おさらいシンフォギア



放送直前まで更新が途絶えないのがシンフォギアGX公式サイト!
というわけで、今までのあらすじと名台詞がまとめられた。
シンフォギアGXはただの第3期ではない。
第2期のようにこれまでのストーリーが絡み合うのは間違いない。
というわけでまとめを見ていきたい。
とはいえ、生放送の時に振り返ったので本編には触れず、あえて名台詞にだけ注目したい。
噛んで味わおう、金子節!

・第1期第1話 「あたしとあんた、両翼揃ったツヴァイウィングは、どこまでも遠くへ飛んでいける」(天羽 奏)
「生きるのを諦めるな!」(天羽 奏)
「いつか…心と身体、全部空っぽにして思いっきり歌いたかったんだよな……」(天羽 奏)
「ガングニールだとぉッ!!?」(風鳴 弦十郎)


ほとんど奏である。
何せ主人公と見せかけて第1話でいきなり死ぬという印象的なデビュー(と最期)を見せつけたのだ。
名台詞も多いというものである。
また、司令の○○だとォッ!?シリーズもここから始まった。


・第1期第2話 「あの…あったかいもの、どうぞ。」(友里 あおい)
「愛想は無用よ。これから向かうところに微笑みなど必要ないから」(風鳴 翼)
「小日向 未来はわたしにとっての陽だまりなの。」(立花 響)
「だからとて、どんな歌、誰の歌にも聖遺物を起動させる力が備わっているわけではない!」(風鳴 翼)
「あなたとわたし、戦いましょうか……」(風鳴 翼)


あー、懐かしい! 面倒臭い頃の翼だ!
問題発言ばっかりしやがって。
今からは想像できません。いや、あの頃からすれば今が想像できないのか。


・第1期第3話 「ガングニールのシンフォギアを纏うのであれば、胸の覚悟を構えてごらんなさい」(風鳴 翼)
「覚悟も持たずにノコノコと、遊び半分で戦場に立つあなたが――奏の、奏の何を受け継いでいるというのッ!」(風鳴 翼)
「わたしは剣。戦うために歌を唄っているに過ぎないのですから!」(風鳴 翼)
「わたしだって、守りたいものがあるんです! だから――」(立花 響)


何かすっかり馴染んじゃったけど、やっぱりこの口調はおかしい。
俺を笑い殺す気か。
弦十郎のメガトンパンチで絵的にも台詞的にも金子彰史が爆発もとい自重を止め始めた頃である。


・第1期第4話 「奴らを皆殺せるのなら、あたしは望んで地獄に落ちる!」(天羽 奏)
「……だが、この残酷は、わたしにとって心地いいッ!」(風鳴 翼)
「ちょせぇ!」(雪音 クリス)
「……防人の生き様、覚悟を見せてあげる」(風鳴 翼)


今ではすっかり仲良しな装者たちだが、この頃は抜き身の剣でした。
というわけで仲が悪いこと悪いこと。
なお、「……防人の生き様、覚悟を見せてあげる」は第1期公式サイトの翼の台詞でもある。


・第1期第5話 「そうじゃない。稲妻を喰らい、雷を握りつぶすように打つべし!」(風鳴 弦十郎)
「覚えておいてね、クリス。痛みだけが人の心を繋いで絆と結ぶ、世界の真実ということを……」(フィーネ)
「思いつきを数字で語れるものかよ!」(風鳴 弦十郎)


弦十郎の台詞はさりげなく使われたものの、後に響が口にしたことでその価値が大きく上がった。
というわけで、繰り返し使われることで味わいが深まる台詞もあるわけで、今回まとめられている台詞にもそうしたものがあるかもしれない。
天丼はシンフォギアの得意技である。


・第1期第6話 「真実は逆ね。わたしは戦うことしか知らないのよ……」(風鳴 翼)
「守りたいものがあるんです。それは、なんでもないただの日常」(立花 響)
「気に入らねぇ、気に入らねぇ、気に入らねぇ、気に入らねぇ! ……わかっちゃいねぇことをペラペラと知ったふうに口にするお前があああああああッ!」(雪音 クリス)


この頃のクリスは本当に口が悪い。
グレているとはこのことだ。
あと翼さん。それはたしかに名台詞っぽいけど汚部屋を誤魔化そうとしただろ、アンタ。
スクショにも汚部屋をしっかりと用意する辺り、公式の密かな邪気が見える。


・第1期第7話 「歌わせたな……あたしに歌を歌わせたな! 教えてやる……あたしは歌が大っ嫌いだ!」(雪音 クリス)
「盾!?」(雪音 クリス)
「剣だ!」(風鳴 翼)
「もう何も失うものかと決めたのだ」(風鳴 翼)
「嘘つき…!隠し事をしないって言ったくせに!!」(小日向 未来)


盾!?
剣だ!



・第1期第8話 「わたしの全部を預けられるの響だけなんだから」(小日向 未来)
「翼さんは皆を守って下さい。だったらわたし、前だけを向いていられます!」(立花 響)
「そうだ……わたしが誰かを助けたいと思う気持ちは……惨劇を生き残った負い目なんかじゃない! 2年前……奏さんから託されてわたしが受け取った、気持ちなんだ!」(立花 響)
「あとは、頼りがいのある大人たちの出番だ」(風鳴 弦十郎)


名台詞揃いの第1期第8話だけどこの中で弦十郎の台詞は渋め。
だが、大人がしっかりとフォローするシンフォギアらしい台詞である。


・第1期第9話 「引き受けた仕事をやり遂げるのは大人の務めだからな!」(風鳴 弦十郎)
「言葉は通じなくても、歌で伝えられることがあるならば――世界中の人たちに、私の歌を聴いてもらいたい!」(風鳴 翼)
「風鳴 翼の夢を、よろしくお願いいたします!」(緒川 慎次)


大人たちの台詞が輝く第1期第9話。
スクショではクリスが牛乳を飲んでいる。
セレクトの基準は何だ。まともな企画に見えて全然まともじゃねーぞ!?


・第1期第10話 「わたしは大人が嫌いだ!死んだパパとママも大嫌いだ!」(雪音 クリス)
「いい大人は夢を見ないと言ったな? そうじゃない。大人だからこそ夢を見るんだ」(風鳴 弦十郎)
「誰も繋ぎ繋がる手を持っている。わたしの戦いは誰かと手を繋ぐこと」(立花 響)
「砕いて壊すも、束ねて繋ぐも力」(風鳴 翼)


一人一人が名台詞を並べている。
あ、金子のおっさん……いや、弦十郎の台詞はやっぱり名言なんだ。
そりゃそうだよね、大人だから夢を見てウィッチクラフトを作ったんだからね。


・第1期第11話 「飯食って映画観て寝る。男の鍛錬はそいつで十分よ!」(風鳴 弦十郎)
「抗うも、覆せないのが定めなのだ」(フィーネ)
「そう、全てはカ・ディンギルのため!」(フィーネ)
「パパとママの代わりに、歌で平和を掴んでみせる! あたしの歌はそのために」(雪音 クリス)


飯食ってシンフォギアGX観て寝る!
今日の過ごし方はそいつで十分よ!


・第1期第12話 「笑ったか…?命を燃やして大切なものを守り抜くことを…!お前は無駄と、せせら笑ったか!!」(風鳴 翼)
「今日に折れて死んでも、明日に人として歌うために。風鳴 翼が歌うのは戦場ばかりでないと知れ!」(風鳴 翼)
「痛みだけが人の心を繋ぐ絆! たったひとつの真実なのに!」(フィーネ)
「みんなが歌ってるんだ。だから、まだ歌える、頑張れる、戦える!!!!」(立花 響)
「シ・ン・フォ・ギィィッ――ヴウゥワアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!」(立花 響)


あ、正式な発音だ!
よくわかっていらっしゃる。


・第1期第13話 「歌は戦う力だけじゃない――命なんだ!」(立花 響)
「一緒に戦うぞ、立花。」(風鳴 翼)
「やっさいもっさい!」(雪音 クリス)
「助けられるだけじゃなく、響の力になるって誓ったんです!」(小日向 未来)
「人が言葉よりも強く繋がれること、分からないわたしたちじゃありません。」(立花 響)
「私は永遠の刹那に存在し続ける巫女、フィーネなのだぁぁ!!」(フィーネ)
「夜明けを告げる鐘の音奏で、鳴り響き渡れ!! これがわたしたちの絶唱だぁぁぁ!!」」(立花 響)


やっさいもっさいの何でお前がここにいるん?という残酷が心地よいですね。


・人物相関図 さりげなく書かれている弦十郎と翼の叔姪という関係だ。
そういえば、2人のこの関係が強調されることはまったくと言ってもいいほどない。
もうちょっと取り上げられてもいいと思うのだが。


・第2期第1話 「そいつは…ソロモンの杖は、簡単に扱っていいもんじゃねえよ…」(雪音 クリス)
「世界がこんな状況だからこそ、僕たちは英雄を求めている。
そう!誰からも信奉される偉大なる英雄の姿を!!」(ウェル博士)
「ガングニールだとぉッ!?」(風鳴 弦十郎)
「わたしは…わたし達はフィーネ!そう…終わりの名を持つ者だ!!」(マリア・カデンツァヴナ・イヴ)


同じ台詞を2連発で名台詞扱いだとぉ!?


・第2期第2話 「決別だ……歌女であった私に……」(風鳴 翼)
「聴くがいい!防人の歌を!」(風鳴 翼)
「話はベッドで聞かせてもらう!」(風鳴 翼)
「偽善者!この世界には、あなたのような偽善者が多すぎる!」(月読 調)
「これがわたしたちのおおッ絶唱だああああああああッ!!!」(立花 響)


防人がモリモリと炸裂である。
なお、歌女で腹が壊れた。


・第2期第3話 「わたしが戦う理由……自分の胸に嘘なんてついてないのに――」(立花 響)
「それでもわたしたちは――わたしたちの正義とよろしくやっていくしかない」(マリア・カデンツァヴナ・イヴ)
「尻尾が出てないのなら、こちらから引きずり出してやるまでだ!」(雪音 クリス)


スクショで色気アピールするマリアさんに哀悼の意を表したい。


・第2期第4話 「マイターン!」(マリア・カデンツァヴナ・イヴ)
「通じないなら、通じ合うまで、ぶつけてみろ。言葉より強いもの……知らぬお前たちではあるまい」(風鳴 弦十郎)
「楽しいな……あたし……こんなに楽しく歌を唄えるんだ」(雪音 クリス)


こう唐突すぎてどうすればいいのかわからない台詞を字にしてもらえると大変助かりますね。
感想の舞台裏を書くとマイターンとか聞き間違いかと思ってすっごい困ってしまう。


・第2期第5話 「なぜ……歌を唄う者同士が、戦わねばいけないのか……」(風鳴 翼)
「我々が望むのは、人類の救済! 月の落下にて損なわれる、無辜の命を可能な限り救い出すことだ!」(ウェル博士)
「ルナ・アタックの英雄よ! その拳で何を守るッ!?」(ウェル博士)


字だけ見ればウェル博士が真っ当な悪役に思えますね。
絵が混ざるとイロモノになるけど。


・第2期第6話 「戦場に立つなと言っている! 足手まといが、二度とギアを身に纏うな!」(風鳴 翼)
「私は、優しい子たちに十字架を背負わせようとしている……」(ナスターシャ教授)
「この拳も命も――シンフォギアだ!」(立花 響)


あ、この面倒臭い人、歌いながら戦うアニメで見たことある!
「この拳も命も――シンフォギアだ!」は第2期を代表する名台詞であると同時に、その真意は明らかにされていない。
融合症例の進行が進んだということかもしれないが、もうちょっと触れられても……
あるいはGXでぶり返すのか?


・第2期第7話 「頑張る二人にプレゼントです」(ウェル博士)
「――守るんだああああッ!」(立花 響)
「所詮、テロリストの真似事では、迫り来る災厄に対して何も抗えないことに、もっと早く気づくべきでした……」(ナスターシャ教授)
「すでにデタラメなパーティーの開催準備は整っているのですよ! あとは、わたしたちの奏でる狂想曲にて全人類が踊り狂うだけ」(ウェル博士)


ペースを上げてくるウェル博士に対し、しょんぼりしてくるナスターシャ教授。
F.I.S.のOTONAは頼りにならんな。


・第2期第8話 「涙など……剣には無用……なのになぜ溢れて止まらぬ」(風鳴 翼)
「今日はもう少しだけわたしに頑張らせて」(立花 響)
「――わたしだって、守りたいのに!」(小日向 未来)


前向きな台詞が多い第1期第8話と比較すると、重々しい台詞が目立つ。
すれ違いが収まった第1期第8話に対し、すれ違いが決定化した第2期第8話で対になっている。
第8話の重みは大きいため、GXの第8話にも注目が集まる。
なお、第7話でやらかした模様。


・第2期第9話 「それが偽りのフィーネではなく、マリア・カデンツァヴナ・イヴの選択なのですね…」(ナスターシャ教授)
「そうだ……うつむいてちゃダメだ……わたしが未来を助けるんだ!」 (立花 響)
「どいつもこいつも、ご陽気で、あたしみたいなヤツの居場所にしては、ここは温かすぎんだよ」(雪音 クリス)
「マリアが苦しんでいるのなら……わたしが助けてあげるんだ!」(月読 調)


第2期屈指のバカ回であると同時に響とマリアがそれぞれの決意をする話である。
台詞にもそれが表れている。
しかし、台詞だけなら真っ当な話に思えてしまう。
第2期屈指のバカ回なのに。


・第2期第10話 「なぜそこで愛!?」(ナスターシャ教授)
「わたしは響に戦ってほしくない……だから、響が戦わなくていい世界をつくるの」(小日向 未来)
「ありがとう…だけどわたし、戦うよ」(立花 響)
「じゃあ、死んでも生きて帰ってきます!」(立花 響)
「思いつきを数字で語れるものかよ!」(立花 響)
「さよならだ」(雪音 クリス)


第2期最大の見せ場だけあって名台詞の嵐だ。
魂の叫びの嵐でもある。


・第2期第11話 「敵とか味方とか言う前に、子供のやりたい事を支えてやれない大人なんて、格好悪くて適わないんだよ」(風鳴 弦十郎)
「楽しすぎてメガネがズリ落ちてしまいそうだぁ……!!」(ウェル博士)
「この胸に」(暁 切歌)
「ぶつかる理由が」(月読 調)
「あるのならああああああああッ!」(月読 調&暁 切歌)
「胸の歌が、ある限りいいいぃぃッ!」(立花 響)


全体的にそうなのだがOTONAが大人している台詞がピックアップされている。
これを作ったのはきっと大人に違いない。


・第2期第12話 「大好きだって言ってるでしょうおおおおおッ!」(月読 調&暁 切歌)
「お前がどんなに拒絶しようと、わたしはお前のやりたいことに手を貸してやる。それが…片翼では飛べぬことを知るわたしの――先輩と風を吹かせる者の果たすべき使命だ!」(風鳴 翼)
「風鳴…先輩…」(雪音 クリス)
「だからこいつらの傍はどうしょうもなく……あたしの帰る場所なんだな……」(雪音 クリス)
「調に悲しい思いをしてほしくなかったのに、できたのは調を泣かす事だけデス……」(暁 切歌)
「撃槍――ガングニールだああああああああああああッ!」(立花 響)


第12話と言えば締めくくりの叫び。
GXでも期待がかかる。


・第2期第13話 「OKマム……世界最高のステージの幕を上げましょう」(マリア・カデンツァヴナ・イヴ)
「惹かれ合う音色に、理由なんていらない」(風鳴 翼)
「6人じゃない…わたしが束ねるこの歌は――70億の絶唱おおおおおおおッ!!」(立花 響)
「でも、わたしは……わたしたちは――ひとりではないんだ!」(立花 響)
「だってこの世界には――歌があるんですよ!」(立花 響)
「いつか人は繋がれる…だけどそれは、どこかの場所でも、いつかの未来でもない」(月読 調)
「きっとそれは…誰の胸にもある歌なんだ」(立花 響)


あれぇ!
マリアさんの名台詞が少なくないですかぁ!
畜生、イジメやがって! 公式のウェル!(罵倒)


・人物相関図 F.I.S.の装者の繋がりが信頼だけなのが興味深い。
3人は信頼だけで繋がっている。
それだけで十分なのだ。


そんなわけでこれにまとめられた台詞以外でも名言の嵐なので思い出してテンションを上げよう。
GXもキャラ紹介の時点で名言が飛び出す有様だ。
存分に期待しよう。