攻略と感想でも。
・攻略
こちらのモンスター成長表(ほぼ完成版)を見て強い奴を選べばOK!
……雑だが概ねこれでいいと思う。
とりあえず、回復持ちはいると便利。
毒やマヒは搦め手としてそこそこに有効だが、能力値とどちらを取るかとなれば能力値か。
モンスターは中盤まで特にこだわる必要なし。アイシクルだけで十分だし。
終盤になるとモンスターも戦力になってくるのである程度能力値の高いものを厳選したい。
終盤ではLvがすぐ上がるのでガンガン入れ替えていこう。
重要なパラメーターはHP・SP・攻撃力か。
HPは打たれ強さに直結するので重要だし、SPも意外と息切れするバランスなので高いに越したことはない。
全体的に物理攻撃の特殊技能が多めなので攻撃力も大事。
精神攻は肝心の特殊技能がいまいちなのが多いので重要度は下がる。
せっかくなのでキャラ評でも。
アイシクル この手のモンスター収集ゲーにあるまじき高い能力値と優秀な特殊技能を持つ。
序盤から中盤にかけてアイシクル一人でまったく問題ないくらい強い。
終盤になると他のモンスターの台頭でパーティの戦力の一部くらいになるがそれでも強い。
さすがにクリア後は能力値が不足してくるが、全体回復を行えるので仕事に困ることはない。
リザードヒール 貴重な全体回復持ち。
悪くない能力値とイベントで戦闘するため、必ず入手できるのが強み。
さすがにクリア後の戦力とするには厳しいが、クリアまでなら十分頼れる。
非線形パラドクタ クリア後のボス。
貴重なHPの高い全体回復持ち。
最終盤は攻撃力がインフレするのでこれだけで十分な存在意義がある。
まぁ、出番は1回くらいだけど……
似たような立ち位置のポルタメント海馬二区はパラメーターと特殊技能のかみ合わせがいまいち。
砕氷アシロテンペスタ クリア後のボス。
SPがとにかく高く息切れしにくい。
クリア後の戦力として十分活躍できるが、最終的にはHPに不安が残ることから一線を退くか。
慣例の双璧アシロテンペスタ クリア後のボス。
4回攻撃の特殊技能が非常に強い。
メインアタッカーか。
歴祖アポロディペイン クリア後のボス。
10回攻撃が可能。
とはいえ、慣例の双璧アシロテンペスタと比べるとSP消費が激しく、合計火力にさほど差がないため、いまいち感は拭えない。
だが、最強装備を取得すれば最大火力の持ち主として活躍する。
巡回し飛行する悪魔 クリア後の雑魚。
全体回復できるので便利。
非線形パラドクタを仲間にするまでは活躍できる。
氷悪竜アイス・ドラゴニック クリア後のボス。
クリア前のモンスターと比べると能力値が段違いなので使える。
とはいえ、アイスドラゴニック以降の隠しボスが揃ってくると御役御免か。
大悪魔の長アルティメット・真・サタン せっかく蘇ったのに壮絶にいまいち。
優遇されているアイスドラゴニック&巡回し飛行する悪魔とは偉い違いである。
そういう立ち位置ですよねー……
・感想とか
DTにはカイデモという傑作が前作としてあるため、どうしても比較することになってしまう。
まず、ストーリーの密度はカイデモの方が上なのは間違いない。
DTはクエスト制を導入した弊害として、良くも悪くも一本道で魅せていくストーリーを作れなくなっており、それぞれのエピソードが散発的になってしまっている。
道順を決めないと順序立てたストーリーは展開できず、かといって道順を決めるとクエスト制の意味がない。
これはクエスト制RPGが抱えるひとつの悩みだと思う。
本作は実質的に一本道とはいえ、個々のエピソードの密度がやや下がっているのは否めない。
また、カイデモのプロローグのような怒濤の勢いもなくなっており、スピード感にも劣っている。
前作キャラが出てから登場キャラも増えて勢いを多少取り戻す。
だが、その一方で強さの描写が前作キャラ>(越えられない壁)>アイシクルのため、ストーリーに緊張感が欠けてしまった感が否めない。
前作キャラを持ち上げすぎてしまっただろうか。
その一方で名言続きのアイシクルさんの魅力は凄い。
よもやここまで笑え……もとい魅力的なキャラだったとは。
アイシクルさんがストーリーを引っ張ったと言っても過言ではないだろう。
DTの象徴はまさにアイシクルさんである。
前述のアイシクルさんの名言を初めとして、アナザー君がテストで1000点を取ることで平均点100点以上というセンス溢れる展開など、ところどころでプレイヤーを強烈に引き付けるイベントが用意されている。
テンポや密度はカイデモと比べると劣ると言わざるを得ないが、その爆発力は健在である。
特にラスボス戦の演出はカイデモにはない破壊力を秘めており、これだけでDTの価値を大きく引き上げていると言っても過言ではない。
いや、ラスボスは本当に凄いので是非見ていただきたい。というか、やれ。買え。
総評としてはカイデモと比べると全体の完成度はやや歪なものとなっているのだが、その瞬間火力は健在のため、何やかんやで楽しめたと言える。
カイデモもカイデモで隠し奥義なしだとレベリングに時間を費やしたし、テンポそのものはあまり変わっていないか?
そんなわけで熱心なドロデモ先生ファンには間違いなくオススメです。
なお、現在のDL数は13。
おう……