燃え尽きた、落涙・血涙・超激涙。
というわけで、放送終了後の楽しみ、用語集の更新!
・Apple 「劇中設定より60年ほど遡る。突如引き起こされた大規模な発電所事故に故郷を追われるマリアの父祖たち」とカデンツァヴナ家はチェルノブイリの事故によって故郷を追われたことが触れられる。
また、「彼らが元々暮らしていたのは、ウクライナとベラルーシの国境付近、湖を臨む寂れた地方」と具体的な故郷にも触れられる。
湖を臨む……
かつてキャロルとイザークが仙草アルニムを求めて向かった場所かな?
さらにその光景はマリアさんが幼少期を過ごした場所と酷似している。
ディーンハイム家とカデンツァヴナ家には繋がりが……?
そして、チェルノブイリの汚染を浄化する鍵は仙草アルニムに……?
いや、というか、60年前ならカデンツァヴナ姉妹、生まれてないじゃん。
少なくとも回想で映されたカデンツァヴナ姉妹がいる場所は父祖たちの故郷とは違うじゃん。
終了!
ディーンハイム家とカデンツァヴナ家を絡めようとしたらこの矛盾に気付いて投げ出された説。
さて、その故郷。
「世界中で最も使用される言語「インド・ヨーロッパ語族」の起源であると仮説される、言語学的にも重要な意味を持つ土地でもあった」と言語の起源らしい。
そして、「「7つ」の調和が生み出すものが統一言語であるならば、現代の主要言語の始まりと、神代の統一言語の終わりの土地に伝わるAppleの旋律は、やはり、人類の「祖語」とするに相応しいコトバであるのかもしれない」と締められる。
これにてAppleの成り立ちはほぼ完全に説明されたのだった。
だが、問題はAppleの歌詞だ。
これに関して明確な答えが出されていない。
明らかになる日が来るのか、それとも。
・シェム・ハ 「シェム・ハ究極の目的は、ヒトもカミも区別なく、全ての知性体をひとつに統合させる事であり、すなわち、この宇宙に全能の「唯一神」を誕生させる事である」と凄まじいことを企てていたことが発覚。
ここまでデカかったとは……さすがの神。
「ユグドラシルシステムにて地球を遊星神殿へと改造し、人類をはじめとする生命体を十一系統の怪物へと造り改めた後にシェム・ハは、まず、この地を去った同胞の銀河に攻め入って塗り潰し、そこからさらに「神の版図」を広げていく構想であった」と同胞に攻め入ろうとした思惑も解説される。
スケールがデカいデカい。
スケールの大きさの一方で「「わかり合えない」という、知性体だけが持つ「痛み」に抗えるからであった」とその根源には悲しさも漂わせる。
その辺は痛みこそが人を繋ぐと豪語するフィーネとは違うところ。
それはフィーネが人類が痛みでまとまったことを知るからか……
しかし、響と向かい合ったことで「か細き可能性ではあるものの、シェム・ハは、これからの世界をヒトの裁定に託すと決めて消え失せる」に至るのだった。
「人類こそが「未来」を司る
……WA1やんけ! WA1やんけ、それ!
最終作でWA1に見事にまとめてくる金子のおっさんの凄まじい手腕よ……
・神様のヒカリ 「ユグドラシル主幹・最下層に顕現した、文字通りの「奇蹟」」。 最後に見えた過ぎ去った人々の想い出である。
「地球誕生から現代に至るまでの歴史――「全ての記録アカシックレコード」を映しだす」
「過去に在った事実だけでなく、「そうあったかもしれない」可能性までもカタチに結んでいく」 とその現象について説明される。
フィーネとエンキの邂逅はあくまでもそうあったかもしれない可能性なのであった。
感動的な場面であったがあくまでドライに設定を付けていく金子流であった。
まぁ、いつものことデスね。
……それならそれで雪音夫妻がいてもいいとは思うけれど。
そして、「この先に広がるは、誰も知らない世界。神様も知らない、人のヒカリが紡いでいく
XD君のことかな?
あれは神様も知らないというか、神様も関与していないって感じだけどな……
ともあれ、本編並みに綺麗に締めくくられた。
これにてシンフォギアシリーズの用語集はついに終結。大団円。
……劇場版の時に何かやらかしてくれますかねぇ?