解き放て全てを!
そんな「Exterminate」のサビと共に流れるのが番組終了後のBD告知CMである。
悪ふざけ満載のため、解き放っているのは赤猫説。
というか、やっぱり金子彰史が台本を書いているし。
そんなBD告知CMの感想?をば。
・EPISODE01 CM 響
「新たな敵は錬金術士ッ! ――って、都心の一等地をゴロゴロ転がしたり、友達を会員に加えて分配配当を得ようとする輩と戦ったりするわけですかッ!?
3期ともなるとわたしたちもすっかり社会派です……
違う、そっちじゃない。
抜けている響は錬金術を別のものだと解釈したようだ。
そっちの錬金術がパッと思いつく女子高生もなかなかいなそうなのだが。
だが、これでもまだ本編を振り返った内容である。
ここからさらに自重しなくなっていくのであった。
・EPISODE02 CM 翼
「一番カッコイイギアと言えば天羽々斬。 何と言っても剣だからな。
だが、そんな天羽々斬が私の不覚で壊れてしまい……
おのれ、アルカノイズッ!
その姿、忘れるものかッ!
しかと目に焼き付けたぞッ!!
お前は何を言っているんだ。
剣だから一番カッコイイ扱い。
さすが、カッコイイチョキの剣である。
そして、目に焼き付けた結果がアレである。 ちゃんと今後のネタへの伏線となっているのが心憎い。
ボケへの伏線だけど。
・EPISODE03 CM 創世
「まさか、そんな、ビッキーが歌えないなんて……
弓美
「しゃーないッ!
あたしが歌うよッ!!
詩織
「わたしだって歌いますッ!!
創世
「ちょ、わたしだってッ!!
弦十郎
「いいや、ここは俺に歌わせてもらおうかぁッ!!
創世・弓美・詩織
「えええええええ~ッ!!?
まぁ、アンタら、一応の装者候補ですからな。
3話で歌ったのはビーフストロガノフのうただけど。
よくあるボケかと思わせておいて、我らが司令が唐突に締めるという予想外の展開である。
3人娘と司令という組み合わせは告知CMでしかありえない組み合わせだ。
あ、第1期の終盤でちょっとだけ絡んでいたか?
・EPISODE04 CM マリア 「あ~しんど……
最終話までバトルの出番がないと思ってたのに……
それにしても、遅めのランチを豪華に奮発した甲斐があったわね。
LiNKERがなくてもどうにかこうにかギアを纏えたんだから……
これがたやマ(怠惰でやる気のないマリア)である。
第4話のマリアさん、格好良かったのに(血涙で笑いを取ったけど)これである。
物の見事にやる気がない。
しないフォギアを見る限り、オフのマリアは親しみやすい部分があるお姉さんなので、意外と本音なのかも?
なお、キャラソンのCMもあるのだがマリアさんはそこで「銀腕・アガートラーム」の「涙を流していいさ」の歌詞と共に血涙カットが流された。
どうみても狙っている……
・EPISODE05 CM 緒川
「強化型シンフォギア完成ッ! 2人のそれっぽい歌も流れたのでこれで勝てますッ!
弦十郎 「おまけに黒バックのエンドクレジットだからなッ!
次回への不安要素がまるで見当たらんッ!!
緒川 「久し振りに枕を高くして眠れそうですねッ!!
狂ったようにフラグを乱立させる2人であった。
ピンチを救って「BAYONET CHARGE」を流して、盛り上がったところにこれである。
余韻を台無しにするのが告知CM。
なお、ここまでフラグを乱立させておいて、キャロルに完敗したり、暴走しかけたりしたものの、それ以外に特に副作用もなく強化型シンフォギアは存外平気だった。
最終的にリスクも暴走の危険性だけだったし、ちゃんとセーフティーもあるし、この告知通り杞憂なのであった。
・EPISODE06 CM ミカ
「マスター、バイならーで第1部完ッ!
ファラ
「では早速、次のラスボスをアミダで決めましょう。
レイア
「待て、ガリィがいないようだが……
ミカ
「さっき、制作陣に逢うって出てったゾ?
レイア・ファラ 「性根が腐ってるッ!!
おう、軽いな、お前ら。
ラスボスをアミダで決めるという雑な扱いである。
そして、ガリィ、謎の暗躍。
ラスボスにしてくれと金子のおっさんに打診しにいったのか?
その結果、オートスコアラーで一番最初にやられた挙げ句、出番がなくなってしまうのだが。
制作陣の性根も腐ってる!
・EPISODE07 CM 未来
「これから出番が増えると思ってたら、まさかの新キャラ大登場?
何だか響との絡みも多そうで嫌な予感しかしないんだけど…… わたしって本当にプロデューサーの推しキャラなの?
堂々とメタ発言を未来さんであった。
本編の癒やしの未来さんも告知CMにかかってはとんでもない発言を易々と行うようになるのだった。
そして、洸の出番は増え、未来の出番は減ったのだった。
わたしって本当にプロデューサーの推しキャラなの?
・EPISODE08 CM エルフナイン
「死んだり生き返ったり大変ですね。
キャロル 「さすが業界屈指の過酷と名高いシンフォギア現場だ。
エルフナイン
「ボクも先週水着仕事でした。
キャロル 「お前の場合、水着より1話の破廉恥ルックが……
いや、何も言うまい。
仲がいいな、お前ら。
キャロルはエルフナインを出来損ないとはいえイザークの娘と認めていたし、チフォージュ・シャトーの正体が発覚するまでは円満な関係でいたのだろうか。
その辺もしないフォギアに期待だ!
なお、業界屈指の過酷と名高いシンフォギア現場……
そりゃあ声優も歌いながら戦うのだから過酷なのも道理である。
そして、そんなことを言った本人が過酷に足を踏み込んでいくのだった。
・EPISODE09 CM ウェル博士
「GXの宣伝告知ッ!? 冗談じゃないッ!! 友達以上英雄未満の僕の出番が後半にしかないGXなど宣伝してたまるかッ!!
大切なお小遣い、どうせ使うなら全編に渡って僕が活躍する――
(扉を叩く音)
ウェル博士
「おっと、誰か来たようだ……
再登場直後にボケるウェル博士であった。
さすがのウェル博士。
そして、ついに完全に本編が関係なくなった。
完全に面白いことを言う時間になったのだった。
なお、英雄未満と英雄ではないことを暗に認めているウェル博士であった。
その内心がマリアに自身が英雄かどうかを問いかけたことに繋がったと思うと趣深い。
多分。
・EPISODE10 CM クリス
「チョップぅッ!?
潜水艦にチョップだなんて、前代未聞過ぎてツッコミが追いつかないぞッ! というか、このアニメ、ぶっ込んでくるボケに対してツッコミ役が少なすぎだろッ!!
お前は何を言っているんだ。(2回目)
ライフルで殴った人が言う台詞とは思えない。
というか、自覚あったんだ、ボケに対するツッコミ不足って……
いや、そもそもツッコミ役がいないのだが。
・EPISODE11 CM ナスターシャ教授 「わたし、ナスターシャ17歳☆
笑顔の魔法をかけるため、宇宙からやってきたの☆
――とまぁ、魔法少女と言うのなら、このくらいはしてもらいたいもの。
いささか昭和が鼻に付くかもしれませんが。
お前は何を言っているんだ。(3回目)
予想外の復活からの予想外のCM。
そりゃツッコミ役不足を懸念されるわけである。
なお、ここから先にナスターシャ教授の台詞はなく、このためだけに井上喜久子にスタジオに出向いてもらったと推測される。
無駄に豪華なCM。
(第4話の時に前もって録った可能性もあるけど)
追記
第12話でメッチャ喋ってました……
・EPISODE12 CM 調
「じー……
切歌
「あたしの髪留めと服のバッテン模様がどうかしたデスか?
調
「謎は解けた。
GXとはつまり……
切歌 「ええッ!?
GXってやっぱりそういうことだったんデスかッ!!?
お前は何を言っているんだ。(4回目)
やっぱりって何だよ、やっぱりって。
常識人の常識は理解し難い……
そして、調も堂々とボケてくるので同じ穴のムジナ。
・EPISODE13 CM 洸
「どうも、響の父親の洸ですッ!
イザーク
「キャロルパパのイザークですッ!
八紘
「翼の父親の……って、私もやらなきゃいけないのか。
洸 「しかし、このアニメ、ロクな父親がいないな。
イザーク
「あなたがそれを言いますかッ!?
本日のお前が言うな大賞受賞。
そんなわけで最後はパパさん勢揃い。
おう、ガリィちゃん、涙拭けよ。
そして、やっぱり本編が関係ない。
赤猫が暴れてやがる……!
・第1期と第2期の告知CM GXでは自重ゼロの告知CMだが以前はどうだったのか。
第1期は非常に大人しかった。
正気を保っている。
さすがに一番最初だったので金子のおっさんも無茶できなかったようだ。
だが、第2期で一気にふざけ始め、後半になるほどノリノリに。
最後のマリアとセレナのCMで完全に開花したと言えよう。
結果、GXのCMだよ!
なお、このCMはニコニコ生放送のGX1~6話振り返り放送の際に何と放送された。
わかっておる喃……
・宣伝 絶えぬシンフォギアすけべに挑む人を見るとK2に挑む勇者を連想するのは小生だけだろうか。
あ、寺島詩織のすけべばっかりのサークルでした。
日和ったな!