バキ道感想 第123話「悪い奴」



ジャックが格闘家たちに宣戦布告した……らしい。
前回のあらすじを読むとそういう話になっている。
ジャックを中心に話が回るということなのか?
でも、今回はジャックは出てこない。
お、お前ェ!?


さて、勇次郎が町中を歩いている。
長身、筋肉ムキムキ、さらに胴着の男が歩いていれば誰だって注目してしまう。
そもそも勇次郎は親子喧嘩で世界的な有名人になってしまった。

「スレ違う人々が何故か振り返る」

押忍。何故かも何もないと思います、押忍。
というわけで、何か恒例と化した気がする勇次郎の解説が始まる。
とりあえず、その解説は派手に端折りましょう。

勇次郎でも町の往来を普通に歩く。
かつて雷が直撃した時も祭りの中を歩いていた。
人外そのものだけどこういうところは普通に小市民だ。
昔はストライダムの車に乗ったりヘリに乗ったりと移動手段も派手だったんですけどね。
刃牙との交流で普通の父親に近付いた証左なのだろうか。

さて、徳川邸。
そこでみっちゃんと体格のいい男が見合っていた。
男は蹴速と呼ばれていた。
みっちゃんは蹴速が殺生石を割ったと推測していた。

君の先祖、宿禰に負けてますやん。
その宿禰の末裔も負けましたやん。
今更、蹴速?って感じが強いが新たな闘士、現代の蹴速が乱入だ!
連邦軍の新型MS、ガンダムにザクが負けたから、対抗して旧ザクを出すような暴挙だ。
普通なら出せないぞ、ここで蹴速は!

二代目?蹴速の体格はかなりいい。
松尾象山の如く太い男である。
一方で太ってはいないから三角形ではない。
古代相撲の子孫ながら宿禰とは違う道を歩んでいるらしい。

蹴速は殺生石は毒を出すからと粉砕したらしい。
スピリチュアルな価値観を持つのは宿禰と同じようだ。
宿禰同様に世俗とは隔離されて育ったのだろうか。
そのわりに宿禰はけっこうチャラい部分もあるんですけどね。

「一蹴りで」

蹴速は一蹴りで殺生石を割ったと語る。
凄まじい脚力!……と言いたいけど、殺生石は常識外れの大きさというわけではない。
最低でもこれくらいはやってもらわないと困るというのが本音だ。

ただ握力だけでダイヤモンドを作る宿禰は異次元過ぎて上手く描写できなかった感はある。
なので、これくらいに収めておくのがいいのだろうか。
蹴り自慢ということでムエタイ戦士だったらどうしよう……
ムエタイやキックボクシングみたいな蹴り主体の格闘技は冷遇されているから、蹴速が復権する!となれば……
何か本部レボリューション第二弾って感じになりますね。

ここで勇次郎が部屋に入ってくる。
蹴速と勇次郎がいきなり邂逅した。
宿禰は勇次郎に負けた結果、落ち目になってしまった。
蹴速はどうなる?
これで勇次郎に瞬殺されたら笑うしかない。

まさかの新キャラ登場だった。
ジャックはどうなったんでしょうね。
とりあえず、本部に復讐しておくか?

二代目蹴速は未知数過ぎるが、とりあえずマユゲは勇次郎と似ている。
ついに世界中にばらまいた種の伏線が回収される……と思ってもう何十年も経っているので血縁じゃないでしょうね。
ここで回収されたらそれこそ今更だ。
いや、今更蹴速が出てきたから常識はもう通用しないけど……
次回へ続く。