戦姫絶唱しないシンフォギアAXZ第6巻



しないフォギアもついにAXZの本編に到達!
シリーズとシリーズの空白を埋めるだけでなく、本編と本編と合間も埋めてくれるのがしないフォギアの魅力!






バルベルデへ直前に映画トレーニングを行うのだった。
第1話で劇中で映画について言及されていましたからな。
第5巻のしないフォギアの伏線を回収した形でもある。

作中でもある程度の頻度で行っていた普通のトレーニングを行わなかったのは、バルベルデ軍を制圧するために必要な地力は装者たちに備わっていると判断。
それよりも映画から戦術を学ぶことで効率良く戦闘を終わらせようとしたのだろうか。
シンフォギアは力任せなだけじゃなく戦術もけっこう求められる世界観。
チームワークあまりなかった頃の二課装者は地力で勝るはずのF.I.S.装者にボコボコでしたからな……





響、謎のお土産「白いバルベルデ」を買ってくる。
元ネタは言うまでもないですね。
北海道へ行ってきた人が高確率で買ってくるアレ。
ここで響は任務以外では海外へ行ったことがないことが判明する。
まぁ、一応程度に普通の女子高生だし、経済的にあまり余裕のない家庭だし、むしろ当然の帰結か。






響、夏休みの宿題ができていないことに苦しむ。
そして、悠木碧のヤケクソ気味な熱演が光る。 この辺の適当な騒ぎ方、実にいいですね。
ヤケクソな演技だけじゃなく激闘の直後でも日常に回帰できるのは未来という陽だまりがいるからか。






きりしらはGXの時と同様に今日も手を繋ぎながら登校する。
喧嘩の仕方を忘れてしまったとのこと。
……G。ほら、Gのこと、忘れないで。
そんなきりしらが一緒に登校しているのはいつものことだが、クリスも同じく一緒に登校している。
きりしらはクリスが好きだが、クリスもきりしらが好き……
相思相愛だな!






マリア・カデンツァヴナ・イヴ、トマトの悪夢に苦しむ。
何でや! おばちゃんのトマト、美味しかったやろ! 食べてたやろ!
アレですね。
金子のおっさんがアタック・オブ・ザ・キラー・トマトっぽいことをしたかったんですね。






「とても器用で不器用で、残酷だけど優しくて、いろいろできるのに、だけど何もできなかった、もう一人のボク」

エルフナインの休日は自分の脳内のどこかに眠るキャロルと出逢うために使われるのであった。
その時のモノローグが実にキャロルを物語って……いや、優しいか?
「優しかった」ならわかるけど……見えないところでエルフナインはキャロルに厚遇されていたのかも。
実際のところ、かなり仲が良さそうだったし。

ともあれ、ウェル博士のダイレクトフィードバックシステムはキャロルに逢うために用いられているのだった。
生きている時はかなりやらかしていたけど、死んだ後は普通に世界の役に立ってますね、ウェル博士。
死んで良かったな!



そんないい話なのにエビフライでオチを付けるな。
たしかにキャロルの三つ編みはエビフライだけど!






アダム、ティキと一緒に町中を歩いていた。
……いや、忍ぼうよ。
お前、本当に忍者か?(忍者ではありません)
アダムは日本に来てからはけっこう放蕩していたことが伺える。
そりゃ任務遂行に邁進する部下たちの心象が悪くなるワケダ。






なさそうであった装者の休日の話である。
マリアは翼の休日にドギマギするのだった。
すっかりお姉さんかお母さんっすね……






翼は休日に墓参りへと行くのだった。
ここで仲間たちの殉職が語られる。
作中で幾度も振り返られた奏やナスターシャ教授といった忘れがたい死者の代表格なのだが、名もなき黒服たちもそこに入っていた。
こうした黒服の死にはまったく動じていないけれど、それはあくまで防人としての務めだからこそ悲しみに耐えているのだ。
3.5といいブルー・スリーといい、黒服の存在感が増す昨今である。
……ブルー・スリーはただ単にギャグをやりたかっただけだな。



だから、いい話にオチを付けるのは止めろぉ!
暁切歌、まるで成長していない。
普通の常識人だとAXZで判明したはずなのに……






アダム、テレパスを使ってピザを頼む。
設定だけ見れば浮き世離れしているくせにやっていることは庶民派だな……
いや、テレパスを使って注文するのは何か間違っているけど。
ともあれ、電話慣れしているからこそ、最終決戦でテレパスを使った不意打ちに至ったのだろう。多分。
あと普通に食事するんですね、アダム。人形のくせに。






さらにTV局にクレームを入れる。
満喫しているんだよ、日本での生活をね。
そして、ティキに暇なのかと思われる。
……実際、暇だろう。
だって実務のほとんどを部下に任せているし。






AXZにおける切ちゃんの最大の見せ場、血涙のアフターフォロー。
切歌の無茶に思わず馬鹿と言ってしまう調だった。
これには瀕死ながらも切歌も不満で言葉を返すが、それに喜ぶ調だった。
イイハナシダナー……





喧嘩の仕方を忘れたのに喧嘩をするために快復させることを切歌は誓う。
イイハナシダナー……
まぁ、あっさり立って歩けるくらいには快復したんですけどね!






みんなでカラオケ。
大量の注文をする響と、かき氷を頼んだことを忘れられて怒る未来さん。
未来さん、アンタ、大分井口裕香が侵食していないかね……?
未来さんの井口化が著しい昨今である。





そして、唄う!
うたずきんを唄う!
これには大盛り上がりだ。
まるでライブだな!(ライブのうたずきんはマジヤバいくらいに盛り上がった)
……ところできりしらは?
呼んで欲しいデス、キネクリ先輩ぃ……