バキ道感想 第23話「破邪」



宿禰が四股ってました! 今回の感想終わり!
これで終わらせるのもアレなのでもうちょっと頑張りマス。

宿禰の言う行は四股だった!
というわけで、片脚を大きく上げてその姿勢をキープする四股だ。
一見不動に見えて身体にかかる負担は相当なものであり、宿禰の持つ強靱さがどれほどのものかが窺える。
でも、この四股をやっても握力は身に付きませんよね?
こちらとしては一度やった四股よりもどうやって超人的な握力を身に付けたかの方が気になるのですが……

僧の小池曰く、片脚を上げた状態で宿禰は五体に気が満ちるのを待っていると言う。
身体の隅々まで行き渡ると同時に四股を踏む!
ここでもオカルト風味な宿禰であった。
無茶な信念を持って鍛錬する格闘家はいても、信仰を持って鍛錬する格闘家はいなかった。 今までに宗教的なものを背景に置いていたキャラはいないし、宿禰教(仮)の信徒なのが宿禰の個性かも。

こうした信じる心が神を呼び超人的な握力を身に付けたのだ!
多分!
倒すのに有効なのは徳川寒子だ!
多分!
というわけで、刃牙がまた寒子を呼んで霊を吸引することが待たれる。
いや、2回もあれをやったら刃牙は相当なクソ野郎になりますがね……

もっとも、これらの解説は小池によるものだ。 宿禰は儀礼として守っているだけで本心としてはけっこうドライかも。
この身体もステロイドで作りました的な。

この付近にある樹齢1000年を迎える杉はよく育つらしい。
それも宿禰が大地を払い清めてくれるから!
そんなオカルトありえません……とは言い難い。
肉! 肉!! 肉!!!で育ったオリバが惨敗している。
オカルトの力はたしかにあるかもしれない。
オカルトの力でもないと金剛石を作るのは納得できない。
この時に第二代守護神宿禰と呼ばれている。 守護神である。若林源三である。デカく出たな。
宿禰は「宿禰の杜」の守護神であるようだ。
そこを穢す者を近付けぬ。
そのための宿禰? そのための四股?
四股! 暴力! SAGA! 四股! 暴力! SAGA!

逆に言えばそこを穢す者も現れそうだ。
死刑囚とか刃牙とか。
……うん、刃牙って穢す側の人間なんだよな。主人公のくせにね。
というか、連載再開早々いきなり姿を消して扱いに困る。
加納秀明はこの話を聞いて四股が凄くても四股だけであれだけの肉体を作れるのか。
そんな当たり前の疑問に行き着く。
そうだよ、四股だけでどうやってダイヤモンドを作るんだよ。

四股が終わると宿禰は30分ほど中腰で不動の姿勢になる。
蹲踞(そんきょ)だ。
何時間も站椿をやる烈海王チックな鍛錬ですな。

「最新にして最古の「筋トレ」です」

この姿勢を維持するだけなら最古の筋トレだろう。
だが、宿禰が開花したからには何か秘密があるのかもしれない。
小池が匂わせながら次回へ続く。
というか、小池、何か説明慣れしているというか、もったいぶる説明を得意としますな。
秘境にいるくせに……
意外と宿禰の杜は観光客が多かったりして……?