シンフォギアのためならば残業も厭わない。
そのテンションの高さに脱帽である。
今回もシンフォギアスタッフは本気だ! 公式も本気だ!
燃え尽きそうな空に歌は響き、明日を輝かす種火となる。
拳も命も鎧い支えるは、胸に揺れる小さな奇跡。
だが、逆巻く炎に涙する瞳は、そうと知ってなお対峙する。
EPISODE1 奇跡の殺戮者
鎮魂の夜を急ぐ血塗られた魔縁と、かけてもつれた抒情詩。
耳をすませば遠からず、世界を壊す――歌がある。
相変わらずの謎ポエム炸裂だ!
まるで手加減の見られない謎ポエムである。
アニメは多くあれど放送前に謎ポエムを垂れ流すアニメもそうそうないだろうて。
ついてこれる奴だけついてこいなシンフォギアイズムは相変わらずだ。
今回の謎ポエムはオシャレな表示方式を採用しており見た目が凝っている。
第2期の時も何度かデザインの変更が行われたし、公式の謎ポエムの熱意が見える。
なので、ルビが追加される可能性もあると思われる。
スクショは拘束衣を着せられている切歌と調が気になるところだ。
切歌がいじめられている。手紙とか常識人とかっていじめられている。
このアハ体験!
月をバックに格好付けるレイアはもう投げ銭って感じでにこやかな笑いがこみ上げる。
この人、案外頭が悪いのかも。
月はシンフォギアにおいて重要なアイテムなので、そこに関しても何かしらの注目をしたい。
なお、今回も内容の深読みはあえてしない。
どんどん混乱していこう。
また、用語集も更新された。
基本的な設定だけだが見逃せない内容なのは言うまでもない。
・ルナアタック 第1期のメインエピソードである。
気になるのは「以後、様々なパラダイムシフトを引き起こす、特異点のひとつとして認識される」という記述だ。
ルナアタックは第2期で解決したと思ったが、その余波はまだ残っているかもしれない。
・フロンティア事変 第2期のメインエピソード。
「国家や個人の思惑が複雑に絡みあい、その全容が明らかになっているとはとても言い難いものとなっている」と記述されているのがまた気になる。
ルナアタック同様、GXにも関わってくるのだろうか。
・認定特異災害 みんな大好きノイズさんのことである。
「以降にノイズの観測は一度も見られず、今後の経過によっては、終息宣言が出される見込みである」となっており、1000000000000℃の効果は抜群だったようだ。
だが、「経過によっては」という一文が気になる。
新たな怪獣が現れる可能性だってある。
・適合者 今まではクリスと翼だけが本物の適合者で、他の装者は適合者にあらずというのが狭義での適合者であった。
インタビューで金子のおっさんがぷりぷりしたのを覚えている方も多いだろう。
この設定マニアめ。
が、それだけではややこしいからか、この度、設定もとい解釈が改められたようだ。
二課としても装者の種類が増えたから狭義の区別ではなく、広義の分類が必要となったのだろう。
翼やクリスのように先天的な適性を持つ第一種、奏やF.I.S.組のように投薬によって適性不足を補った第二種、
そして、「事故による融合体としてシンフォギア装者となった後、訓練でも投薬でもなく、土壇場に必要適合係数をむしり取った」第三種とカテゴリーが分けられた。
これでみんな仲良く適合者!
ここで問題は響の第三種である。
土壇場に必要適合係数をむしり取ったとは如何に……
「奇跡や偶然の類と何ら変わりなく扱われる」とのことだ。
響はこれからもこの症例で大変なことになるのは確定なのだろうか。
なかなか落ち着けない響の肉体事情であった。
放送1週間を前にどんどんと盛り上がるシンフォギアGXである。
1週間あるということはまだまだ油断できないぞ!
……第2期の頃はプロデューサーインタビューをしていたし、今回は金子のおっさんインタビューしないとね。