パンチライン第10話「墜落」





ナンシー=サンが出てきてから萌えアニメ率が急上昇したような……
あと露骨な尺稼ぎに新たな可能性を感じた。
忍殺アニメはFLASHといい手抜きが面白さになっているのがズルい。
そんなわけでパンチライン感想。

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寺岡の正体が判明した日の深夜。
ラブラは明香に泣き付くのだった。
泣き付いた理由はVR-1の落下のことであり、グリーゼのことはまったく話していない。
何やかんやグリーゼよりみんなの命の方が大事なのだ。
ラブラはところどころでいい人アピールをしている。
それなら何で前のループでグリーゼが宮沢賢治に襲われた時に手助けをしたんだろ……

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で、普通に古来館に戻ってきた遊太だった。
あ、全然平気だった!
寺岡は寒空の下だし(あと川に身を浸らせていたし)死ぬかもよとか言っていたけど、ぜぇーんぜん平気だった!

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だが、無情にも明香はAFSpaCにアクセスしていたのだった。
アクセスを防ぐのが肝要なら前回のループの時には成功していそうなのだが……
簡単そうに見えて至難ということか。
実際問題、泣き付いてきたラブラの願いを断るのも難しそうだ。
明香に宮沢賢治として事情を説明すればいい気もするが。
何もかも情報を断片的にしか示さないチラ之助が悪い。

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で、アンテナに付いていた謎の装置がQ-May会が仕掛けたハッキング用端末だったのだった。
いつどこで誰が仕掛けたのか。
というか、また雑な装置だ。
雷で人格総入れ替えといい、要のところは力技なのが打越シナリオ。
覚えておこう。

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これによって核ミサイルの連射が遂行。
ガンダムだったら大変なことになっているところだが、大気がなければ威力も下がる。
VR-1の軌道を変える程度に留まるし、Q-May会もとい寺岡の陰謀も成功に至るのだった。

チラ之助が全部言えば容易く防げた気もするが、あまり手を出さないのが霊界のルールで、人間には人間の力で守ってもらう必要があるとか。
おかげでややこしくなって何億回も繰り返すことになってしまった。
ここにも仕掛けがあると見るべきか否か。
チラ之助のアドバイスだけでは解決に繋がらない要因があるかもしれない。
あと黒幕説。

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すっかり凹んだ遊太はリボン結びにした針金?を手にユーバラボのことを思い出す。
このアイテムを巡ってちよ子とぐり子は喧嘩をしたが、すぐに仲直りした。
そんな間柄だったのだが今では敵対することになってしまった。
まぁ、凹みますわな。
なお、アイテムの真意は謎のまま。

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チラ之助は失敗判定を下し、期待していたと何か上司っぽいことを言い出す。
アンタがロクに情報を寄越さないからぁ!
遊太も諦めムードなのか、次の遊太に託そうとU-TURNと書くのだった。
前の遊太はやたらハイテンションに後を継がせたのにテンションの低い奴め。

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そんな遊太は鍋に誘われる。
29日、愛が死ぬ日である。
さすがに心配するのだがメールの類は届いていないようだ。
その愛が死んだ理由も地味に謎のまま放置されている。
愛していると言った友田が殺す理由はないし……痴情のもつれ?

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そんなわけでみんなで鍋をするのだが愛がいない。
心配になって見てみると不在かつ謎のメールが届く。
まーたさらわれた! まただよ!
いじめっ子に絡まれるしトラブル体質ですね。
ヒロイン体質とも言える。

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今度の誘拐犯役は寺岡ことぐり子だ。
途端に顔を出すようになった。
これも正体を隠す必要がなくなったからか。
しかし、幹部のくせに行動派だ。むしろ、幹部らしいですね。

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ぐり子は額の傷を見せる。
かつてパインが負った傷だ。
これでみかたんもぐり子の正体に気付くのだった。

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で、銃をちらつかせる。
これが愛の死因となったのだろうか。
でも、外傷はなかったし……そもそもわざわざ愛を選んでさらった理由も語られない。
古来館の面子では一番弱そうだったというのもあるかもしれないが。

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みかたんは怒ってユーバ化するがあっという間にタイムリミットだった。
みかたんのユーバ化の条件は怒りだろうか。
遊太と合わせて考えると感情の爆発だろうか。
壺内Q冥やぐり子はそういったこともなさそうなので、ユーバ化の研究が進んだ結果、安定した発動が可能になったと見て良さそうだ。
なお、こういった後期型は初期型に全体的なスペックで勝てど爆発力で負けるのがお約束。

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グリ子は既にWになっているらしい。
折られた小指が完治している。
とはいえ、小指だからすぐ治ったのであって、もし腕を折られたら3日必要だったとか。
わざわざ3日必要と言い出すのが大変怪しい。
ちょうどよく腕を折られた友田って人がいるし。
なお、友田が腕を折られたのは24日。Wになれば既に復活済みだ。
うわぁ……

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Q-May会サイコー! でも、壺内Q冥は糞!
――と心中を吐露するぐり子だった。
壺内Q冥には反感を抱いていたので、Wのことは報告しなかった。
結果、情報の行き違いが発生した。
VR-1が落下したのも実は完成していたからだろう。

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そんなわけですっかりQ-May会に染まったぐり子だったが、独りで計画を遂行してきたと語る時は弱気な顔を見せる。
あ、冥ちゃん枠だ。
R12で一番面白い人、冥ちゃん枠だ、これ!

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計画を実行に移したのはユーバラボの同窓生と出逢ったのがきっかけだった。
あと第1話のこの時に言った台詞は「逢いたかったよパイン」であった。
洞察力は遊太とみかたんよりずっと上なぐり子だった。
それは2人に逢いたかった気持ちの表れかもしれない。

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VR-1が墜落する事実とぐり子がダークサイドに染まった衝撃ですっかり2人は絶望する。
遊太はPCをブン投げちゃうほどだ。
あ、もったいない……
これで幽体遊太は生身遊太を見られなくなる。
地味に歴史が変わるだろうし動きもやや変わってくるかも。

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でも、諦めないよと(身体だけは)レズシーン。
ぐり子は可哀想ですね。
たった独りであれやこれやしている間に、こいつらは互いの正体を知らないとはいえ同じ屋根の下でぬくぬく。
そりゃグレるわ!

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というわけで、世界一色気のない女の子の変身シーン。
胸はサラシ、下着はパンツ……
ぐり子はパイン身体の容姿は整っているので女装しようと思えばできただろうに男らしくしているので、それをちと見習ってはいかがでしょうか。

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まぁ、すぐに明香に正体をバラすんですけどね。
ここからが反撃及び本気で伏線回収パートである。
打越作品はここからが本番なのだ!
ここまでスローペースだったので猛反撃に期待したい。
なお、今回は公式伏線ページはなし?
伏線らしい伏線もなかったし、そろそろ伏線ページは御役御免なのかもしれない。



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