SO5と違って真っ当に面白くて感動している。
いや、SO5が論外なだけですが。
というわけでジョジョ感想。
康一君、ついに由花子の手から逃れるべく戦いを始める!
そのためにまずは公衆電話を使って仗助へ電話だ。
公衆電話とか何か旧世代の遺物になっている感がする。
1999年の頃は現役そのものだったんですけどね……
由花子にはエコーズACT1が全然通用しない。
思い込みが激しすぎて精神攻撃では効果がないのだ。
これによってエコーズアクト1が化石のように固まってしまう。
絶望的な状況のはずなのに康一君はメッチャ解説して余裕あるな。
お前からはスピードワゴンの血を感じるよ……
解説の甲斐あって?エコーズアクト2の誕生だ。
音を実体化させる能力にレベルアップだ。
……アクト1より活躍はしていないけど。
なお、由花子が吹っ飛んだ時に原作同様にパンチラしなかった。
いや、せんでいいけど。
康一君はまたもヘアースタイルを変える。
短いポルナレフになってこれで康一君は最終形態になった。
髪型が変わると同時に性格も不敵になってどんどんと由花子を煽っていく。
埋め込まれたラブデラックスの影響かな?
いや、むしろ、煽るのはむしろ仗助のキャラか。
白髪になった由花子のクッソ汚い言葉を再現だ。
何か田舎育ちの東北人っぽくていいですな。
杜王町のモデルとなった仙台はそこまで東北していないんだけど。
でも、そこを再現するなら、こう、小林玉美の身長もですね……
最後は康一君が自分を殺そうとする由花子を救うという器の大きさを見せつける。
これで由花子は康一君に惚れ直して(ちょっとだけ)ヤンデレでなくなるのだった。
康一君が惚れるに値する人間だとアピールすることで、由花子の恋慕が妄執だけでないとわかるのもいいオチに繋がっている。
由花子は男を見る目は本物だし、だからこそ次の康一君と由花子のエピソードに繋がるものがあるのだ。
読後感の良さは第4部の中でも屈指のエピソードであったとさ。