パンチライン第12話「パンチライン」



終わったー!
パンチライン終わったー!
畜生、E17コースじゃなくて12Rコースじゃねえか!
騙された!
あまり作品に対して批判的な記事は書きたくないのですが、ちょっと今回は辛口気味で。


正直、本編に細かく触れる気力がないのでスクショは略で。
ええと、小生、10話まではけっこう楽しんでいた。
伏線がぽんぽん飛び出すのは打越作品らしいし、雷で3人同時に人格入れ替わりの力技も打越作品らしくて無闇にテンションが上がった。
それをどうまとめるのかにも期待していた。
していたのだが、11話でバトル展開にして強引にまとめに入って、12話においても伏線を回収していないところが多くてわりと真面目に途方に暮れた。

とりあえず、12話の一番の(゜Д゜)ポイントはラブラの霊媒だった。
霊媒師とはいえインチキ霊媒師扱いされていたし、作中でちゃんと霊媒を成功させた描写はなかった。
霊媒師としての資質はあるようには描写されてはいたけど、いきなりガチ霊媒師をやっても乗り切れなかったというのが本音。

同じように愛が革メイカーを「ゲームと同じ」という理由で乗りこなしたのもちょっと……
俺もゲーマーだけど騙されねえぞ!
霊体遊太が突然協力してきた挙げ句、再度ループを試みるのもである。

この辺はゲームならもうちょっと脇道に逸れることもできただろうし、その際に描写できたと思う。
ただアニメだと脇道に逸れにくいからオミットされたのだろう。
パンチラインは全体的にそんなところが散見される。

ゲーム向きのシナリオを無理にアニメにコンバートしたと思う。
事実、ゲームありきでアニメを作ったようだ。
なので、不自然な部分があるし、終わり方ももやっとしたものとなってしまった。
というわけで、打越さんの本領が発揮されるであろうゲーム版パンチラインには期待したい心持ち。

……ただパンチラインはこの手の作品にしてはあまりキャラが可愛くないんだよなー。
12Rのメイちゃん枠として希望となることを期待した寺岡ことぐり子も結局いい人なのか悪い人なのかわからないまま、あやふやにされてしまったため、感情移入できずに終わってしまったし。
あ、12Rのメイちゃんは打越作品屈指の萌えキャラだと思います。
「お前にその知識があるのか? ガキが財布に入れたコンドームと同じさ」とか「俺は無駄話をするのが大嫌いなんだ。豚バラ肉の次に嫌いなんだよ」とか「放せ! 放せ! 放せや! ゴラァ!」とか「ゴラァ! ウラァ! ダラァ! はぁはぁはぁ…」とか名言盛り沢山だし。

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何よりメイちゃんは一枚絵が超面白……もとい超カッコイイ!
外面と内面のギャップと数々のネタ行動で12Rを盛り上げたメイちゃんと比べると寺岡さんはもうちょっと一味欲しかった。
まぁ、ゲーム版でキックしてくださいね! そうすれば買うよ!



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