ダブルバキは血中の烈成分が高まっていい感じだ!
いや、バキ道の方には烈いないのですが。
李海王に激勝したバキの前に大量の料理が置かれる! 床に!
いや、テーブルの上に載せてあげてください。
大切な選手なんだし控え室くらい宛がってやって欲しい。
刃牙はアウェーだから扱いが悪いのか?
バキSAGAの悪評が中国に伝わっているのかもしれぬ。
この料理を用意したのは当然烈だ。
烈が手配したのか、あるいは作ったのかはわからない。
大擂台賽に出場する身だし料理を作っている暇はなさそうだ。
でも、後者でもまったく不思議はない。
だって烈だもん。
とりあえず、刃牙の復活を信じて料理を前以て用意していたことは間違いない。
で、このツラですよ。
烈海王ツンデレ伝説の幕開けである。
ここまではいい奴って感じだけど、ここで明確にツンデレと覚醒した感じですね。
でも、この時期に入ると烈はデレデレなんですよね。
まぁ、烈のツンデレは短いスパンではなく、長期間で考えるものなのですが。
グラップラー刃牙時代のツンツンした態度からこのデレデレに至ったと思うと破壊力がとんでもないぞ。
そして、トドメに伝説の14リットルの砂糖水である。
10リットルの水と4キロの砂糖のインパクトが強すぎて、常人は烈が素手でかき混ぜることに気付かない。
というか、これ、完全にバケツですね。
突っ込んだら負けのフルコースである。
この14リットルの砂糖水を刃牙は飲み干す。
人は水を飲み過ぎても死ぬ。
水飲みコンテストでは7リットルもの水を飲んで死んだ実例もあるぞ。
しかし、その中国四千年の無茶振りと範馬の肉体が合わさり奇跡を起こす!
この日の烈は毒を裏返すといいオールインを繰り返すタイプのギャンブラーですね。
乗るか死ぬかの二択に付き合わされる刃牙も大変だ。
次の試合は郭海皇VSサムワン海王だ。
大擂台賽のベストバウトの中のベストバウトと言っても過言ではない伝説の試合である。
このサムワン海王、ハッキリ言ってイケメンだ。
声優の星野貴紀さんの声もメチャクチャ渋くて格好いい。
中国武術の大会にムエタイと場違いながらも、並外れた個性の持ち主と言えよう。
こいつは、何かを起こしてくれる!
まぁ、ナニを潰されるんですけどね。
パンツ下ろされてポコチン丸ごと開帳した後にデコピンで失神してサムワンは散る。
10年以上を経ても色褪せることのない伝説の決着である。
大相撲軍団も一人くらいマワシを剥いでチンポコ潰して決着しません?
郭海皇は記者たちの前でサムワンに放ったデコピンを見せる。
その威力はただのデコピンの範疇だった。
大事なのは威力ではない。撃つ場所とタイミングなのだ!
多分、チンポが揺れるタイミングに合わせて打ち込んだのでしょうな。
あと攻めの消力も使ったと思われる。
そんな見事なタマピンによりサムワンはレイプされたような表情を見せる。
男もイケるしな。
金玉砕かれた姿を見せられるだけでも相当なのにそのサムワンの前に勇次郎が現れる。
当然、サムワンに追い打ちするためだ!
大擂台賽の2トップにボコボコにされたのはある意味勲章ものだ。
ありがとう、サムワン。さようなら、サムワン。
そして、サムワンを生け贄と捧げたことで刃牙、復活!
伝説の範馬刃牙復活を連呼してくれるぞ。
一体どうしたんでしょうね、烈師父。
でも、ここまで喜ばれると刃牙としてはメチャクチャ困るかメチャクチャ嬉しくなるかの二択だ。
あと梢江へのフォローを含んでいるのかも。
この復活によって刃牙のモチベーションも急上昇。
試合を望む!
俺にもムエタイを壊させろって感じだ。
いっそサムワンに追い打ちに行ってみるか?
次の試合は怒李庵海王VS楊海王である。
楊海王は怒涛のラッシュでドリアンにノーダメージで勝利する。
だが、ドリアンもまたノーダメージであった。
絞首刑に耐え素手でトンネルを掘り進む圧倒的なフィジカルを砕くことは楊海王には敵わなかったのだ。
結果を不服とする楊海王にオリバが挑戦状を叩き付ける。
叩き付けるというか、叩き付けさせたというか。
ここで楊海王は驚愕の肉体を披露する。
この肉体は旧式カノン砲の直撃に耐え、台風の中で滝浴びをしてなお砕けぬダイヤモンド!
まぁ、オリバの超筋力を受けて砕けて散るんですけどね。
金剛拳は見せる筋肉の鍛え方をしたのが敗因だろうか。
ちゃんと使う筋肉を鍛えないと。
中国人の純正海王が次々に負けていく。
その中で唯一負けた外国人海王のサムワンはもう極星って感じですね。
見えてすぐに流れ星と墜ちて燃えて尽きて死んだけど。
波乱のまま、次回へ続く。