2024年終



2024年は滅ぶ!
というわけで、恒例の2024年の振り返り。
数年前からそうなのだけど、雑記とかそういうのはtwitterで事足りるようになったので、blogで出力することがメチャクチャ減ってしまった……

・制作
久し振りにコミケに出展しました!
稲穂スタジオの活動では初となる漫画!すげえ!
そろそろDL版を出します。ちょっと忘れてました。

あとアスクギアのsteam版を2025年中に出したいです。
完全版にして最終版ということで新システムや新シナリオの追加といった派手で大きめなものから、細かな演出のチューニングも行っています。
これを終えて謎の新作アステルティアーに旅立ちたい……
せっかくなので追加要素についてこちらのblogでも触れていきます。
自分で把握するためというのもある。

-マップの追加



各地に教会が追加されます。
グノス教はエリルミアの国教という設定がありながら、まったく教会や教徒の類が見られない謎の宗教だったので存在感を出そうということで。




教会ではゲームのヒントが見られる他に特定の条件で戦闘するミッションモードがあります。
こちらはチュートリアルの一環ですね。
あとパズル的な遊びを提供できればいいかなーと。




また、王都にある本部は一つのダンジョンと同規模のマップが追加。
それに伴って新規イベントも追加されます。
どんなイベントなのかはお楽しみに。

-新敵シンボルの追加


視界に入ると追いかけてくる新シンボルが追加されます。
ただ追いかけてくるパターンが変わるだけではなくて、見つかると強化された敵とエンカウントします。
攻略のスパイスになればいいなぁと。
逆に視界に入らないように接触すると強化されない上に先制攻撃が可能。
ステルスゲー要素!

-新ビジュアルの実装



各キャラに新ビジュアル追加!
戦闘中やステータス画面で表示されます。
よりゲームが華やかに!

-ファストトラベルの追加


昨今のRPGの基本装備とも言えるファストトラベルが追加!
移動のストレスが軽減!
なお、追加しようと思ったのはロマサガ2Rの影響ですね。
ロマサガがやるなら私もやらねばと。
なお、ファストトラベル自体はロマサガ2Rよりも前にやったSO2Rにもあったのですが、そっちは別に入れようという気になれなかった不思議。
だってスタオーだし……(差別発言)

-新プレイアブルキャラの追加


追加イベントで一時的な加入となりますがウィータがプレイアブルキャラ化!
3人目のヒロインとしてついに戦場に立つ。
よりプレイヤーの印象に残る活躍にご期待ください。
なお、キャラクターIDは今は亡きオシャレのものを流用したのでちょっと大変なことになった。

-新成長システムの追加


昨今の流行、スキルツリーシステムが実装!
というわけで、レベルアップで取得できるリソース、RPを使用してスキルを取得、強化するシステムとなります。
取得したスキルはパーティ全員一律の強化となるのでよく考えて選ぼう。
旧verからデータを引き継いだ時のために確認画面をスキップして取得できるオプションがあります。気遣い。



次にキャラクターの個性を表現するキャラクタースキルが追加。
本来は次回作で採用予定のシステムだったのですが、せっかくなのでアスクギアでも採用。
こちらはバランスというよりもフレーバーとしての役割が主体となります。
基本的にはゲームに与える影響は軽微。基本的には。
ストーリーをより楽しめればいいなーと。

というわけで、steam版は大規模な追加要素や調整が行われる半リメイクな内容となります。
お楽しみに!
頑張れ俺!


・ゲーム
今年は意識的にRPGをプレイしました。
RPG作ってるのにRPGをプレイしないってのは良くない。
いや、RPGは嫌いじゃなく好きなくらいなのですが、フェイバリットRPGのWAシリーズが途絶えてから疎遠になりまして……

-スターオーシャン2R
それなりに想い出があるRPG。
細かくは以前に記事にしました。
素直に面白かったです。
ストレスを軽減する作りがされているし、原作の味とも言えるスキル次第で一気にパワーアップも健在。
ゲーム部分は上手い具合にリメイクしたなーと。

ただし、シナリオの出来がぶっちゃけ悪い。
システム面は入念なチューニングが行われているのに対し、シナリオ面はオリジナル版のままで実に微妙。
ボイスの撮り直しをするくらいならシナリオの見直しを行っても良かったのでは……
でも、感想記事で書いたのですが市長がエキセントリックすぎて笑えたのはプラス、かも。

-オクトパストラベラー2
結論から言えばメッチャ面白かったです。
強化と探索範囲の解放されるバランスが絶妙で探索がスゴい楽しいゲームだった。
上手く探索できて一気に強化できると脳汁が出る。

また、バトルも尖ったバランスが終始退屈しませんでした。
あまりにやられる前にやれ過ぎて極端な感はありましたが、退屈なよりはマシでしょう。
RPGは面白いなぁ!
主人公はおっぱい目当てでソローネで始めたのですが、個々のストーリーを終えたらキャスティが一番好きになってました。
声がちょっとおばさんっぽいのが難点だけど。

-ロマサガ2R
2024年で一番面白かったゲーム。
癖のあるシステムをそのままに、システムの整理に加えてチュートリアルやヒントを充実させることで非常にプレイしやすくなっていました。
リメイクに当たって追加したシステムは少ないのに、プレイ感は全然現代チックになっているというか現代でも通じるのは見事。

遊んでて感動したのは古臭さがまったくないこと。
システムは今でも通じるくらいの深さがあるし、ゲームの規模は狭すぎず広すぎずで適度かつ十分な満足感があるし、シナリオもサガらしさをそのままに足りない部分を上手く太らせて不足を感じさせないし、キャラデザも男は格好いいイケメンもいれば渋いおじもいるし、女はみんながみんなおっぱいデカい上に可愛いし……
オリジナル版の出来の良さをそのまま現代にフィットさせていました。
これは傑作。
ロマサガ3Rも楽しみ! 出して!

-レイジングループ
こげさんにオススメされたのでプレイ。
人狼をテーマにしたADVですね。
主人公が異常に優秀でプレイしてストレスがたまりませんでした。
こいつ、マジで優秀すぎる……

ただ途中までは文句なく面白かったのですが、最後のオチというかたたみ方はややカタルシス不足だったかなー。
総合すれば面白かったんですけどね。

-エルデンリングDLC
DLCとは思えない規模は満足度が高かった……のですが。
フロム特有の手抜きマップがまた見られたのは素直に残念でした。
DLCなんだし規模を小さくしてでもそうしたマップを減らす方向にしてほしかった……

あとエルデンリングそのものの不満でもあるのですが、SEKIROの後に出したとは思えないくらいにアクションに進歩がないのが不満ですね。
フロムのアクションはSEKIROとAC6が最高峰だと思うのですが、エルデンはその点ダクソから変わらずのローリングイライラ棒というか。
それで難度を上げるためには理不尽な攻撃範囲だったりディレイだったりしかなくてプレイ感がどうにも気持ち良くない。
全ビルドで使える共通の回避方法がローリングだけなので、ローリングイライラ棒にするしかないと言えばないのですが……
ビルドの自由度が高いというのも考え物だなぁと思いました。
逆にSEKIROはビルドの自由度を狭めたが故にアクションを作り込めたわけですし。

個人的にはソウルシリーズの続編よりもSEKIROの続編が欲しい。
ソウルシリーズはゲームとしてのスケールは大きくとも調整が雑になっているので進化の限界を感じてしまいます。
その点で新作ナイトレインはアクション寄りの調整になりそうでちょっと期待。

-アストロボット
物凄く普通に面白かったというか、とことんまで普通に面白いを突き詰めたゲーム。
それこそプレイした人の9割が普通に面白いと思う出来。
素晴らしいと同時に癖や味を欲しがるのが捻くれ者のサガ……
PS5のゲームなのに凄い任天堂っぽいゲームでした。

-エクバ
シャッフル固定共に大元帥に昇格!
ヤッター!
使用機体はもちろんリボーンズガンダム。
圧倒的な最強機体を使わない理由があれば教えてもらいたいくらいだね。

というわけで、ちまちま遊んでいます。
来年には(エクバ15周年だし)そろそろアーケードから家庭用に移行するとは思うのですがどうなることやら。
PS5の性能を生かした美麗グラフィックを見せてくれ!
というか、もうゲーセンは無理がありません?

-ファクトリオスペースエイジ
時間が死にました。

-Fallguys
デュオやスクワッドでクリエイトステージが出ないのは正直バグだと思う。
ゲームそのものは未だに面白いのですが、ステージが半ば固定化されているので飽きがちょっと辛い。
その点でクリエイトステージはありがたいのですが、デュオとスクワッドには出ない……


・プラモ
美プラを中心に作りました。
新作ガンプラは基本売ってないんすよ……おのれ転売ヤー……

作って良かったと感じたのはソフィエラですね。
ありがとう、ジェネリック鹿島……
あとバスタードールパラディンは強烈な癖があるわけではないのだけど、普通に無難に可愛くてお気に入り。
同時にエアブラシを買ったことで一つ一つの仕上げに時間がかかるようになり積み気味なのは反省点。
イモータルジャスティスまだ組めてないんだが?


・その他
SEED FREEDOMがハチャメチャに良かったです。
アニメを見てここまで興奮したのはシンフォギア以来かもしれない。
そこまで遠い話じゃないな。

スゴいのは旧キャラ全員がしっかり活躍して例外なく好感度が上がったことですね。
主人公格のキラにシン、アスランは言わずもがな、Destiny時代はプラモのおまけくらいの立ち位置だったヒルダでさえ味が出ている。
続編というものは出なかった方がいいと思う時もあるのですが(Destinyはそういう側面もあった)、SEED FREEDOMは出て本当に良かったなと。

あと意識の高さがまったくなくてとことんエンタメに特化していたのが良かったです。
昨今のガンダムにありがちな気取った感じがまったくない! 頭空っぽにして楽しめる!
この娯楽性の高さはまさにSEEDって感じですね。
ガンダムSEED大好き!と再認識させる傑作でした。
多分、バカほど楽しめると思います。そして、俺はバカだ。


というわけで、2024年はいろいろ満喫しました。
個人的には制作のペースを取り戻せたのが嬉しい。
作る範囲が広すぎて進捗という点ではなかなかどうしてですが。
2025年は新しい挑戦もするので(実るかはわかりません。報告できる結果になればいいのですが)頑張りマース。