戦姫絶唱シンフォギア(第1期)を振り返って



youtubeのシンフォギア再放送、第1期編終了!
フォニックゲインは高まりましたか?
小生のフォニックゲインは高まった。
というわけで、第1期を振り返って徒然。

シンフォギアの栄光時代はいつだよ……
第4期第5期制作決定の時か?
オレは……オレは無印なんだよ!!


誤解なきように付け加えるがG、GX、AXZもそれぞれが素晴らしい。
無印には持っていないものを備えている。
商業的な観点から言えばG以降の飛躍は素晴らしいものがある。
「金子彰史なら売れるなどというナイーヴな考えは止めろ」と仰っていた(いない)ラーメンハゲだって大満足だ。

その上で無印が一番好き! そういう人もけっこういるのではなかろうか。
あえて言うが小生もそうだ。
初めて防人語が炸裂した時、初めて逆羅刹した時、初めて司令パンチが炸した時、初めて血涙を流した時、初めて衝撃を発勁でかき消した時、初めて演歌を歌った時、初めてOTONAがラスボスを圧倒した時、初めて安さが爆発した時、初めて非実在青少年にもなれなかった時、初めて月を背負い投げした時……
無印には『初めて』のインパクトに満ち満ちている。 全部笑えるシーンなのは置いておいて。
いや、マジレスすると後半に入る頃にはフォニックゲインが上がりすぎて笑うどころではなかった。
もちろん、それ以外にも落涙シーン盛りだくさん。

で、第1期を見返すとやっぱり面白いよ、このアニメ。 歌いながら戦うという設定を初めとして一見するとインパクト重視に思えるが、
その実、緻密な設定と繊細な心理描写でむしろとことん丁寧にストーリーを描いている。
今見てもまったく色褪せない。
シンフォギアシリーズの基本的なスタンスは第1期の時点で完全に完成していると言えよう。

第1期は後のシリーズと比べると限られたリソースの中で作られていると感じる。メインキャラは3人。中でもクリスは4話から登場する上にギアを纏うのも7話から。
楽曲は少ない。なので、何度も繰り返し使われている。
ノイズさんのエフェクトだって後のシリーズと比べると簡素。

だからこそ、スポンサーからの要求も少ないだろうし、自由に作られているように思える。
楽曲は特にそうで無印は後のシリーズで何度か感じてしまう「無理矢理使ってるなー」という場面がない。
この辺の足周りの良さが無印の作品としての完成度を高めているように感じる。
でも、G以降、予算が増えて力こそパワーとゴリ押しするのもシンフォギアらしいんデスけどね。
ユニゾン盛り上がるやろ?と言われたら盛り上がったよ!としか返せない。

というわけで、改めて見ても楽しい楽しい。
後のシリーズを見た後ならではの視点としては、キャラが成長途中なのでいろいろやらかしているのが面白い。
特に無印の防人とクリスは尖っていて思わず笑ってしまう。
今でこそ二人共SENPAIとして完成しており見ていて安心感がある。
が、この頃の二人は自分のことばかりで全然周りが見えていない。
草生える! 可愛いけど草生える!
あとキャラデザの関係でみんなすらっとしていてむしろ新鮮。



誰だぁ、テメェ……
いや、ホント誰だテメエ。



この人と同一人物だって誰が信じるよ。
まぁ、無印のクリスもしっかり可愛いんデスけどね。
それにイチイバル纏った時の盛り上がりは凄かったヨ?
暗黒闘士として現れた時はうわぁ変な人三人目(一人目は防人、二人目は司令)が出てきた……ってなったけど。

というわけで今日からはG!
もちろん、最初から血涙だ。
最初からぁ? 血涙ぃ?