バキ道感想 第12話「VS サンドバッグ」



宿禰、いきなり1週間休んだ!
アンタは刃牙か。
いや、刃牙なら2週間で10話掲載とか勤労をやらんか……

宿禰はバーベルを投げた!
首捻りである。現在いまは合掌捻りだと言い直す。
この言い方からするに宿禰はやはり何でもありの古代相撲の後継者なのだろうか。
蹴りするぞ、蹴り!

バーベルを投げる様子を見ていた加納秀明は誰かに使うのかを問いかける。
人には使えないと言った以上は気になるところはそこだろう。
この辺の加納秀明は加藤っぽい。 加藤の反則技と加納秀明のディフェンスが合わされば最強だ! 最強か? 最強じゃないな……

「神を…」
「或いはわたしを脅かした者」「―――にでしょうか」


危なくなれば使うのはわかるが、神……
何とも抽象的な言い方である。
宿禰及び出自となる古代相撲(仮)にとって神と呼ぶに相応しい存在がいるということだろうか。

そこで思い出されるのは一部地域では神として崇められている勇次郎だ。 古代相撲と勇次郎には繋がりがあるのだろうか。
宿禰が範馬の血を引いているとか……
そろそろ世界にばらまいた種の伏線を回収してもいいのではないでしょうか。
アニメ版バキもその発言をした前後で終わりそうだし。

さて、みっちゃんは宿禰の前にサンドバッグを用意する。
240キロという規格外のサンドバッグだ。
いくら何でも重すぎる。こんなのを殴れば普通は拳を痛める。
これをどうするかをみっちゃんは問いかける。
相変わらず無茶振りするジジイである。
「「廻し」がなくとも角力すもうは取れる」
「ただ――」
「ちょっとアブなくなる」


そういって特大サンドバッグに宿禰は抱きつく。
そこから超握力でサンドバッグを握り締める。 宿禰ほどの握力があればマワシがなくとも力任せに握り締めることで相手を逃がさない。
そこから鯖折りでサンドバッグを破裂させる!
マワシがない相手には超握力で掴んでからの鯖折りで仕留めるということか。
とことん相撲技にこだわるのであった。

宿禰は投げ技と絞め技を見せた。
だが、まだ打撃を見せていない。 みっちゃんの用意した試し割りが打撃を行うようなものではなかったとはいえ、相撲には打撃も欠かせない。
蹴るのか? やはり、蹴るのか?

「オイオイスクネクン」
「器物破損ダ―――――」「立派ナ犯罪ダゼ」


サンドバッグの破壊完了と同時にオリバが現れた。
マワシをつけて! マワシをつけて現れた!
オリバは既に戦闘準備開始のようだ。
とりあえず、マワシをつけているのならあまり危険な技を使われずに済むかも……?

筋肉の塊のオリバと肉の中に筋肉を秘めた宿禰の対決が始まろうとしている。
意外と早い。
本格的な試合の開始にはもうちょっと時間がかかるのが恒例だったのにわりとスピード展開ですな。
それにしてもマワシをつけるなんてオリバはけっこうノリがいい。
刃牙道では出番がなかっただけに宿禰との熱戦に期待だ!
これで二人でハンカチを持ってルーザールーズを始めたらちょっと笑う。