ジョジョ第4部第3話感想



ダクソ3は小手先の調整はもういいから、さっさとエスト瓶を弄ってください状態。
あまりにも回復しやすすぎてグダグダになりやすく、対戦が面白くない……
回復を妨害できるようになるだけで大分面白くなると思うんだけどなぁ。
というわけでジョジョ感想。


アンジェロがスタンド使いになった経緯が語られる。
刑務所にやってきた形兆が弓と矢(なお、弓成分は薄い模様)で刺して覚醒したのだ。
突っ込むのは野暮とわかっているが、形兆は一体どうやって刑務所に侵入したのだろうか。
バッドカンパニーで監視カメラや所員を無力化、鍵なども盗んだのだろうか。
……バッドカンパニーなら意外とやれそうだ。

プッツンした仗助のスピードはアンジェロを遙かに上回り、承太郎さえも驚愕させるものだ。
これでアンジェロを完全に岩に埋め込んで決着だ。
なお、そんなプッツン仗助のスピードを上回る露伴の身体能力は一体どうなっているのだろうか。
露伴は一番人外に近い人間かもしれない。

DIOがスタンドに目覚めた理由は弓と矢にある。
第3部に登場した大量のスタンド使いの一部も弓と矢によってスタンド使いになったのだろう。
後付け設定なのは間違いないが筋は通っている。
弓と矢は今後も出番が多々ある重要アイテムだ。
あまりにも設定が大きくかつ重くなりすぎて、第5部以降は第6部の冒頭を除きちっとも出なくなるのだが。

ともあれ、ジョースターの末裔の敵はアンジェロだけではなく弓と矢を持つ人間なのだ。
今までと違って戦いを決意した段階では目的地が曖昧でハッキリとしていない。
だからなのか、ボスキャラもコロコロ変わっていくことになる。
その辺はハッキリとした悪だけではなく、人の心の弱さが生み出す存在と戦う第4部らしい。

そんな戦いに康一君は地味に関わっていくことになる。
仗助と承太郎が事情を説明したのだろうか。
少しでも関わってしまったからにはモロに関わらせた方が安全という考えか。
あるいは仗助の口が軽いだけか。
ともあれ、関わってしまったのだから弓と矢に撃たれる康一君に合掌。
いや、死んでないけど。

原作では仗助にあっさりと敗北した億泰だが、アニメ版では瞬間移動能力で仗助を翻弄する。
これでは億泰が有能に見えるじゃないか……
いや、オチが一緒なので結局アホの子に見えるのは変わらないのだが。
というか、あそこまでやっておいて弱パンチを繰り返すだけというのがアホの子に拍車を掛けている。
愛されているな、億泰……

なお、ザ・ハンドの能力は第3部のヴァニラアイスのクリームと酷似している。
だから、ヴァニラアイスが暴れた時に瞬間移動が起こりまくるのではないか。
そう考えていた時期が俺にもありました。
クリームは亜空間に飲み込む能力でザ・ハンドは空間を削り取る能力。
別物なんだよ、別物!

そんなクリーム級にデンジャラスなはずのザ・ハンドだけど、一度も人間を殺傷することはない。
一撃でも当たればヤバいことになるのに……
いや、ヤバいことになるからあえて当てなかったのか?
億泰の裡にある正義の心が残虐な殺傷を無意識下で避けていたのかもしれない。
……仗助には殺す気で振りかぶったわけだけどな!