バキ道感想 第37話「横綱の他流試合」



地下闘技場戦士VS大相撲が始まろうとしている。
そのためにみっちゃんは克巳に烈の右腕を移植する気だ。
CRAAAZY……

さて、前回、会長が選抜した6人の力士たちは地下闘技場へと降り立つ。
その様子に驚いていることから、どうやら地下闘技場のことは知らなかったようだ。
知らないんかい!?
二人の横綱が立ったというのに知らないんかい!?
龍金剛や金竜山の世代と今の世代では大分隔たりがあるようだ。
まぁ、20年は経ちましたからな……仕方なし。



左から炎、猛剣、巨鯨、零鵬、獅子丸、鯱鉾だろうか。
とりあえず、巨鯨がデカい。
これは噛ませ犬の血族だ。
にしてもみっちゃんが妙にデカい。

零鵬は地下闘技場名物、歯と爪の混じった砂に感嘆する。
そして、塩を撒くように砂を投げる。
驚きはすれど意に介さずと言ったところか。

そんな力士たちの前に新たな格闘家が現れる。
総合格闘技の岩波混沌カオス、国内では無敗である。
ダメ! もうこいつ、徹底的にダメ!
総合格闘技というバキ世界における敗者な上に国内では無敗という微妙にショボイ戦績がダメ!
心瞑活殺流の船井零の方がずっと期待できるほどだ。
でも、混沌カオスという名前はけっこう面白いと思うよ。

岩波混沌が地下闘技場に訪れたのは力士たちと試合をするためだった。
みっちゃんとしては大相撲がノールールで戦った時の実力を知りたいのだろう。
相手は誰でもいいという岩波混沌に横綱である零鵬が名乗りを挙げる。
いきなり大相撲の最強格が戦うことになった。
まぁ、その最強格が猪狩に負けた過去があるのだが……
世代の違いと強さの違いを見せつけるのか?

地下闘技場非公式の試合では珍しく審判がルールの説明を行う。
当然、武器の使用以外の全てを認める地下闘技場ルールだ。
こうして零鵬と岩波混沌が向かい合う、岩波混沌は無防備に零鵬へ歩み寄る。
かと思ったら一回転してのダイナミックな裏拳が顔面に命中する!
これで零鵬がダウンしたら笑う。

というわけで、大相撲の力士の小手調べが始まった。
正直、強さがまったくというレベルで信頼されていない。
横綱の金竜山が猪狩に負けた過去があるし。
しかも、相撲で負けた。後年、本人は相撲をやらなかったと言っているけど、当時の本人は相撲で負けたと言っている。

なので、強さを立証するには実戦あるのみ。
そこで差し出された岩波混沌は、あの、その……
みっちゃん、オリバという実力者を生け贄に捧げた一方でいかにもいまいちそうな岩波混沌を連れてきたりと行動に一貫性をあまり感じない。
とりあえず、力士をその気にさせればいいだけだから岩波混沌で十分ということか?
しかし、それならそれで地下闘技場戦士を連れてきて上げればいいのに。
実戦派をぶつけないと真価もわかるまいて。
というわけで、本部とかどうよ? 本物の実戦派本部以蔵! 力士にぶつけるに最適の人材!
……そろそろ本部さん、出てきて何か過去の敗北について解説してくれませんかね?
次回へ続く。なお、次週休載。
最近は休載が多いでアリマス……