最近、乱数運がスエズ運河です。
頭が痛いし心の臓も痛む。
そんなわけでウマ娘がゲームもアニメも漫画も全体的に面白いのでそのことについて書きまーす。
・ウマ娘のファーストインプレッション まず、ウマ娘の印象としてはあまり良くなかったというか、アプリが延々とリリースされない出オチ作品という印象でした。
ほう、最近のソシャゲでこういう方面で笑いを取るのか、と。
そんな中でアニメ第2期が始まりアプリ版が出たのですがあまり興味を引かれず。
でも、そんな中でTwitterをやっているとTLにウマ娘のいろいろを見るわけですよね。
ふむ、ならば触ってみるか……となりました。
流行っているものはとりあえず触ってみるが昨今心がけていることです。
意識しないと時代に遅れていきますからね。
俺はもう若くはない……
・初めてのウマ娘 というわけで、一番最初に選んだウマ娘は漫画版のウマ娘シンデレラグレイ。
ヤングジャンプで連載されているものですね。
ヤングジャンプと言えばかぐや様と推しの子とジャンケットバンクしか読んでいねえ……
ノーマークだった……
最近のヤンジャンはラインナップのバランスが非常に整っていて、最強漫画雑誌って感じがしますね。
シンデレラグレイを一番最初に選んで理由としてはお手軽だったから。
amazonで電子版を買えばすぐにでも読める。
お手軽!
で、感想は……メッチャ面白かったです。
てっきり可愛い女の子がワチャワチャしているだけかと思っていたら、しっかりとドラマしている。
レースシーンで決死の表情でスパートをかけるウマ娘たちを見て、ああウマ娘とはこういう作品なんだな……と痛感しました。
認識が甘かった。ナメてた。
ただの出オチなどではなかった……!
・アニメ版第1期 漫画の次はアニメの方も見てみようと思い視聴開始。
amazonプライムで第1期第2期共に全話見られたのでありがたいありがたい。
amazonプライムはたまにメチャンコ便利になるので解約できないですね。
スパムメールではやたら解約したことになっていますけどね。
個人的にソシャゲアニメは外れが感じるし、サイゲアニメもその例に漏れずという感じで期待値は正直低かったです。
ソシャゲ+サイゲアニメとしてはグラブルとシャドバアニメの虚無感はけっこうキツかった。
シャドバアニメは第1話で負けたらスマホを奪われるバトルをやっていたのだけは面白かったんですけどね。
弱え奴にシャドバをやる資格はねえは名言。
そんなあまり期待していない状態で見たのですが……
何かごく普通に面白かったです。
どのキャラも競技に真摯で見ていて胸が熱くなる。
明らかにヘイトを集めるようなキャラがいないのでストレスが溜まらない。
ダイワスカーレットなんてメチャクチャいい後輩でビックリですよ。
お前、アプリ版だとわかりやすいまでのツンデレなのによぉ……!
また、この辺りでレースの結果は原作(現実)通りということに気付きました。
はえー! こんな創作みたいなストーリーが現実であったのか!
競馬は金と銀のラストエピソードくらいでしか知らなかったのですが、調べてみると濃厚なエピソードがあるんですね。
しかも、明確に映像として残っている。
この辺に競馬という題材の強みを感じますね。
・アニメ版第2期 そして、第2期。
……これがとんでもなく面白かった。
シンフォギア以来に次の放映が楽しみなアニメになりました。
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![](https://i0.wp.com/www.inahostudio.x0.com/blog/wp-content/uploads/2021/04/210402_002.jpg?resize=640%2C360)
というか、第1話のラストは黒バックにタイトルからのエンドロール。
これ、シンフォギアが第1話で毎回やるヤツだ!
よし、ウマ娘アニメ第2期は実質シンフォギアだ。
シンフォギアスタッフが多数関わっているしなおさらシンフォギア。
もう歌いながら走れ。走ってから歌うからそれで勘弁してやろう(上から目線)
こうしてテンションが上がった第2期、ぶっちゃけ話がかなり重い。
主人公のトウカイテイオーが骨折しては必死にリハビリをするを繰り返す。
何度骨折してもリハビリを頑張るトウカイテイオーの健気な姿には思わず応援してしまうわけですよ。
頑張れ頑張れ、トウカイテイオー。
シンフォギアなら四肢がなくなっても生えてくるし何とかなる。
融合症例だけだよ、それ。
でも、やがてトウカイテイオーの心が折れてしまい引退を決意する。
この辺りで話の重さと暗さはグラビガ。
ハラハラしながらモニターに釘付けになりました。
作業を進める手も止まってしまう。
もぅマヂ無理。。。リスカしょ。。。
![](https://i0.wp.com/www.inahostudio.x0.com/blog/wp-content/uploads/2021/04/210402_003.jpg?resize=640%2C360)
で、迎えた第10話。
まだ、走るだとッ!?
何を支えに走り続けるッ!?
何を握って力と変えるッ!?
鳴り渡る不快な歌の仕業か?
そうだ、お前が走っているモノは何だ?
骨は確かに折り砕いたはず。
なのに、何を端っている?
それは私の作ったモノか?
お前の走るそれは一体何だッ!?
何なのだッ!?
思わずフィーネになってしまいました。
そりゃなるよ。ならねえ奴いねえよ……!
そんな第10話で泣きました。
久し振りに泣きました。
シンフォギア以来に泣きました。
ツインターボ大好き。
アプリ版で早く実装して欲しい。多少の諭吉は支払うから。
見返してみるとツインターボはトウカイテイオーをメチャクチャ好きなキャラとして描いているんですよね。
戦績をいまいち残せない時はトウカイテイオーの言葉を励みにしたり、トウカイテイオーに拒絶された時もトウカイテイオーの言葉通りに走ったり……
ただのアホの子じゃなく一生懸命で一途な頑張り屋がツインターボなんですよね。
惚れた。
アプリ版で早く実装して欲しい。多少の諭吉は支払うから(2回目)
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この時の演出で好きなのはツインターボの走りを見た時のトウカイテイオーの口の震えなんですよね。
表情の全てが見えず口を震わせるだけ。
何かを言おうとしたのか、あるいはただ驚いただけなのかはわからない。
でも、感情が痛いほど伝わってくる。
もしかしたら、頑張れとか諦めないでとか叫びたかったんじゃないかなーと視聴者に思わせる辺りも秀逸。
もう泣くわ。
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最終回でもいい味出しているんですよね、ツインターボ。
トウカイテイオーの奇跡の勝利でみんなが落涙する中で、一人だけ満面の笑顔で泣いていない。
ツインターボにとってトウカイテイオーの勝利は奇跡の逆転ではなく、トウカイテイオーなら勝って当然という信頼があったんだなーと。
何だ、こいつ。トウカイテイオーが好きすぎるだろ。
だが、俺はお前のことが好きだ。
アプリ版で早く実装して欲しい。多少の諭吉は支払うから(3回目)
というわけで、第2期がメチャクチャ面白かったです。
面白かったので乱数に傷付いた心を癒やすためにアプリ版を始めてしまった。
おのれ、サイゲ……!
この商法は卑怯だろ……!
あ、アプリ版は勢いで4000円課金しました。
おのれ、サイゲ……!
というわけで、大変面白かったです、ウマ娘。
初めはある種のルーティン、義務感があったのですが、触れてからは夢中になりました。
サイゲに屈服するようで悔しいけどクッソ面白い……!!
お前のサイゲに対する敵愾心は何なんだよ。
シャドバのせいです(私怨)