喧嘩稼業第53話感想



あ、喧嘩稼業が掲載してる!
掲載していること自体が驚きだ。
まぁ、富樫先生よりはマシか。
多くは望まないので隔週でお願いします……

十兵衛と徳夫がついにリングインだ。
策略が蠢いた両者だがちゃんと試合するようだ。
まぁ、主人公が対戦相手を棄権させましたじゃ盛り上がらないわな……

徳夫は川原のボディランゲージを解読する洞察力を見せる。
おかげで鼻が折れていることが徳夫にバレた。
喧嘩稼業はダメージが残っているような描写がなかったが、案外そうでもないようだ。
石橋との戦いから1週間後という短い間隔は、十兵衛にとって確実に不利なものとなっていた。

さらに徳夫は嘘がわかる能力を見せつけて、煉獄を使うこと、煉獄以外にも技を持っていることを見切る。
試合前にカジノで大勝ちできたのはこの能力を使っていたからだろうか。
振り返るとプロ野球選手の球を打ったのもこの能力によるものだろう。
何せあの時も嘘を言っていたわけだし。
もっとも頭がイカれている睦夫の嘘だけはわからないようだが。
強いマジキチは厄介だ。

徳夫はこの能力で十兵衛のブラフを次々に見抜いていく。
十兵衛が沈黙していても質問するだけでブラフを見破るとまるでテレンス・T・ダービーだ。
ブラフは十兵衛の武器だけにけっこうな痛手だ。

だが、ここで徳夫の裏拳に当たったフリをすることで、嘘がわかるのではなく質問に対するイエスノーの推察が長けていることを見切る。
つまり、相手が何をするかまでは見切ることができないのだ。
喧嘩稼業らしい情報戦であった。
もっとも十兵衛は予想とは違う徳夫に苦戦を予感するのだが。
ブラフが通じない今までにない相手だ。
実力で勝負するしかないのか、それともブラフとは別の物で騙していくのか。
とりあえず、屍の針をどうしたのかを言及お願いします。
そのための続きは! ……しばらく先。