武蔵の時代は意識の読み合いを身に付けた戦士は多くその中で磨かれてきた。
その年季の差が現れた形だろうか。
そして、釣られると釣られてしまうのが刃牙の刃牙たる所以である。
つまり、刃牙は下手に意識の読み合いをするよりも、何も考えずにスピードで押した方がいいのでは?
ガイアの時はそれで攻略できたし……
ゴキブリダッシュは対応されちゃったけど連続でやればわからないし……
……何か本末転倒な感じがしてきた。
次回へ続く。
刃牙、0.5秒の読み合いで完全敗北!
まぁ、刃牙が0.5秒の先読みをしていい結果になったことはないんですけどね。
オリバの時も筋肉ボールの餌食になったし、勇次郎には読み合いで不覚を取ったし、武蔵相手にはこれ。
もっと自分の長所を活かしたらどうしょうか……
相手の得意分野で戦おうとするのが刃牙らしさとも言えるのだけど、真剣ならもう何回死んだのかわからんぞ。
刃牙は死んだ目をしている。
まぁ、いつものことですな。
本当にいつものことである。
強敵と戦うと毎度のように死んだ目をする。
昔はそこまで死んだ目をしなかったと思うのだけど……
範馬刃牙になってからやたら死んだ目をするようになった気がする。
刃牙にはまだ奥の手が残されている。
鬼の貌!
範馬脳!
特に範馬脳は勇次郎を一時的に圧倒したほどの力を持つ。
期待だ!
自動回避? 知らない子ですね……