面白いよね、ゾンビランドサガ。
バキ特別編saga (ヤングチャンピオンコミックス)
違う、バキSAGAだ! SAGAるぞ!
……SAGAるのかぁ。
というわけで、バキの象徴、SAGAが始まる!
とにかくねちっこくて生臭い対決がSAGAだったけど、アニメ版だとキツいにはキツいけど要点を絞って大分脱臭しましたね。
あと梢江の胸が気持ちデカくなっていた。
顔は原作再現度が高くてキツいけどな……!
これを期にアニメから入った人たちは本物のバキSAGAを見て欲しいですね。
ゲロ吐くぞ。
キツいぞ。
ついでに私は5冊持っている。そのうちの1冊は先日知人に宅急便で送った。
嫌がる顔が目に浮かぶ。
そんなSAGAだけど愛というのは性欲を越えた先にあるというのは何か説得力ありますね。
SAGAは生臭さが先行するけど、ちゃんとテーマを描ききっているエピソードなのだ。
ほら、スカトロは突き抜けた愛の表現するための手法とか、そんな感じの。
この時にシコルスキーの脱走の流れが加えられる。
廃棄したエレベーター試験塔を改造した収容所に捕えていたのだ。
当然のように脱走されるんですけどね。
シコルスキーの一番得意なクライミング能力を存分に発揮できる場所に捕えたらいかんだろう。
海底刑務所に捕えろ、海底刑務所に!
SAGAり終わった刃牙は柳と戦う。
今度の柳は毒手を身に付けてパワーアップだ。
パワーアップなのか?
刃牙には全然通じないからありがたみがない。
アニメ版だと毒手の色も素肌と変わらないし。
毒手による鞭打が炸裂する。
皮膚がめくれ上がり肉が剥き出しになるほどの威力だ。
なお、鞭打でこんなにダメージを受けるのはこの時だけだ。
後に使われる鞭打は直接的なダメージを抑え、さらに痛みだけを集中的に与える改良型なのかも。
だが、鞭打を使えるのは刃牙もだ!
柳は大ダメージを受ける。
しかも、刃牙よりものたうち回って不甲斐ない。
柳は痛みを与える側で、刃牙は痛みを耐える側という違いが表れたのかも。
そして、マゾヒストこそ真のサディストということで刃牙は容赦のない攻めを行うのだった。
柳のピンチにタイミング良くシコルスキーがやってくる。
刃牙との決着はまだだったのだ!
……あれ? オリバを狙わないの?
オリバとの戦いは決着が着いたからもういいってことだろうか。
敗北のエピソードがちゃんと消化されたドイルと比べると、シコルスキーの敗北の基準やポリシーはよくわからない。
自分が敗北を認めないうちは敗北じゃない人なのだろうか。
SAGAによってパワーアップした刃牙を相手にするには一対一では死刑囚でも荷が重い。
柳とシコルスキーはチームを組むのであった。
でも、シコルスキーは乱入してからずっと人語を発していない。
チームワーク最悪っぽいのですが……
それでもシコルスキーに頼らざるをえない辺り、柳の追い詰められっぷりがわかるのであったとさ。