つまり、シンフォギアTVシリーズが終わるということになる。
うっ……ゲキガンガー……
まぁ、劇場版シンフォギア FINAL EPISODEをやるでしょ!
胸の歌を信じよう!
というわけで謎ポエム。
邂逅した世界に
刻至らずとも奇蹟に動地、驚天し、
それでも繋ぐこの手には――
LAST EPISODE 神様も知らないヒカリで歴史を創ろう
わかりあえない――だからこそ、強く求める夜がある。
仮令もどかしさに涙しても、それだけが人をたらしめる。
やはり、最後のサブタイトルはこれ!
安心と安定の副題が最終回のサブタイトル殺法である。
無印最終回のサブタイトル、あと第12話ラストのシェム・ハの台詞と繋げると、
「流れ星、墜ちて燃えて尽きて、そして――」「神様も知らないヒカリで歴史を創ろう」となる。
あまりにも完璧過ぎる。金子のおっさん、ホントスゴい。
そして、今までは最終回でもEPISODE13だったのに対し、XVはLAST EPISODE……
終わることを感じさせる。
でも、FINAL EPISODEがあるんでしょ? ね?(レーラグ脳)
謎ポは「邂逅した世界に
あらすじでも解除されたことが言及されたのは確定。
つまりはシェム・ハの計画は達成済み……だけど、シェム・ハの計画は二つの段階があるわけで。
現代ネットワークでユグドラシルの稼働と、それを用いた人類の怪物への改造。
人類を怪物に改造するためにはユグドラシルの稼働が必要だけど、現状、人類の力でそれを食い止められている。
なので、改造には至っていないからまだタイムリミットがあるワケダ。
なお、人類でユグドラシルを稼働させると、端末としての機能が失われるであろう怪物へと改造できなくなると思われる。
「刻至らずとも奇蹟に動地、驚天し、
どちらもありそうなのがシンフォギア。
「それでも繋ぐこの手には――
忘れがちだけどシェム・ハを殺す=未来さんを殺すなので、そこのジレンマをどう解決するか。
まぁ、ヴァネッサに神殺しパンチを当てたけど生きてたしイケるな!
逆に考えれば断章となったシェム・ハを殺しただけであのダメージだから、そのものシェム・ハな未来さんに神殺しパンチを当てれば……
最後を締めるのは「わかりあえない――だからこそ、強く求める夜がある。仮令もどかしさに涙しても、それだけが人をたらしめる」。
強く求める夜がある……?
話はベッドで聞かせてもらう……?
ともあれ、人と繋がること、わかり合うことを描いてきたのがシンフォギア。
なので、そうしたテーマに触れていくのだろうか。
本当にベッドインしたらどうしよう……
いや、未来さんが無事帰還すればベッドインする。いつもやってるし。(添い寝です)
バメンシャは激闘続きで語るまでもなく。
キャロルの出番もちゃんとあるでよ。
装者6人にキャロルの7人で挑むのだろうか。
これに弦十郎と訃堂を合わせて9人で挑もう。勝てるぞ!
以下、用語集。
・錬金術 「神に比肩する事を究極とした技術体系こそが錬金術の神髄である」と錬金術もまた神殺し!
これはハッタリではなく「世界を識るために万象の黙示に挑んだキャロルの錬金術は、まさに神を撃ち落とさんとするところまで肉薄するのであった」と接戦に持ち込んだことが語られている。
さすが錬金術マイスター、キャロル。
……キャロルが持ち上げられるのは納得なんだけど、そうなるとパヴァリア幹部3人の印象がちょっと薄くなるな。
錬金術の技量だけで言えば3人はキャロルには敵わないということだろうけど。
・エクスドライブ 「これまでは、(どのような経緯であれ)外部から供給されるフォニックゲインを活用」とここまでのエクスドライブの共通点について触れられる。
言われてみればその通り。
無印のリディアン生徒、Gの70億絶唱、GXとXV第8話の世界を壊す歌……
全部外的要因によってエクスドライブが成り立っている。
一方で今回のエクスドライブは違う。
「バラルの呪詛が消失した世界のてっぺんで、誰かのフォニックゲインではなく、自らのフォニックゲインを爆発させるために絶唱を口にする装者たち」と自力。
自力の結果、「新たなる決戦形態「バーニング・エクスドライブ」が起動する」のであった。
あ、XVを絡めたエクスヴァンガードとかじゃないんデスね……
バラルの咒詛が消えたことに触れているし、フィーネが言っていたようにバラルの咒詛が解除された状態では聖遺物の力をより引き出せる……
つまりはフォニックゲインをさらに引き上げることができる、あるいはフォニックゲインが不足していても聖遺物の力を引き出せるのだろう。
もっとも、それだけだと味気ないから何かもう一つくらいスパイスはありそうだけど。
・エシュロン フロンティア事変の証拠隠滅と悪い使われ方ばかりをしてきたエシュロン。
今回は「エシュロンからのバックトレースによって、応急にして緊急の論理防壁が各所に設置」と人類の壁として機能する。
そして、「それが突破されるまでの僅かな時間に、スウェーデン、インド、エストニアといったIT技術先進国が呼応。即席の連携にて第二論理防壁を展開し、シェム・ハのネットワーク侵蝕を遅延させるのであった」と第二の布陣が敷かれる。
キャロルの時間稼ぎ、エシュロンの時間稼ぎを経て、人類総出のネットワーク防護と人類守護の壁が続いていくのだった。
力というものは使う者次第という金子彰史作品に共通するテーマが感じられる。
・アメリカ合衆国 内容は短い。
短いが、大切なことが込められている。
「その成り立ちは、人が神秘に満ちた時代からの「独立」を宣言するところから始まっている」とやはり「独立」を担当。
さらに「神代を終わらせることを使命とし、「ガングニール」、「錬金術」に続く第三の「神殺し」でもある」とアメリカもまた神殺し!
無理矢理な……!
だが、あの大統領の勇姿を見せられたのならば納得するより他ない。
・緒川家 「天下国家の一大事とも言える風鳴訃堂逮捕劇に緒川家が大きく関与しなかった理由」と言われてみれば訃堂の時に動いていなかった。
あの時はいきなり忍者軍団が出てこられても困るくらいにしか考えていなかった。
しかし、「風鳴八紘の指示により、遠からず予想される世界規模の特異災害に対して緊密な連携姿勢を実現すべく、八紘が直接にしたためた書簡を各国元首の元に届けんと奔走していた」とちゃんと理由が付けられるのだった。
……そういうの、緒川家がやるんだ。
忍者の機動力はそれほど凄まじいということか。1日で国を10個くらいは回っていそう。
なお、あらすじも注目。
「後手に回らざるを得ない状況を覆すべく、自らの手でシェム・ハと相対する事を決意する弦十郎。つまりは、正面からの激突であり、未来、あるいは弦十郎自身が、無事で済まない結末の選択であった」とやっていたら勝てたかもしれないみたいに書くのは止めい。
まぁ、実際やれば弦十郎は未来さんを手に掛けることはできず負けるのだろうけどね……
あと久野美咲と水瀬いのりのリレー連載も是非読もう。毎度必読だけど今回はスゴいぞ。
何せ壮絶な百合で尊い。マジ尊い。
名前で呼ぶようになったなんて、その、……キャッ、ウフフ。