ジョジョ第4部第2話感想



今期のアニメはマクロスとかくまみことか見てます。
マクロスは何でパイロットが歌わないんですかねぇ……
フォニックゲインが足りなくなるぞ?
というわけでジョジョ感想。

今回からOPが付く!
って、雰囲気、古!
第1部や第2部の古さとはまた違った古さだ。
そういえば、第4部って1999年でしたな。
今となっては遠い昔だが連載当時はちょっとした未来だった。
あとレーラグが出た年。

アンジェロは牛乳屋になりすまして東方家に近付こうとする。
いつの間にか仗助の家を調べていたのだった。
エピソードはサイコなアンジェロだけど変装して近付いたり何日も見張ったり、やっていることは意外と地味で地道だ。
吉良といい第4部の悪役はけっこう生活感がある。

アンジェロはあっさりと東方家に乗り込み、あっさりと仗助に捕まえられる。
が、仗助の油断からあっさりと逃げ出して、あっさりと仗助の祖父の東方良平を殺す。
家族に不幸があるのがジョースター家の伝統ですからな。
しかし、何で東方良平の癖まで知っているんだ、アンジェロ。
本当に地道な奴だな……

これによって仗助も祖父の遺志を継ぐべく、事件の解決に本腰を入れるようになる。
ジョースターの血というより東方家で育ったのが、仗助の正義感を育んだのだろう。
血の繋がりが重視されるジョジョ世界だけど、性格の繋がりはほとんどない。
ジョナサンくらいではなかろうか。
ジョースター家は運命めいたものに導かれることはあれど、生まれより育ちが人物に反映されているのだ。
育ちが悪ければ第6部のDIOの息子たちみたいになるわけで。

アンジェロは水を操るということで水蒸気も操れる。
その上、一撃入れば即死なので厄介な相手だ。
最強のスタンド使い、承太郎をも翻弄する。
最強とは言ったものの第4部の承太郎は一癖も二癖もあるスタンド使いに翻弄されることが多い。
強力なれどプレーンな能力故の悩みか。

追い詰められる仗助たちだがゴム手袋で逆転する。
仗助の能力があってこそ潜り抜けられた場面だ。
搦め手で勝利するというスタンド能力が多彩な第4部らしい勝ち方であった。
剣を使えるとかそんな能力じゃもうやっていけないのだよ、ポルポル君。

そして、トドメは序盤限定のクレイジーダイヤモンドの変わった形に直す能力で勝利だ。
直すというか融合しているのだがありなのだろうか。
これから先も直すの範疇に収まらないことをけっこうやっているし、クレイジーダイヤモンドもほとほと何でもありなスタンドだ。
スタンドは精神力を具現化したもの、そう解釈できるのなら何でもありなのだ!