戦姫絶唱シンフォギアXV EPISODE04 花の名は、アマルガム



ネタバレ! 黒幕は訃堂! ネタバレ! 黒幕は訃堂!
まさかとかそんなことを思わせることもなく速攻で身バレ。
XVの展開の速さは例年比1.5倍くらいデース。
バキ道の20倍くらいはありそう。





「力を使えば血中のパナケイア流体が濁り澱む……」
「怪物と畏れられても所詮はこの程度。情けないゼ」


まずは訃堂の走狗だと判明した残党たちから。
前回、背景でさりげなく描かれたパナケイア流体について触れてくる。
WA3で登場済みの単語だ。
最近は少なめのWAネタだがきっちり叩き込んでくる場面では叩き込んでくるゼ。

ここでエルザの側頭部に浮かんでいた紋様が引いていく場面が描かれる。
紋様はパナケイア流体の澱みが表現されているのだった。 また、ダメージだけでなく力の行使でもパナケイア流体は澱むようだ。
コンディションの不調が見てわかるのは大きな弱点だ。
また、多少の戦闘で澱むことからかなりデリケートなのもわかる。
この辺、たしかに残党は失敗作だ。




「左腕の具合はどう、ミラアルクちゃん」

「ザババの刃……物質的、霊的に作用するってのは本当らしい」
「どうにも治りが遅いみたいだゼ」


さらにザババの刃にはHP回復阻害効果があることが判明する。
シュルシャガナが物理的なダメージに長け、イガリマが霊的なダメージに長けているのだろうか。
一つ一つならまだしも、二つ合わせるとデバフの相乗効果で威力が高まるのかも。
そういえば、プレラーティも包帯グルグル巻きで復帰に時間がかかった。 あれもザババの刃の効果?
とはいえ、あそこまでやられた上で早期に復活できた。幹部の肉体の完全さがわかる。

XVのザババコンビ、第2話第3話の活躍だけでなく特殊効果持ちだと最近の躍進が著しい。
ガングニールに神殺し、神獣鏡に聖遺物殺しがあるように他のギアにも何らかの特殊能力が備わっているのかも。
天羽々斬は口調が防人になるとか、イチイバルには与ダメージ-30%ボーナスとか。



「利用する者、される者……」
「それを蜜月と呼ぶのならいつまで続けられるのかしら、ね」


ヴァネッサの呟きは訃堂との関係を示しているのだろう。
この協力関係は長くは続かないと予想しているようだ。
何せ相手は外道だしな!
それでなくともRhソイル式が命に等しいという情報を与えてしまっている。
である以上は切り捨てるのは容易だろうし、そうなる前に残党は目標を達成しなければならない。
残党の弱さは戦闘力のみならず、脆弱な組織基盤にもよるのだった。
だが、許さん! ハイクを読め!



「放課後、また本部に行くの?」

「うん、困ってる人たちがいるから……」

さて、今期では久し振りに襲われそうなリディアン。
響と未来は一緒にランチを取っていた。
好物がご飯アンドご飯の響にしては珍しくサンドイッチ。
ほう、サンドイッチですか。たいしたものですね。
ご飯を抜いたサンドイッチはエネルギーの効率が極めて高いらしく絶唱直前に愛飲する装者もいるくらいです。

さて、渦中だけあり放課後ミーティングが頻繁に行われているようだ。
そこで響のモチベーションとなっているのは困ってる人がいるから。
10万人殺すようなヤバい相手がいるからではない。
何だかんだで人助けこそが響の基本となっていることが再確認できる言動だ。



「響らしい」
「でもね」


「でも、本音言うとちょっと休みたいッ! 遊びに行きたい今日この頃お年頃ッ!」

と、冗談も多分に混じっているだろうが本音も述べる。
響が装者としての戦いにこのようなことを言うのは初めてだ。 決してノリノリで歌でブン殴りたいわけではないようだ。
まぁ、未来を安心させるためにこういった言動をしたのかもしれないけど。
未来の自分に対する負い目にも似た想いをさすがに一片も察していないとは思いにくいし、こう言うことで未来にとって多少の気休めにはなるだろうか。





「今度さ、時間が取れたら遊びに行こ?」
「カラオケとかさッ!」


「じゃあ、前みたく思い切って翼さんとか誘っちゃおっかッ!」

「そうだね」
「翼さんにも元気になってもらいたいもんね」


響の言葉からすると翼は未だに立ち直れていないようだ。 露骨に取り乱すことはなくともけっこう防人さきもってることがわかる。
前回、リアルパッパに煽られたしね。
オメーが仕組んだことじゃねーかよ、オメーがよぉー!

で、カラオケ。
カラオケはシンフォギアにおける娯楽の象徴である。 無印第9話は言うまでもなく、AXZの後日談としてクリスが響たちと一緒にカラオケで歌ずきんを絶唱している(なお、きりしらを呼んでいない。何でデスか!?)。
そんなカラオケに誘うことで翼に楽しんでもらいたいという気持ちが表れている。
表れているのだが……相手は防人ってるぞ?



「新たな敵、パヴァリア光明結社の残党、ノーブルレッドか」
「その狙いは一体……」


さて、放課後ミーティング。
勝手に自称したノーブルレッドだけど通称として採用することが決定したようだ。
F.I.S.のことを誰もフィーネと言わなかったのに比べるとエラい違いデスな。
いや、F.I.S.は正式名称が早々に発覚したからかもしれないけど……



「一連の事件をきっかけにRhソイル式の全血製剤は一箇所に集められて警護されることになったようです」

ノーブルレッドことザントリオはRhソイル式の全血製剤を求めていることが発覚したので一箇所に集めることになった。
それはRhソイル式の全血製剤の抹消が容易となることを意味する。 ……用済みとなったらやるんじゃねえだろうな、風鳴外道。
国防のためなら10万人を贄と捧げるくらいだから、稀血を求める患者を無視することも迷わず選びそうだ。





「しかし、残党に相手にこうも苦戦を強いられるとは思ってもみなかったな」

「たしかに幹部級3人の方がずっと手強かった」
「なのに、何故……」


「なりふり構わないやり方に惑わされただけデスともッ!」

【悲報】ノーブルレッドは本当に弱いことが判明
設定だけじゃなく実際に格下であると証言されてしまう。
イグナイトありの二人がかりかつユニゾンを使うことでやっとこさ倒せるのが幹部たちだった。
まさに強敵そのものである。
それと比べればイグナイトなしユニゾンなしで追い詰めることのできるノーブルレッドの戦力は見劣りすると言わざるを得ないだろう。



オレェ!!?
少しはキャロルのこと、思い出してやれよ!
「シリーズ最強にして最大規模となる謎の戦闘集団」って紹介されてたやん!
実際に幹部たちに比肩するくらいの戦闘力を持っていると思うのですが!
そりゃ結社の正社員じゃないみたいだけど!



「だよね」
「サンジェルマンさんたちの想いが宿ったこのギアで負けるなんてありえない」


響は実際にサンジェルマンたちの後押しを受けてアダムを打倒している。
今のギアがラピスの力を継いでいる、つまりは幹部たちの想いが宿っていることを理屈ではなく感覚で感じているのだろう。
前作のボスキャラとの繋がりを感じさせてくれる胸熱な一コマである。



オレェェエエ!!?
君たちの決戦兵器、イグナイトはオレのおかげだから!
思い出して涙流して!
もうなくなったけど! 焼却しちゃったけど!
いや、イグナイトが健在のAXZの時点で全然思い出してくれなかったよね?
オレェェエエェエエエェエエ!!!




「ちょっと翼、どこに行くの」

「鍛錬場だ」
「相手が手練手管を用いるのならそれを突き崩すだけの技を磨けばいいだけのこと」


さて、そんな中で翼は話が済み次第、鍛錬を行おうとする。
順調に防人っているようだ。
策に対して力で押し切る。そのために鍛錬する。
発想としては間違えていない。
間違えていないがその思考の元に動いても結果を残せなかったのが無印の頃だ。 風鳴翼は自分を追い込めば追い込むほど裏目に回ってしまう人間である。
まぁ、翼以外のキャラ全員が自分を偽って行動しても結果を残せていないけどネ。





「今度、時間ができたらみんなでカラオケに行こうって」
「だから、翼さんも……」


「すまない」
「他を当たってもらえないか」


そんな翼をカラオケに誘うが……結果は無残だった。
藤崎詩織を相手にした時のように断られてしまう。
無印第9話でもハイテンションで歌っていたからわかるように翼本人としてはけっこう遊びたい盛りだ。
そうした日常を過ごしたことで自分にとって守りたいモノを再認識することができた。
だが、今は日常を切り捨てた。順調に防人ってる。
これは真の防人を求める訃堂の思惑通りか。
ライブの惨劇に加えてメンタルを的確に抉り込む煽りの合わせ技の成果であった。
まさに老獪である。






「お早い到着」
「せっかちですのね」


「腕輪の起動、間もなくだな」

そんな訃堂、身バレから即合流。
このお爺ちゃん、100歳を遙かに超えるくせしてかなりのアグレッシブさだ。
実に手強い。頼れるくらいに手強い。
無印からずっと待ち侘びていた出番デスからね。そりゃお爺ちゃん張り切っちゃうよ。





「聖遺物の起動手段はフォニックゲインだけではありません」
「7つの音階に照応するのは7つの惑星、その瞬き」
「音楽と錬金術は成り立ちこそ違えど共にハーモニクスの中に真理を見出す技術体系」
「この日この時の星図にて覚醒の鼓動はここにあり……ッ!」


さて、完全聖遺物の起動にはフォニックゲインが必要となる。
だからこそ、フィーネはクリスを匿ったワケダ。
だが、錬金術の装置があれば歌を不要として完全聖遺物の起動が可能!
り、理屈はわかる。キャロルも成り立ちが歌と錬金術の成り立ちは同じと言っていた(GX第12話)。
フォニックゲインと錬金術の最先端、ファウストローブ由来のエネルギーは違うとAXZ第13話で言われていたので行き着くところは異なれど根源は同じ。
そして、その根源にほど近い技術体系で生み出されたであろう完全聖遺物を動かせるのはわかる。
根源が同じだからこそ錬金術によるシンフォギアのチューニングもできているのだろう。

それなら何で錬金術にも長けるであろうフィーネは自前で完全聖遺物を動かさなかったんデスか!?
あくまで錬金術による完全聖遺物の起動は代用品であり、完全な励起へは持って行けない。
覚醒の鼓動としては力不足であり、それが完璧主義のフィーネとしては納得いかなかったトカ?
この辺は後のドラマ、あるいは用語解説で明らかになるのだろうか。

ところでヴァネッサお姉ちゃん、音楽と錬金術の成り立ちは異なると仰っておられますが、キャロルは成り立ちは同じって言っているのですが……
いや、ヴァネッサは音楽と言っているし、歌と音楽は厳密には異なる概念なのか?
歌と錬金術は同じところから派生したけど、音楽は歌を切り取ったもので錬金術とは異なるトカ……
金子のおっさん! 説明、頼む!

単純に誤りであることが発覚!
「成り立ち」ではなく「在り方」が正しいようだ。
これにて不自然な部分はまとめて解消だゼ☆




「起動完了、なのよね……」

ともあれ、起動は終了。
が、装置だけでは歌と比べるといまいちなのか、ちょっと不安げだ。
シェム・ハの腕輪の外見にも変化はない。
少なくともデュランダルは起動したことで外見に大きな変化が生じていた。




「な……ッ!?」
(な、何だッ!? ジジイの力とは思えないゼッ!!)


そのシェム・ハの腕輪にミラアルクは手を伸ばす。
とりあえず、ヤバそうだし自分が一番に触れてみて毒味という腹づもりだろうか。
貧乏くじを率先して引いていく仲間想いな一面の表れと言えよう。
だが、許さん。薄い本でも覚悟せよ。

そのミラアルクを訃堂は制止する。
訃堂はミラアルクが驚愕するほどの力の持ち主!
いやはや、期待に応えてくれたと言うべきか。
怪物と畏れられるミラアルクを意に介さない胆力もただ悪巧みをする奸物とは一線を画す手強さを感じさせて心強い。
やはり、風鳴一族の長であるのならこれくらいやってもらわねば。 こりゃ弦十郎のフィジカル、八紘の政治力、防人の防人語を兼ね備えたまさに真の防人デスよ……!



あ、ただ悪巧みをする奸物の典型例デス。






「お前の役目は他にある」

「あの時の人たちで、ありますか」

「片付けよ」
「使いも果たせぬ木っ端だ」


前回、暴走族にバレてしまった部下、早速粛正されることとなった。
容赦ねえな、ジジイ!
あんな開けた場所で取り引きする無能とはいえ容赦ねえ!




「ヒ、ヒィイイィイイイッ!!?」

言われてミラアルクは睨め付ける。
汚れ仕事は率先してやる。殺る時も遠慮なく殺る。
これを前に無能黒服、ビビることしかできない。




「赦せとは、言わないゼ」

そして、迷わず喉笛掻っ捌く。
ウォーズマンみたいに許すことはしない。
このミラアルク、容赦せん!
容赦をせず命令をこなすから訃堂としては扱いやすい駒なのだろう。 手駒とする理由もわかる。
子たちもこうして国防のために動く真の防人になるのが理想なのだろうが……



「怪物めッ! 怪物どもめェッ!!」

掻っ捌いた上に緑の炎を出しながら燃える。
GX第6話のキャロルの自害の時のようだ。
これも錬金術の一つ?
無能黒服は怯える。怯えて怪物どもと言い出す。
ノーブルレッドだけでなく訃堂を含んでいる叫びだろうか。 訃堂は人格的な怪物じゃなく、肉体的にも怪物という疑惑が出てきたし、何とも重い叫びである。




「このまま殺されてなるものかッ!」
「殺されるくらいなら、こいつでェエエエッ!!」


無能黒服は拘束されていないことが幸いしたか、逃げ出してシェム・ハの腕輪を手にする。
無能だけど行動力はたっぷり。
意図せずしてシェム・ハの腕輪の実験台になるのだった。 ちゃっかりポーズまで決めやがって。





「この音は……ッ!?」

「――ぬぅああぁあああぁあああッ!!?」

シェム・ハの腕輪を身に付けると同時にノイズ混じりの音楽が鳴り響く。
起動には成功していることがわかる。
しかし、制御はできず爆発四散!
ナムアミダブツ!





「神の力、簡単には扱わせぬか」
「だが、次の手は既に打っておるッ!」


その爆発は凄まじく装置のみならずその他諸々まで巻き込んで破壊する。
起動は成功したが制御は失敗。
完全聖遺物は誰にでも扱えるのが売り文句だったが、シェム・ハの腕輪は神の力が関わっているだけにそう簡単に扱えるものではないようだ。
実際、完全聖遺物は誰にでも扱えるが使いこなせるわけではなく、ネフシュタンは侵食があり、デュランダルも共振による破壊衝動を引き起こす作用があった。
完全聖遺物は誰にでも扱えるけどノーリスクというわけではなく、フィーネが3種の完全聖遺物を自在に操ったのも数千年を生きる精神の化け物だからこそだし。
……訃堂ならシェム・ハの腕輪も普通に扱えそうだけどなぁ!

しかし、訃堂は奸計においても怪物。
次の手は打ってあるのだった。
それはシェム・ハの腕輪を起動できるであろう人間の確保だろうか。
……未来さん?



「ディー・シュピネの結界がッ!?」

「連中が駆け付けるゼッ!」

バルベルデで用いられたディー・シュピネの結界が出てきた!
身を隠すための技術としてはかなり使いやすいのだろう。
アジトを隠すために用いるのもわかるが、不運ハードラックダンスったことで結界が破れてしまうのだった。
お爺ちゃんが自分たちであらかじめ処刑していれば……あるいはちゃんと拘束していれば……
手段を選ばない悪辣さが逆に最適解ではなくなっているパターンデスな。



「……提案があるでありますッ!!」

ノーブルレッドは戦力と組織力で劣る。
なので、ゲリラ戦にしか勝ち目がない……のに、住所がバレるのは不味い。
そこでエルザは作戦を立案する。
……こういう役目はヴァネッサの仕事のような。
あとお爺ちゃん、少しはフォローしたれ。



そんな訃堂の期待を一身に受けすぎてしまった防人は鍛錬をしていた。
久し振りのロウソクを相手にする鍛錬である。
無印第2話でやってた。OPではAXZでやっている。
この人、メンタルが防人ってる時はこの鍛錬をする癖でもあるのだろうか。


精妙な太刀筋でロウソクの芯を斬る!
ワザマエ!



が、すぐに炎は再び灯る。
力だけでは争いの炎を絶やすことはできないというメタファーだろうか。 防人ってる時は何をやってもダメなのが防人。



「歌では何も、守れない……」

翼は訃堂の言葉が大分胸に刺さっているようだ。
翼の軌跡は歌で大切なモノを守ってきた軌跡である。
……であったがそれを見失うほどに訃堂の一撃は重かったようだ。
現に何もできずに10万の命を失ってしまっている。
訃堂の言葉が重石となるのは道理か。
そのために虐殺を行ったとしたら……本当に訃堂は恐ろしい。





さて、そんな中で警報。
いや、警報ってあそこは本部内の鍛錬場だったのか……
VR機能で道場にした?
ともあれ、今日のノイズ遊園地開園。
ほのぼのとノーブルレッドのアジトの破壊活動を行っている。
施設に背を向けているノイズさんはちゃんと働かせろ。



「こちらもお早い到着だこと……」

開園した結果、装者たちがアジトへと急行する。
XVになってからヘリやミサイルで急行してからの戦闘が増えた。
ノーブルレッドの立ち回りはゲリラに近いからか、急行して対応する展開が増えたのが大きいか。



「Seilien coffin airget-lamh tron」

そして、今回のバンクはマリア!
キャラソンからわかっていたが翼は後回しのようだ。
一人だけ発売日が大幅に空いているしかなり引っ張りそう……
しばらくは防人るな……





まずはラピス、無印風シルエット、G風引きカメラのXV基本3点セット!
やったぜ、狂い咲き!




マリアの変身バンクの新機軸はまさかのリボン!
第1話でリボンを元にした新技、SILVER†GOSPELを使ったと思ったら変身バンクでも!
作中のアクションと変身バンクの親和性が高まっているXVである。
だから、雪音は実戦でおっぱいリロードしろよな!




また、銀の左腕なので左腕のパーツを重点的に描いている。
あ、中にメガ粒子砲が仕込まれてる。
アガートラームってMSの味だよな……





( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!
アームドギアで締め付けるというフェチズム溢れる演出に大満足。
さすがは170cm、96/62/90のドチャシコボディ。




そして、NORMAL OPERATIONとコンバーターアップ。
コンバーター付近のパーツはそれぞれのギアの色なんだけど、アガートラームは白銀ではない。
白だと目立たないから……?






そして、キメ!
俺が、俺たちがアガートラームだ!
もう一時期のたやマはどこへやら。
ずっと格好いい人になってしまった……




「手の届く場所だけを守れればいい――」
「それしか私にはできない――」

白銀しろがねの炎 -keep the faith-」と共に勃発!
とりあえず、ノイズさんを一刀両断。
また今回もマリアと響と一気に出撃せず2人チーム。
やはり戦力の一点集中を避けていることが窺える。
地力では勝っているわけだし不測の事態に備えて対応力を上げた方がいいということか。





「千の傷、また増える――」
「痛みを耐えて今に生きるここに誇りを――」

次はGNバスターライフル「HORIZON†CANNON」!
イメージビジュアルにあった格好いいポーズ、HORIZON†CANNONを正面から映したものだと判明。
今まで横から映していたから新鮮である。






雑魚退治は器用なマリアに任せて響はヴァネッサと向かい合う。
これがヴァネッサの緒戦となる。
指からマシンガンを撃つが響はあっさり接近、格闘戦を挑む。
この程度の兵装、装者相手には時間稼ぎにもならないようだ。




「目的を、聞かせてくれませんか」

この僅かな時間で実力差は示されたようでヴァネッサは冷や汗を流す。
そして、とりあえず殴って優勢に立ってから響は交渉を開始する。
今までは出逢うと同時に交渉だったが今回は殴ってから交渉に切り替えている。 まぁ、交渉する前に黙らせるのは正解だ。
ちょっと大人になった響であった。




「――降参するわ」
「まともにやっても勝てそうにないしね」
「わかり合いましょ?」


「そ、そこまでわかり合うつもりはッ!?」

対してヴァネッサは色仕掛け!
いや、待て、ビッキー。
何でお前は頬を染める。




さらに入魂の作画で胸が揺れる。
ぷるんと重量感を伴って揺れる胸の質感はまさにジャパニーズHENTAI。
だから、何故お前は赤面して目を隠す。
反応が男の子じゃねーか!
そりゃGX第6話で未来さんだって目隠しするわい!
あの時は何やってんの未来さんと思ったけど、響がこんな反応するのなら当然の行動だった。




「――なんてね」

だが、それは惑わすための策。
出たァー! やったァー! おっぱいミサイル!
期待に応えてやってくれたゼ!
でも、本当にやるとは思わなかったゼ!
こんなんだからこのアニメを見る人の平均年齢が高いんだよ。




完全に虚を衝いたのか、おっぱいミサイルは命中する……がダメージはない。
うーん、やっぱりおっぱいミサイルを使うユニットって修理とか補給担当だからな……
虚を衝いたくらいではアドバンテージが取れないくらいの力の差があるということか。





「私たちの目的は、そうね」
「『普通の女の子』に戻ってみんなと仲良くしたいじゃダメかしら?」


ヴァネッサの攻撃は続く。
今度は普通の女の子に戻りたい、仲良くしたいと意外な言葉から手首を折り曲げてグレネード。
真贋はさておきそれはきっと響が裡に秘めた願いでもありそうだ。 少なくとも未来はそう願っている。
偶然かもしれないが自分の心の奥を見られたのも同然だからか、響は回避できずに直撃……




「あっちゃぁ……」

来た! 盾来た! メイン盾来た! これでたやマる!
ノイズの掃討を終えたのか、素早くGNソードビットでカバーするマリアだった。
この辺のカバー力、さすがは22歳。最年長。頼れる。






「ヤバいかな……ヤバいかもね……?」

今度はマリアが接近戦を仕掛ける。
ここは俺の距離だ!
ヴァネッサは捌いてはいるもののやはり反撃に移れていない。 虚を衝いての攻撃が主体だから正面からの力比べは望んでいないのか。





ここで背中を向けて走りながらのワイヤーナックル!
逃げながらの変則的な攻撃だが相手は対応力の化け物。
弾いて上で掌底を放つ。
掌底! 生身での格闘戦を嗜むマリアらしい実戦的な攻撃!
武器を使っても強いが殴っても強いのがマリアだ。 マリアさんのこういうところ、格好いいと思う。薄い本くれ。





「震えても向かうことだ」
「さあ、私を穿てェエェエエッ!!」

掌底で距離が空いたところに新技「DIVINE†CALIBER」!
ヴァネッサは距離を離したがっていたが、間合いを相手の都合で離されるのと自分の都合で離すのではまったく勝手が違う。
こうして自分で生み出した必殺の距離に放たれたのだった。
OPの繋がりでサソリをほんのり意識してか、形がサソリの尻尾に似ているような。





連続エネルギー弾から爆発!
倒すには至らなかったものの相当なダメージを与えたようだ。
幹部相手なら生身に撃ち込んでもノーダメージで凌がれたものだが、ヴァネッサには一定のダメージを与えた。
単純な比較ならノーブルレッドは生身の幹部にさえ劣っている。 うーん、弱い……というか、幹部って強かったんデスね。
直前の指定暴力団キャロル組のインパクトが強すぎて実力を見誤っていた……




「――ヴァネッサ」
「腕輪と保護対象を連れて戦域から離脱できたでありますッ!」


ここで見ないと思っていたエルザからピンポンパンポン。
訃堂を引き連れて離脱していた。
ここでバレたらヤバいのはノーブルレッド以上に訃堂だった。 戦域から離脱できたから良かったもののお爺ちゃん、けっこう冷や汗ものであった。
それでも余裕を見せるのはさすが大物界の大物か。
小物界の大物とは違うネ……



なお、面白い絵面を用意するのは止めて欲しい。
どうやって逃げていたのかと思ったらミラアルクの空輸かよ……
これに訃堂お爺ちゃんが乗っていると思うと優しい笑顔になれますな。
いや、こうやって逃げるのが正しいのはよくわかるけど……



「了解、こちらも撤退するわ」
「例の場所で落ち合いましょう」


というわけで、ヴァネッサは終始押されていたが戦術目標である時間稼ぎは達成していた。
ノーブルレッドは戦闘力では劣っているが戦術目標は概ね達成している。 劣るからこその慢心のなさから来る立ち回りの上手さではなかなかのものである。
まぁ、暴走族にバレてからの戦闘はRhソイル式の全血製剤を手に入れるという戦術目標を果たせなかったから敗北だけどね……




「待ってくださいッ!」
「やっぱり話しても無駄ですか、わかり合えないんですかッ!?」


「――わかり合えないわ」
「だってヒトは異質な存在を拒み隔てるモノだもの」


ヴァネッサは対話を拒むのだった。
毎度のことながら響は対話を持ちかけては最初の1回目で必ず失敗する。
ヴァネッサは失敗から両親に見捨てられている。 理想を共有するはずの結社内でもこうした扱いを受けたからか、ヴァネッサの言葉は重い。
この辺の統治にはアダムはまったく興味がなかったんだろうな……あの人、雑だし……





目から怪光線! そして、離脱!
シンフォギアには基本的に飛行能力がないから飛べば追えない。
この場にクリスがいたらミサイルで飛行したからワンチャンはあったか?
でも、弾頭を撃ち抜くことは容易くできるだろうしダメか。
そんなわけでヴァネッサを逃がしてしまうのだった。



「拒み、隔てる……」

異質なモノを拒み隔てる。
それは響がその身を以て体験したことでもある。
なので、重くのしかかるのだった。
哀しき過去を背負った敵とは幾度も渡り合った。
だが、忌み嫌われた過去を背負った敵はこれが初めてだ。 会員制拷問倶楽部だよ、会員制拷問倶楽部。凄い響きだな、会員制拷問倶楽部……




「これは……ッ!?」

さて、緒川さん得意の現場検証。
ここで歯車のようなパーツを見つける。
アンティキティラの歯車を彷彿とさせる。
まぁ、実際のところは別物かもしれないけど。





(勝てなかった……わたしはまた……)
(それでもわかってきたモノもある)
(あの人たちの力、勝利の源にあるのは『拒絶』)
(だったらわたしは……そして――……)


さて、精神世界へレッツゴー響。
響は力で勝っているはずだがノーブルレッドに勝てなかった。
ノーブルレッドだけでなくキャロルにサンジェルマンに勝利という勝利を掴めていない。
もっとも、そこは勝利の定義を響が明確に思い描いていないのが大きそうだ。 なので、勝利が定義されていない以上、現状では敗北だけが存在する状況になっている。
そもそも、響が目指すのは対話であり勝利ではない。そこに本人が気付いていない。
そこに気付いているからか、負けるなとはエールを送る未来さんはさすがだ。
そして、拒絶は対話の真逆とも言える。
定まっていない勝利。ノーブルレッドが掲げるのは対話とは真逆の拒絶。
これではサンジェルマンのように偶発的にでも志を共にすることもない。
響は何も見据えられておらず迷うのは必然か。
そりゃ精神世界にも飛ぶ。



で、医務室で治療を受けていた。
ダメージというダメージを負っていなかったが戦闘の後だからちゃんと治療はするのデスな。
当たり前だ。
あるいは浄罪の事実があるから要観察対象になっているのかも。




「アジトを失うってテレポートの帰還ポイントを失うだけでなく、雨風を凌ぐ天井と壁を失うってことなのね」
「お姉ちゃん、また一つ賢くなりました」


「おかげで次のねぐらが見繕われるまでまさかの車中泊」
「世間の風はやっぱウチらに冷たいゼ」


一方、ノーブルレッドたちは車中泊。川の字で仲良くお休み。
世知辛いな、おい……
こんな世知辛い敵は初め……あ、F.I.S.も世知辛かった。
世知辛くとも状況を存分にかき回したウェル博士って凄い。




なお、幹部の豪華な生活。
組織力の大事さがわかる一コマデスな。
休める時にしっかり休める環境があるかどうかは大事。
特に長期的な活動できるかどうかはそこが分岐点。
……つまり、ノーブルレッドの往く先は暗い?




「あの時は仕方なかったであります」
「アルカ・ノイズの反応を追ってS.O.N.G.が急行してくるのはわかっていたであります」
「それでも足が付く証拠や起動実験の痕跡をそのまま残しておくわけには……」


「心配ないない、何とかなるなる」
「だってエルザちゃん、しっかり者だもの」


エルザの提案はノイズ動物園による証拠隠滅だった。
機転はよし。だが、大分雑な隠滅だった。
サボっているノイズさんもいたし……
ノイズさん、バルベルデ軍と足並みを揃えたりとそれなりに命令をちゃんと聞くはずなんだけどね。

対するヴァネッサはテキトーに励ます。
心に響かんな、言葉が軽い。
エルザも褒められたのに全然照れていねえ。
心に響かんな、言葉が軽い。
……この人、こういうところがそういうところなんだゾ。






「ちょ、ちょっと、どうしたのったらどうしたの、エルザちゃん?」

ここでエルザのケモミミが唸る。
そして、仕込まれた策を発見! 有能!
キャラクター紹介の小さなまとめ役は伊達ではない。
この人がリーダーをやればいいんじゃないですかね……





「これは……アウフヴァッヘン波形ッ!?」

「それもあたしらとは別の……まさかッ!?」

「ああ、奪われた腕輪が起動したと見て間違いないだろう」

さて、S.O.N.G.の本部ではノーブルレッドのアジトから集めた情報の精査が行われていた。
まずは謎のアウフヴァッヘン波形である。 当然、シェム・ハの腕輪のものだろう。
なお、アウフヴァッヘン波形、「聖遺物、あるいは聖遺物の欠片が、歌の力によって起動する際に発する、エネルギーの特殊な波形パターン」用語集で解説されている。
歌を用いなければアウフヴァッヘン波形は生まれないのだ。

だが、あの場では誰も歌っていない。
錬金的に音楽を発生させただけだ。
それでもアウフヴァッヘン波形が生まれたことがシェム・ハの腕輪の特異性であり、カストディアンと歌の関わりを物語っている。 いや、それっぽい音楽でそれっぽいアウフヴァッヘン波形が出たのかもしれないけどネ……
表示されているアウフヴァッヘン波形もノイズ混じりで完全なモノではないワケダ。




「おそらくは強固な結界の向こうでの儀式だったはず」
「例えばバルベルデでのオペラハウスのような……」


ここでオペラハウスを持ち出して装者たちはハッとする。
まぁ、装者たち、居合わせていないけどな!
あと藤尭、テメエのミスは忘れていないからな!




「そして、観測されたのはもう一つ――」

「な、何これ……音楽……?」

「だとしたらデタラメが過ぎるデスッ!」

さらにアウフヴァッヘン波形だけでなく音楽が観測されていた。
しかし、その音楽はノイズだらけでまともに聞き取れるものではない。
結果、音楽に秘められた意味を理解することもできない。
とりあえず、言えることはアヌンナキが唄う歌に間違いない!
最終作だ。これはもう歌VS歌の決戦を行うしかないだろうて……



(聞いたことのない音の羅列……だけど私はどこかで……)

未知なる楽律は惧れを奏で、君だけが既知と訝しむ。
XVはまったく触れられなかったマリア・カデンツァヴナ・イヴの出自がクローズアップされている。
マリアのエピソードのほとんどはマリアが抱えた悩みとどう向き合うかだった。
だが、こうした精神的な問題はAXZで全て解決したと言っても過言ではない。

だからこそ、設定的な問題に踏み込む時が来たようだ。 AXZでちょっと出自が垣間見えたくらいだ。
今まで引っ張り続けてきただけに期待がかかる。
日本人が多いレセプターチルドレンの中では珍しいウクライナ生まれなのも見逃せない。 こうした設定の異質さ……そして、それを上書きしてあまりあるたやマっぷり……



「音楽の正体については目下のところ、調査中」
「ですが、これらの情報を総合的に判断してノーブルレッドに大きな動きがあったと予測します」


マリアがいろいろ考えていることを無視してエルフナインは音楽を止める。
まぁ、ノイズ同然だしね。
ともあれ、カストディアンの遺産が動き出した。
そして、カストディアンの遺産のヤバさは棺が証明している。


「さっきの戦いで発信器を取り付けさせてもらったのよ」
「ノーブルレッド――弱い相手とは戦い慣れていないみたいね」


ノーブルレッドの動きが新しい次元に入ったことを意味する。
これ以上、好きにさせると状況はさらに混乱しかねない。
なので打って出る、つまりは決着を付ける時が来た。
だが、所在不明のノーブルレッドをどうやって見つけるか。
マリアが発信器を取り付けていた! 超有能!

さすがはエージェント。諜報に長ける。
弱い相手とは戦い慣れていないという言い回しが格好いい。
自身に劣っている部分を把握し隙を突く。
自分の弱さを認めるマリアだからこその機転であった。 ノーブルレッドは弱者を躊躇なく蹂躙することはできても、弱者ならではの搦め手への耐性はないということか……




「迎え撃つとは殊勝な」

というわけで、決着を狙う。
なので、今回は戦力を分散させず全員出撃!
さらにバトルフィールドは得意の人質を使えない場所だ。
力と力のぶつけ合いなら装者たちに分があるのは幾度も証明されている。
勝ったな! 飯食ってくる!



「Balwisyall nescell gungnir tron――」

そして、響、2回目の変身バンク。
防人ではない。
やはり、もったいぶるワケダ。



「いくつの闇を――」

そして、「ALL LOVES BLAZING」と共に勃発!
「ALL LOVES BLAZING」は歌詞がエモいんですよ……
「迷いなき拳に重さなど宿らない」ですよ?
迷い続けながら拳を握ってきたからこそ響の拳は重い!
迷うからこそ響はむしろ強い!
そんな響の軌跡を肯定するのが「ALL LOVES BLAZING」である。
すこすこのすこ。
そんな「ALL LOVES BLAZING」が流れた! 勝ったな! 風呂入って夜が明けるまで寝てくる!





だが、着地硬直中に地雷が爆発! 「ALL LOVES BLAZING」不発!
何だよ、その出オチ!
メチャクチャ「ALL LOVES BLAZING」を褒めたのに一瞬で終わりやがった!
この楽曲即キャンセル、AXZ第7話の「月下美刃」を越えた。 これ、即キャンセルすると面白いなと思ってやったな!
面白かったから許す!

ところでこの地雷、「YAKINIKU-5」と書かれている。
金子のおっさんの財布をだけを破壊する地雷デスか……?



「何だとォッ!?」

そりゃXV初のだとォ!が炸裂するよ! 変形系だけど!
XVの弦十郎、けっこう落ち着いているから伝統のだとォ!を使わないんデスよね。
AXZの頃は毎回言ってたくらいなのに……



「あえてこちらの姿を晒すことで降下地点を限定させるであります」
「あとはそこを中心に地雷原とすることで――」


「他愛ないゼッ!!」

この搦め手はエルザ発案のものだった。
シンプルにして、それでいて有効な策だ。
エルザ、実に有能。有能の極み。
喧嘩稼業に出てみては如何か?
コーナーポストに毒を仕込んだりする。





「発信器とはやられたゼッ!」
「どうするッ!?」


「逃げるにしても逃げる先のアジトはないわ」
「ここはもう迎え撃つしかないわね」


「だから、どうやってッ!?」

さて、ここでノーブルレッドの作戦会議の回想。
あれほど暴れたミラアルクでもかなりヤバいことは自覚している。 この辺は現実的というか、慢心がないというか。
エルザといい力はないが有能だ。
力はあるが無能のアダムとは真逆ですね!





「方法は、あるであります」
「迫り来る危機的状況……だけどわたくしめらは3人揃い必要数の全血製剤も揃っているでありますッ!」


だが、勝算はある!
というわけで、エルザは作戦を立案するのだった。
その第一手が地雷であった。
地雷をどこから調達したかは置いておく。
訃堂お爺ちゃんに電話したら自衛隊の払い下げをもらったんですよ。
自衛隊は地雷を使わない。






「辺り一帯地雷原なら……ッ!」

「一度爆発したところにはもう地雷は埋まってないのデスッ!!」

地雷は出足を挫けど有効打を与えるには至っていない。
近代兵器ではシンフォギアに勝てないことはバルベルデ軍との戦いで実証されている。
狂い咲きと叫びながら非常識な量のミサイルを撃ち込まなければ困らせることもできない。
とはいえ、厄介なことには変わらないので常識人の常識的な判断に従って地雷のない場所に移動する。
必然、装者たちは一箇所に集まることになり……






「――それもまた予測の範疇でありますッ!!」

「行くゼェッ!!」

だが、地雷はあくまで囮。
一箇所に集めることこそが狙いだった。
二重に張り巡らされた見事な策である。
というわけで、ノーブルレッドは散り散りになり装者たちを囲む。
デルタアタックかな?





「――させるかよォッ!!」

同時にキューブが出現し装者たちを囲む。
今までの錬金術士たちの攻撃とはまるで異なる。
何かわからんが食らえ! 「MEGA DETH PARTY」!




「――馬鹿なッ!?」
「雪音の火力で砕けぬとはッ!!?」


雪音のwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
火力でwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
砕けぬwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
とはwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww




煽ってんのか、テメー! 傷付いたぞ、オラー!
というわけで雪音の火力で砕ける方が驚きのMEGA DETH PARTYが一切通じない。
キューブの強度の高さがわかる。




「そう、あれかし――」

ヴァネッサは呟く。
同時にキューブは装者たちを完全に包み込み――






「切ちゃん? みんな?」
「どこにいるのッ!?」


不思議空間に隔離した!
空間の隔離は結社の常套手段の一つですな。
結社の秘匿性を高めるために研究が進んでいる分野なのかも。




「刃が通らないッ!?」
「簡単には抜け出せないということデスかッ!!」


雪音の火力でも砕けぬ(笑)だけあってイガリマの刃も通らない。
空間が隔離されたのは初めてではないが以前とは勝手が違う。
初見殺しの技デスな。




「名匠ダイダロスの真髄をここに」
「怪物が蠢くは迷宮」
「神話や伝承、果ては数多の創作物による積層認識が『そうあれかし』と引き起こした事象の改変」
「――哲学兵装」


「怪物と蔑まれたわたくしめら3人が形成する全長38万キロメートルを越える哲学の迷宮は捕えた獲物を逃がさないでありますッ!!」

というわけでドヤ顔で説明開始。
ダイダロスは怪物を閉じ込める迷宮を作った。
それを迷宮に閉じ込められるはずの怪物が作るというとんちを効かせているが、それも事象の改変の一つだろうか。
力で勝てないから哲学で挑む。
そして、その状況を作るまでの策が見事……

さて、全長38万キロメートル。
これは地球から月までの距離と同じである。 わざわざ距離を持ち出したからには何かがありそう……
例えば装者たちを月まで送り届けるための手段として用いるとか……





「それだけじゃないんだゼッ!!」

「な、なにこれッ!?」

さらに装者たちをエネルギーが追い詰める!
閉所の迷宮に閉じ込めた上でエネルギーによって翻弄するとけっこう理に適った構図だ。
その一方で消耗は大きいようで既にパナケイア流体が澱んでいる。






「あなたたちッ!?」

「来るぞッ! 衝撃波だッ!!」

「「「ダイダロスエンドッ!!!」」」

装者たちは合流する。
それはエネルギーが合流することにも繋がり……
これによってダイダロスエンド、完成!
使わないことさえ危惧されたがあっという間に回収された。
XVは匂わせたら即回収を意識している。

なお、あっさりと合流できるとは全長38万キロメートルとは一体。
メチャクチャ迫力ある数字を出したのに!
いや、こうやって追い詰めるのが目的だから区画を小さく整理していたのかもしれないけど!




「行き場のない閉鎖空間にてエネルギーを圧縮、炸裂させれば――」

「わたくしめらのような弱い力でも相乗的に威力を高め窮鼠だって猫を噛むでありますッ!!」

さらにダイダロスエンドのメカニズムが解説される。
もうお前ら、ドヤ顔の極みだな。
というわけで、脱出不可能の哲学兵装の迷宮に閉じ込め、そこでエネルギーを圧縮、炸裂させるというものだった。
自由を奪った状態で必殺するなんて……! 止めろよ卑怯者!

そんなわけで38万キロメートルはトンデモだけどメカニズムとしては捕縛からの必殺と無駄なくまとまっている。
少なくともトンデモの塊のTRINITY RESONANCEよりは無駄がない。
捕縛の部分が大掛かりなだけに仕組みが分かればかわされそうだが、初見での対処は困難か。
卑怯だゼッ太郎の必殺技に相応しいと言えよう。




「だが、さすがのシンフォギアッ!」
「簡単にはいかないみたいだゼッ!!」


「なら――もう一撃にてッ!!」

だが、それでも装者たちを倒すには至っていない。
一度捕えてしまえば必要に応じて体力の許す限り、再攻撃を仕掛けられるのも強みか。
意外と柔軟性のある必殺技だなー……
何で装者たちは一発ネタみたいな必殺技にこだわるん?
TRINITY RESONANCEとか。




「勝てない……どうして……?」
「サンジェルマンさんたちの想いが宿ったこのギアで――」


響は敗北を実感する。
サンジェルマンの想いが宿っているのに……
まるでブランド物を自慢するようでちょっと情けない。
響は何らかのバックボーンがあるとそこを気にしてしまって実力を出せないタイプかも。 何も持たないから強くなれる人間なのだ。
防人は防人ばっかり気にして防人ってる。




「『勝てない』……?」
「ならば問おう。お前は何に負けたのだ」


「サンジェルマンさんッ!?」

ここでサンジェルマン登場、だとォ!?
ラピスに宿っていたのはサンジェルマンの力だけでなく意志もだった。
AXZ第13話でも幹部たちは土壇場でアダムに借りを返すために吠えている。
が、この辺はまだ解説されていない。
しかし、奇跡が存在せず軌跡だけが存在するのがシンフォギアである。 この描写も精神的なものではなく何か理由があるはず……多分……俺は金子のおっさんを信じる……




「誰に負けた――立花響」

「そうだ……負けたのは自分自身に」
「勝てないと抗い続けることを忘れたわたし自身にッ!!」


サンジェルマンさん、もうちょっと具体的に問いかけてください。
しかし、この抽象的な問いで響は抗うことを忘れたことに気付く。
立花響が求めるのは勝利ではなく手を伸ばし続けることなのだ。 そのために必要なのは諦めないことであり、だとしてもで手を伸ばし続けたことでサンジェルマンとは手を繋げないまでも共鳴するには至っている。





「――私が手を貸す」
「だから、忘れるな、立花響」
「想いを徹すために握る拳をッ!!」


「――忘れない」
「すれ違った想いを繋ぐために拳を開くことをッ!!」
「そして、信じて正義を握り締めることをッ!!!」


そして、繋いだ! AXZでは繋げなかった手を繋いだ!
かつてサンジェルマンは「明日を拓く手はいつだって怒りに握った拳だけ」と叫んでいる。
しかし、想いを徹すために握った拳を響にぶつけられた。
その拳をぶつけた響は想いを繋ぐために拳を開くことを知った。
二人は道を共にしなかったがたしかに交わった。
そして、別たれたはずの軌跡は、今こうして再び交わり……






「ダイダロスエンド、フルスロットル、でありますッ!」

「今度は迷宮ごとブッ飛ばすゼッ!!」

「この威力でなら……ッ!!」

一方、ノーブルレッドはパナケイア流体が濁ることを覚悟でトドメを放つ。
迷宮ごとブッ飛ばす……ってそれだとエネルギーが拡散して威力下がりません? 大丈夫?
ともあれ、爆発四散! ナムアミダブツ!
一発でさえ装者たち全員を倒れさせたのがダイダロスエンドである。
二発目となればそれはもう必殺――




「――だとしてもォォオオォオオォオオオッ!!!」

「だとしても」を貫くために復活!
朝焼けと黄金の組み合わせが心憎い演出である。
さすがはサンジェルマンさんですよ、幹部ですよ、金たくさん持っていそう。





「黄金のエネルギーフィールド……ッ!!?」

「これは、一体……ッ!?」

装者たちもエネルギーフィールドを纏いダイダロスエンドから逃れていた。
全員のギアはまた別の姿にリビルドされている。
まさかの4話にしてリビルド! イグナイトの第6話の記録を打ち破った! ただでさえ展開の速いシンフォギアだけどXVは例年比1.5倍の速さデスよ……
何? 金子のおっさんの遺作にする気なの?




「サンジェルマンさんが手を繋いでくれましたッ!!」

「何ッ!?」

「――力を貸してくれたんですッ!!」

サンジェルマンはAXZでは響と理想を同じにしながらも手を繋ぐことを拒み続けた。
だが、命を失って初めて楔から解き放たれたのか、響と手を繋いだ。
力を貸してくれた!
……冷静になるとけっこうな電波発言だけど冷静になれる人、います?
俺は無理!




「真正面ど真ん中に諦めずにぶつかるんだ」
「全力全開で限界突破して――」

響が唄うのはサンジェルマンと手を繋ぎたい想いをブン殴った歌、「花咲く勇気」!
こ、この場面で「花咲く勇気」を……!
ちょっとそういう卑怯な真似、止めた方がいいと思うんデスけど!
血涙しちゃうんデスけど!
というわけで何かスゴいアームが目立つOPで披露された新たな姿を披露!
これぞ響のアームドギア、繋ぐ手そのもの!







「互いに握るもの、形の違う正義だけど」
「今はBrave」
「「重ね合う時だ――」」

唄ったァッ!? サンジェルマンまで唄ったァッ!!
響が唄うのは「花咲く勇気」でもただの「花咲く勇気」ではない。
サンジェルマンと手を繋いだ「花咲く勇気 Ver.Amalgam」!!
異なる正義を持ちながらも理想を共にして握った拳は雪音の火力でも砕けぬ(笑)ダイダロスのキューブをいとも簡単に破壊するのだった。

そして、この「花咲く勇気」はこれが初めてではない。
2018年3月4日シンフォギアライブ2018、2日目! あの場でサプライズ楽曲として絶唱している!
まさかのライブから本編への逆輸入である。
これにはあの日の驚愕が、そして、それを遙かに上回る感動が思い起こされる……!
幸運にもあの場に居合わせた小生、何か、もう、ヤバい……ヤバいくらいエモい……
こうしてシンフォギアライブはシンフォギア本編の一部であることが改めて証明された。 行け……! みんな、シンフォギアライブへ行くんだよ……!



「賢者の石によってリビルドしたシンフォギアに秘められた力ッ!」
「ギアを構築するエネルギーを解き放ち高密度のバリアを形成ッ!!」


即座にエルフナインは解説で援護開始!
お前、本部かよぉ!
ラピスが示した301,655,723個の可能性がこれであった。
何かあるとは思っていたが第4話で開帳するとは思わなかった。





「――ダイナミックッ!!」

最大必殺技のダイダロスエンドが破られた上にさらにパワーアップ……
だが、ノーブルレッドの戦意は尽きない。
面白いことを叫びながらブーメランに変化したカイロプテラを投げつける。
何でもありだなー、お前も。
まぁ、ブーメランと言えばダイナミックなのはWAファンには常識。
そりゃダイナミックって叫ぶよ!



「共に一緒に一緒に」「解き放とうッ!!」
ブーメラン・ダイナミック、全然通じねえ!
ダイナミックだったのに!
すげえダイナミックだったのに!





「I trust 花咲く勇気」
「握るだけじゃないんだ」
「拳を開いて繋ぎたい――」

「――マズいでありますッ!?」

エルザも矢継ぎ早に襲いかかる……
が、あっさりガードされたばかりでテール・アタッチメントをアームドギアで捕まれてロケットパンチ。
空高くへ飛んでいくのであった。




かろうじてテール・アタッチメントをパージ、難を逃れる。
そして、何故か爆発する。 自爆機能でもあったのか……?




「さらにッ! エネルギーの大半を攻撃へと転化することで可能とする不退転機能ッ!」
「それはッ!! シンフォギアとファウストローブの融合症例――」

「――『アマルガム』ッッ!!!」

花の名は、アマルガム!
シンフォギアとファウストローブ、似て非なる技術が繋がった果てに生まれたのがアマルガムギアであった。
黄金が錬金術の到達点にして完全であるのに対し、水銀アマルガムは不完全とも言える。
だが、錬金術においては水銀が媒体となり繋がることで黄金に至るとも考えられていた。
響とサンジェルマンは繋がったことで完全の象徴である黄金に達したのだ。

あまりにも綺麗に見事に符合する事実……金子のおっさん怖すぎる……
そして、不完全が繋がり合うことで完全に至る……
シンフォギアのテーマを象徴するようでもある。
完全であるはずのアダムが完全に至れない不完全とされたのも繋がることができないからか……






「こんなところで諦めるわけには、いかないでありますッ!!」

圧倒的な力の差を見せつけた。
それでもノーブルレッドの戦意は衰えない。
エルザは新しいテール・アタッチメントを装着、ローリングアタックを仕掛ける。
あ、こういう攻撃なんだ……
ノーブルレッドは全員バトルスタイルが明確に違って絵として非常に映えるのであった。
不完全だからこその多様性を感じられる。




「――その通りッ!!」
「ウチらはここで退くわけにはいかないんだゼッ!!!」


ミラアルクも萎えぬ闘志で右腕にカイロプテラを纏わせる。
ダイナミック!は止めたようだ。
なお、負傷している左腕は使っていない。
両腕を使える万全の状態でも絶対無理というくらいに差はあるが……





「手を掴み握ってと空を切る悲しみの言葉――」
「もう一発……ッ!!」

ローリングアタック、まったく効果なし。
見た目の面白さとは裏腹に遠心力が乗ってけっこう強そうなのに……
それでも諦めずに再度仕掛けようとする。
機転を利かせた策で装者たちを追い詰めたエルザだが、もはやただぶつかることしかできない。 あすなろの心意気は見事ではあるが、敵は強大、圧倒的……






「残酷は戯れ笑うようにそれでも歌い繋げ、とォオオォオオオッ!!」
バーニアをマフラーに見立ててブン殴る! エルザ死亡!(死んでない)
重課金が無課金を蹂躙するような光景であった。
これが防人の言っていた手練手管を突き崩す技、ですかねぇ……







「「I trustッ!」」
「「花咲く勇気――」」
「握るだけじゃないんだ」

飛んでから走って行ってパンチ!
ダメ! 無理! ワンパン!
飛ぶか走るかどちらかにしろよと思うけど、この時のミラアルクの動き、スピード感に溢れていて格好いいんデスよね。
ワンパンKOだけどよ……




「うあぁあああッ!!」

「拳を開いて繋ぎたい――」
ドロップキックをワンパンで撃ち抜いた! ミラアルク死亡!(死んでない)
第3話では何とか受け止めたドロップキックをあっさりと打ち砕いた。
それなりに通じた攻撃が完膚なきまでに叩き伏せられている。
アマルガムギア、さすがは不退転の攻撃力……




「エルザちゃんッ!? ミラアルクちゃんッ!?」
「く……ッ!!」


焦る。普通に焦る。
勝ったと思ったらあっという間に負けペースだ。
やっぱ上司を怒らせるといいことがないってことですかね……
部下の不始末のケジメを付けに来たなんて、何というか、サンジェルマンさんパネェっす。



「それでも私たちは神の力を求め欲するッ!!」
「神の力でもう一度――ヒトの身体と戻るために――ッ!!」


「命がけの瞬間に出るのは、一番伝えたい言葉」と洸は言っていた。
だからか、ヴァネッサはヒトの身体に戻るためという自分たちの目的を叫ぶ。
……今までの敵と違い個人に寄った目的にして、それだけに求めるモノが強く表れた重い目的であった。
第1話で言っていた未来を奪還する戦いはヒトとして生きる未来を奪還する戦いなワケダ。
……浄罪され普通とは違う存在になった響と未来にも当てはまりそうな、そんな願いであった。
それが本当にできるとしたら神の力の万能さが窺えると同時に恐ろしさもある。
怪物となった軌跡を覆すことにもなるワケダ。






「「だとしてもをッ!!」」
「「貫けェェェエエェエエエエッ!!」」


引けない想いを込めてフルバーストを行う。
ここでおっぱいミサイルを撃ったらいろいろ台無しなのでそこはなし。
しかし、響とサンジェルマンに通じるわけもなし。
だとしてもを貫くために拳をぶつけようとする。
外道に容赦なし。喉笛掻っ捌く!






「どうして……?」

「本当か嘘かわかりません」
「だけど、みんなと仲良くしたいと聞きました」
「だから――」


しかし、響は拳を止めた。
負けないために強く握るだけでなく、わかり合うために拳を開いた。
敵だとしても立花響のアームドギアを貫いたのだった。
これぞ響版マッスルスパーク……!




オレェ!? オレェ!!? 空を飛んでるからって理由で寸止めされずにモロに殴られたオレェエエエ!!!
い、いや、今はネタにしてるけど、この先、キャロルの超感動イベントあるよ……
絶対に絶対デース!






「現時刻を以て装者全員の作戦行動を中止とする」
「日本政府からの通達だッ!!」


こうしてノーブルレッドとの戦いは決着……
だが、その時、装者たちの作戦行動を中止する命令が下った!
ありえないことをやってのける弦十郎だが、作戦における状況判断は的確そのものである。
それだけにこの判断はありえない。
いくら日本政府からの干渉があったとはいえこんな……





Fack You! S.O.N.G.本部が制圧されていた!
oh,miss spell.
Fuck you.
Fuck you.
good!
その後、一緒に映画感に出かけ、友人になった。

まさかの日本政府がS.O.N.G.の制圧に動いていた。
いくら弦十郎でも部下たちが人質に取られれば如何ともし難い。
命令に従わざるをえないのであった。
これはつまり訃堂が表でも動き出したことを意味する。
今まで行動しなかったのが嘘のように凄まじい手の早さを見せている。

ガチで怯えている藤尭、普通に怯えているエルフナイン、憮然としている友里さん、ホールドアップさえしていない弦十郎と日本政府の部隊にそれぞれの反応を見せている。
……こんな小銃程度じゃ弦十郎にとっては脅しにも何にもならないからな。
手を挙げる必要さえないということか。

最近の弦十郎はどこか落ち着いている、というよりも何か含んでいるような態度を見せていた。
それはこうした事態をある程度予期していたからか。 ともあれ、S.O.N.G.、まさかの窮地を迎えるのであった。
内部を狙う手合いはほとんどいなかった。
いたのはただ一人、二課時代のフィーネだけであった……

なお、そのフィーネは弦十郎の反撃を受けて敗北寸前まで追い詰められている。
今回は職員を人質に取ることで弦十郎を無力化しているので反撃はできない。
これは弦十郎の強さを知り尽くしているであろう訃堂の策謀か……?

さて、この場にS.O.N.G.の重要人物の一人がいない。
緒川さんだ。 緒川さんは弦十郎がこの事態に備えて仕込んだカードの一つ、かも。
……いや、緒川家は日本政府に仕える家系である(用語集)。
もしかして緒川さんが仕込んだ……いや、緒川さんが手先説は無印の時点で既に払拭しているはず……
それでなくても緒川家の頭領の緒川総司は訃堂の手先として暗躍、緒川家とも敵対することになる……?

例年以上の速度と密度でとんでもない展開が続く続く。
回収すべき要素が多すぎてどうなるかと思ったけど、このペースならとことん詰め込んで回収しきるのは確実デスね……
次回へ続く。