鉄血のオルフェンズ感想第8話



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やりました。
死ぬかと思いました。
というわけで今回のガンダム。


今回は前回のラストから若干時間軸が前後する。
以前もやっていた演出だ。
名瀬の阿頼耶識にブチ切れた理由も説明されていないのもあって、流れがややわかりにくかったというのが本音だ。
今後も使用されそうなので今のうちに慣れておきたい。

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前回のラストから見ると名瀬がすぐに折れたのでとんとん拍子のように見えて、けっこうな頑張りをしていた。
とりあえず、こういう時にやたら頑張るハッキング担当。
通信はできずともハッキングはできるのはやっぱり男の浪漫だからか。
まぁ、男に通信してもらうよりメイドに通信してもらう方が嬉しいわな。

ともあれ、オルガはブリッジへの侵入を成功させる。
この手腕もあって名瀬に認められ、戦闘終了となるのだった。
こういう時に三日月がいて良かったのやら悪かったのやら。
戦闘力は折り紙付きだが無遠慮に殺害をしでかして交渉が破綻する可能性もあるような……
まぁ、オルガたちに任せて正解ですな。

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妙に誇らしげな昭弘。
ガンダムSEEDのイザークとかディアッカ並みの噛ませ犬かと思ったら、意外にも奮戦している。
そりゃ誇らしげにもなろうというものか。
なお、設定上、鉄華団では三日月の次に強いらしいぞ。
……意外だ。

ギャラルホルンからの追撃を逃れるために鉄華団はテイワズの傘下になろうとする。
マフィア入りである。
お前ら、本当にガンダムの主人公か?
この辺、妙に地に足が付いている今回のガンダムだ。
その一方で名瀬の戦艦は自身のハーレムという夢たっぷりな設定があるのだが。

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ドヤ顔アトラの提案でクーデリアは名瀬の戦艦にあるベビールームに足を向ける。
全部、名瀬の子供!
つまり、ハーレムでありながら非処女揃いということだ。
処女厨発狂確定。
いや、ハーレムだから当然なのだが。
ラフタも名瀬の手にかかっていると思うといけない興奮をしてしまう。

ここまで髪によって目線が隠れる以外、特に弱みを見せなかったオルガだが名瀬には鉄華団へのこだわりを見せる。
とはいえ、家族のために戦うという理由は名瀬と同じだ。
なので、むしろ理解を得ることができたのだった。
説明されなかった名瀬が阿頼耶識に嫌悪を抱く理由も、身内に危険を強いるからか。

それにしても鉄華団は男だらけ、タービンズは女だらけでバランスが取れている。
作中のホモっぽさも大分薄れている。
協力関係を結べたのはその辺でも正解だ。

そんなホモの楽園とレズの楽園で一緒にMSのシミュレーターで訓練している。
三日月も昭弘も努力を重ねている。
宇宙になって三日月は押されているから、早めに宙域に対応しないといけないのだ。
戦いの舞台はVSシリーズのように地上だけじゃないのだ。

それにしてもガンダム主人公って大抵訓練など知るかとスーパーコーディネーターしていたからこういう描写は新鮮だ。
エースパイロットでも訓練しなければ勝てない辺り、今回のガンダムはリアル路線なのであった。
女だらけの中に堂々と子供がいるのもリアル路線。
リアルっていうより、生々しい……