勇者が死んだ第1巻5月12日発売!
小生、2冊注文済みです。
よろしくね。
そんなわけでパンチライン感想。
しかし、感想前に好き勝手に書くのはけっこうやりにくい。
クロスアンジュの時は好き放題やれたのになぁ……
さて、謎の過去編。
ぐり子とちよ子とパインという3人の少年少女が何やら話している。
ちよ子は変な歌を歌っている。
3人共、何らかの施設に囚われているようで、パインはそこからの脱出を相談している。
そのためにイシガタと呼ばれる何者かに助力を願おうとしている。
変な歌を教えたのもイシガタさんだ。
どんどん謎の人物が増えていくな……
研究所に囚われているというシチュエーションは打越作品伝統行事である。
Ever17もそうだったし12RIVENもそうである。
いやぁ、往来のファンに嬉しい設定ですね……
第3話から1日後の27日。
ラブラはグリーゼという宇宙人と逢う約束を取り付けていた。
おう、また奇人かよ。
女も変人奇人揃いなら男も変人奇人揃いである。
逃げ道がねえ!
遊太は井路芽子(しょうろめいこ)の死亡をニュースで知り愕然とする。
井路芽子は動画に名前が載っていた女性だ。
その予告通りに死んだということは、愛も本当に死ぬ可能性があるのだ。
これをチラ之助は殺人予告と称する。
たしかに殺人予告として考えればその意味もわかる。
なお、井路芽子は「いじめっ子」をもじっているとも捉えられる。
パンチラインの人名は何かをもじっていることが多い。
伊里達遊太(いりだつゆうた)は幽体離脱のアナグラム、成木野みかたん(なるぎみかたん)は読み方を変えれば正義の味方だ。
なので、井路芽子の名前にも何らかの意味があると見るのが妥当だろうか。
このことを遊太は愛に教えようとする。
ここでチラ之助は憑依できることをバラす。
条件としては一定以上の霊力(今はシナモンが必要)、霊的な波長の近い人間にしか憑依はできない、霊媒体質ならそうでなくても憑依が可能となっている。
そんなわけでシナモンで霊力を補いながら霊媒体質のラブラに憑依することになるのだった。
さて、遊太は動画のことを愛は知らないと決めつけている。
が、視聴者としては愛が動画を見たことを知っている。
加えて友田先生?からの紹介で見ている。
この見解の相違が今後の謎に関わってくるのだろうか。
あとこの憑依の条件は偽遊太にもそのまま当てはまるのではないだろうか。
偽遊太に乗り移っているのは霊的な波長の近い人間……
つまり、遊太の姉の秋菜が容疑者に上がるか?
無事ラブラに憑依するが愛に動画のことを伝えることができず、憑依の限界である7分が経過してしまうのだった。
この7分の制限も覚えておきたい伏線であろう。
偽遊太も憑依しているのなら、7分の縛りが問題となるような……
何か何から何まで伏線に思えてくるから怖い。
あと第1話から地味に上がり続けているレベルについても気になるところだ。
いろいろとすったもんだがありながら、ラブラはグリーゼにかつて憑依された経験を語る。
24年前、5歳の時に夜中に起き出して、数式や図面、また何年何月と具体的な日時を指定した指示書を書きFAXでどこかへと送っていたようだ。
ここで思い出されるのは遊太の霊力が上がれば過去にも飛べることだ。
もしやEver17みたいなことをしたりとか……
この指示が様々な事象に関わっていそうだ。
なお、24年前で5歳ということは、ラブラは今年で29歳……
まぁ、うん。
そりゃ焦りますね。
ここでグリーゼは自分の正体が国家安全保障局のラブラと接触した理由を話す。
米国が核ミサイルを搭載した軍事衛星で小惑星VR1を破壊するインターセプト作戦を展開しているのだが、軍事衛星を管轄しているAFSpaCのサーバーにQ-may会がウィルスを送り込まれこのままでは迎撃ができない。
その解決のために明香のハッキング能力が必要なのでラブラに接触した。
だが、グリーゼの発言はQ-may会の主張と異なっており遊太は混乱するのだった。
そんなグリーゼに物申す宮沢賢治だった。
宮沢賢治は宇宙に大気は存在するかをグリーゼに問うと、何か不味いワードだったのか、逃げ出す。
追いかけるがそれをグリーゼに惚れているラブラに邪魔されてしまう。
ここでラブラは明香とのコネを作るために利用されたことに怒りながらも、この時はグリーゼを助けている。
矛盾した態度だがこれも伏線に違いない。
明香は宮沢賢治をミヤケンと呼ぶほど信頼していた。
だが、ラブラは宮沢賢治を訝しんでおり、みんなで喧嘩と相成りました。
おう、パンツ見せたいだけだろ。
あとブラ。
と、思いきや今度はガチで喧嘩する。
打越作品の伝統行事、ガチ喧嘩が始まりましたよ……
作品ひとつにつき最低でも1回はガチ喧嘩をするのだ!
この時にムヒはラブラの弟、ランドから1ヶ月ほど前に預かったと愛は言う。
だが、ラブラはそれを虚言癖と片付けビンタまでする。
ラブラにとって弟は触れて欲しくない存在なのか。
愛もみかたんに気付いてと言って走り出す。
やはり、あの動画のことで愛も不安になっていたのか。
で、みかたんは突如発作を起こして薬を飲み込む。
これが今やジャンルのひとつになったキメセクですね。
その後に冒頭の謎の歌を歌ったことに遊太は愕然とする。
遊太は謎の歌を知っているのか。
あと謎の歌を歌っていたのはぐり子だけど、みかたんの容姿的にはちよ子に似ている。
今回も伏線だらけだ。どこまで伏線をぶつけてくるのか、このアニメは……
今回の伏線コーナーでもいろいろ触れられていたけど、やはり怪しいのは触れられていない伏線も多いということか。
そして、愛が死んでいたのだった。
出たー! 最初バカなことやっておいていきなりシフトチェンジする打越作品!
なお、雪に埋もれた指を見るとRemember11を思い出す。
微妙に指が動くアレ。
Remember11はね……凄く面白いんですよ……
考察サイトがないとダメだけど。
その考察サイトが今や閉鎖してしまったけど。
……まぁ、うん。
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