ついに小生がシンフォギアライブに挑む!
何と感想を書いておきながらGXまでライブに行けていなかったのが小生だ。
転売屋○ね。
今回は皆様の助力もあり、ついに当選!
前書きはここまでにしておいて、いざ推して参るッ!
とは言うものの第1期第1話の響同様にライブ初体験だ。
そのため、ライブそのものだけでなくそれが生み出す環境にも触れておきたい。 なので、ライブ本編に触れるまでやや長くなります。
あと感想はライブ中に肉体を焼却したものをさらに想い出を焼却して錬金術で復元したものとります。
決戦後のキャロルとエルフナインの駄目な部分だけで形成されているので、事実と異なる記載があるかもしれませんがあらかじめご了承ください。
まず、今回の戦場となる武道館の光景だ。
ご覧のように群れ雀共が集っている。
このほぼ全員が適合者という現実!
これぞまさに戦場である。
小生はその事実に圧倒される。同時に感動もする。
シンフォギアを第1期からリアルタイムで追っていた適合者は覚えていよう。
あの順風が満帆とは言い難い世間の反応を。
そのシンフォギアの今の姿がこれである。
熱さに魅せられた多くの適合者たちがこの場に集っている。
金子彰史を始めとするスタッフ一同の胸の歌が鳴り響いた結果だ。
胸が熱い。
熱すぎて物販は早々に諦めた。
後日、通販されるからへいき、へっちゃら!
関係者一同のお祝い。
もちろん、金子彰史のはズームでパシャリ。
なお、1日目にはなかったとか。
多分、忘れてたな!
そんなこんなで武道館に美人潜入捜査官眼鏡と共にログインだ。
終わったのでネタバレをすると小生の席は2階南西のH14番。
ブロックの最前列のため、なかなかの良席らしい。
実際に見やすく大満足だ。
なお、右隣の人は未来さん推し、左隣の人はシンフォギアグッズを鎧っていなかったキングブレード青なので多分奈々さん推し(not翼さん)。
ご迷惑をおかけしたかもしれませんのでここでお詫び申し上げます。
あと近くにいて心当たりのある人は想い出を焼却しろ。
ここで小生もシンフォギアグッズを纏う。
それがイルズベイルタオル!
この日のために買っておいたのだ。
……とはいえ、周りがライブタオル多めでちょっと疎外感。
うーむ、ライブ初体験故の失態か。
前日物販とかあればいいんだけど……
キングブレードはお借りしたシンフォギアライブ2013のものを使用。
カラーはちゃんと(持ち主が)2016仕様に変えてあるので運用には何の問題もなしだ!
いい加減、小生のことは置いておいて、戦場となるステージについて。
ステージはGX本編で印象的だったチフォージュシャトーの玉座の間を模したものだ。
つまりはもっとも危険な場所を模しているとも言える。
城内(決して場内の誤字ではない)に鳴り響き渡るシンフォギアBGMと共にこれからの絶唱に胸を震えさせるのだった。
こうして開演時間を間近に控えると案内アナウンスが開始される。
それを務めるのはガリィとミカ!
作中でも特に印象深い声の持ち主である二人がアナウンスを務める!
この心憎い仕掛けには興奮を隠せない。
作中では一部面白い顔をしながら散華したオートスコアラーたちだが、ライブにはちゃんと参加だ!
レイアとファラ? 地味に2人を支えていると思われます。
どうやら1日目もこの二人がアナウンスを務めたようだが、ちゃんと2日目仕様になっている手は抜いてないデス仕様だ。
相変わらずドスの効いた口調から可愛げのある口調に変わるガリィちゃんは……可愛いな!
そこから「じゃここからは昨日の音声データ流して。どうせバレない」と性根の腐ったガリィらしさを見せつけるのだが。
他にもマナー違反にはアルカノイズによる分解をすると脅しつけるのが1日目との相違点。(1日目はキスで想い出を吸い取るとか)
ガリィの発言をツッコミ役に回ったミカがフォローするのが、本編にはなかった可能性を感じさせる。
これはガリィがボケというより、性根の腐った台詞にミカが常識人視点で突っ込むというか……
あれ? ミカって意外と常識人?
一番イカれているポジションじゃなかったのか?
「あたしたち、いつになく悪者っぽいだゾ!」とか、一番過激な発言をしていた人形が何言ってんだ?
こうしてガリィとミカのアナウンスによってワクワクがドキドキへと移ろう。
これはライブ円盤に収録されないと思われるので、一生に1回のお遊び!
正直、大分聞き逃しがあるのがもったいない。
瞬間記憶をできる人はガリィとミカの声真似をして再現していただきたい。
そうこうしていると城内の電灯が消え去り真っ暗に。
まずは本編で特に印象的なBGMである「the WILD BUNCH」と共にモニターに装者たちが映し出される!
湧き上がる適合者たちの歓声に初参加の小生は正直圧倒される。
ただアワアワしながらキンブレの準備をすることで精一杯。
そうこうしているとステージに装者の一人、風鳴翼が降り立つ。
風鳴翼が戦場で唄うのは「Exterminate」ッ!!
GXのオープニングソングはシンフォギアライブ2016のオープニングソングも務めた!
始まると共に「はいッ! はいッ! はいッ!」と囃し立てる適合者たち!
この圧倒的な熱気に小生のテンションもいきなりMAXだ。
心強い仲間たちと共に青く滾らせたキンブレを振りながら「行こうッ!」「「「一緒にッ!」」」「手をとってッ!」「「「どこまでもッ!」」」と叫んでいく。
この熱気! この一体感!
ドキドキして目が離せない……凄いよ……これがライブなんだ……ッ!!
シンフォギアで必ず第1話にライブシーンを挿入する意味がここでやっとわかった。
この熱気と一体感を伝えるためだったのだ。
だが、残念ながら伝わらなかったと言わざるをえない。
この熱気と一体感は現地にいなければ絶対に伝わらない!
オープニングから全力というまさにシンフォギアらしさを見せつけられた。
1曲目の時点には魂を束縛するあらゆるモノからExterminate、解放されキンブレを振り回し叫んでいた。
その興奮を冷やさずさらにもう一人の装者が、風鳴翼の友、マリア・カデンツァヴナ・イヴが戦場に立つ。
そして、唄うは「星天・ギャラクシィクロス」!
最初はシンフォギアらしからぬ曲調と思った「星天・ギャラクシィクロス」だが、今はまさにシンフォギアだと言わんばかりに会場を湧き上がらせる!
また、「スターダスト……」と共に広がる満開の星はまさにシンフォギアそのもの!
シンフォギアは決してフィクションではない。
装者たちが魂を燃やし紡ぎ上げたノンフィクションであることを改めて思い知る。
このオープニングソング2連発でライブは幕を上げる。
ここでひとまず小休止と翼とマリアによるMCが入る。
小生は1度座ったもの(歳なんです)の歓声は全力で上げる。
この2人の光景はまさに友。
そして、歌を楽しむことがわかる生き生きとした表情はまさにシンフォギア! 風鳴翼を演じるのに水樹奈々以上の人間はいなく、マリア・カデンツァヴナ・イヴを演じるのに日笠陽子以上の人間はいないと心の奥底から感じる。
ホント、シンフォギアって実話だったんだ!
「では、そろそろ始めようか、マリア」
「ええ、翼――」
「「シンフォギアライブ2016、抜剣ッッ!!」」
ウオオおぉおぉオオおぉ大おぉオオオオおぉオオオオおッ!!
もう全力で叫んだ。
叫ばずにいられるか!
その2人が唄うのはかつてマイクを剣と変えた「不死鳥のフランメ」!
何故、そこで『G』の曲目!
いや、いい! 「不死鳥のフランメ」にはそれだけの価値がある!!
友同士で唄った「星天・ギャラクシィクロス」に対し敵同士で唄ったのが「不死鳥のフランメ」だ。
敵同士が唄うまさに競い合うような歌である。
だが、今は意味合いが異なる。
今の「不死鳥のフランメ」は
壇上の共演は競演となり、饗宴はやがて狂宴へと移ろう。
かつてはガベージによりネフィリム起動に至らなかった「不死鳥のフランメ」だが、今ならネフィリムを起動させるどころか1000000000000℃の爆発を起こせるだけのフォニックゲインがあると断言できる!
「イグニッション……ッ!!」
そして、壇上に真紅の炎が踊る!
まさに、これぞ、シンフォギア!
最初は「不死鳥のフランメ」を唄ったことに驚いたが、『GX』は『G』の完結編!
ならば鞘走らずにいられようか!
この怒濤のスタートを切ったシンフォギアライブ2016だ。
ここで2人は一時撤退。
戦場に立つのは女神ザババが一振り、月読調!
唄うのは「SENSE OF DISTANCE」!!
自分を殺した閉ざされた世界ではなく自分を支えてくれた優しい世界へ向けて唄われたこの歌はまさに調のオープニングを切るのにピッタリだ。
静かなれど熱い調の想いに小生の胸は高鳴る。
この高鳴りに答えるのは適合者だけではない。
女神ザババがもう一振り、暁切歌もだ!
シュルシャガナとイガリマが揃ったからには唄うのは当然「Just Loving X-Edge」!
奥の手を隠さず盛り上げていくスタイルはまさに『GX』第5話!
IGNITED arrangementでないというのにそのフォニックゲインはイグナイトモジュール級!
だが、恐ろしいことに女神ザババの連撃は止まらない。
「Just Loving X-Edge」からの「Edge works of Goddess ZABABA」! シュルシャガナの絶唱は無限軌道から繰り出される果てしなき斬撃ッ!
続き刃の一閃で対象の魂を両断するのがイガリマの絶唱ッ! そこに物質的な防御手段などありえないッ!
すげえ! シンフォギア、実話すぎるだろ!
そして、この怒濤の3連打を終えたザババ組のMCが始まる。
「月読調役の南條愛乃でーすッ!」
「ウオオオォオオオォオォオオオオオッ!!」
「暁切歌役の茅野愛衣でーすッ!」
「デエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエスッ!!」
このシンクロ率の高さ……!
適合者が集っていることがわかりやすいほどにわかりやすい!
2人共、頭に調と切歌のギアをモチーフとした猫耳風ヘッドセットと魔女帽子風ヘッドセットで鎧っている。
おう、いいのう! お前ら、調に切ちゃんだのう!
どうやら衣装は調役の南條愛乃がデザインものだとか。
シンフォギアライブ2013の時点でデザインしていたが、今回は切ちゃん役の茅野愛衣の衣装もデザイン!
ザババ組のシンクロ率はさらに高まっているぞ!
「2年ぶりに」
「挑戦デースッ!」
MCが一通り終わるとこの2人の言葉……
第4期と思った時には既に第5期を制作発表するのがシンフォギアだ。
MCを挟んだというのに勢いを殺さず『G』から「ORBITAL BEAT (ver.ZABABA)」!
楽しそうに歌を唄ったあの光景が目に浮かぶ。
というか、モニターに浮かんでる。
翼やクリスなどと比べると歌への愛が触れられないきりしらだが、「ORBITAL BEAT (ver.ZABABA)」から歌への愛は間違いなくあるのだ!
興奮のままに「ORBITAL BEAT (ver.ZABABA)」が終わると何やら妙ちくりんな陽気なBGMが……
ま、まさか、やるのか! アレをやるのか!
ある意味、暁切歌の真骨頂、「おきてがみ」!
この切ちゃんの黒歴史を黒歴史で上塗りする怒濤の行為を前にデースと叫ぶことで答えるより他ない。
加えて「ララララー」のパートはキンブレを波乗りさせるように扇動させる切ちゃんは見事……!
パフォーマンスがシンフォギアライブ2013より遙かに上手くなっている。
武道館にいる全員が常識人になった瞬間であった。
その常識人空気に割り込む新たな装者……いや、装者ではない!
立花響の陽だまり、小日向未来が「陽だまりメモリア」を唄う!
未来にとって「陽だまりメモリア」が初の楽曲!
それだけに本編未使用かつ円盤特典とはいえ心に残っている適合者も多いだろう。
最近ではシンフォギアRADIOにも採用されていたしね。
装者ではない未来だが堂々と唄ってのける。
印象的なのは適合者たちの扇動だ。
キンブレを回すようなパフォーマンスも適合者に答える。
そして、「フゥ!」と歓声を上げる。
もう未来さん、どこをどうみてもアイドルじゃねえか!
いやぁ、良かった。
井口裕香のパフォーマンスもそうだがそれに応える適合者も実に良い。
初めてのライブなのに実家のようにどこまでも居心地がいい!
ドキドキして目が離せない……凄いよ……これがライブなんだ……ッ!!(2回目)
歌い終わるとMCに入る。
そこまでの僅かな空白な時間に適合者たちは井口ー!と叫ぶ。
うむ、いいぞ、いいぞ。ライブっぽくて大変喜ばしい。ニコニコ。
「未来さぁぁあぁああんッ!!」
げぇ! ここで未来さんと叫ぶ益荒男がおるか!?
未来の相性は未来さんなわけだけど、不思議とさん付けされる。
何でだろね?
いや、違和感が翼さん並みにゼロだから何の文句もないですが。
「シンシンシンフォギアーッ!」
「「「シンシンシンフォギアーッ!」」」
シンフォギアRADIOで聞き慣れたこの挨拶に会場は同じ言葉で答える。
シンフォギアRADIOは未来と中の人のシンクロ率を上げ、魅力を掘り下げるために多大な貢献をしたと言えよう。
未来さんに儚さだけでなくわんぱくさや可愛さを付与した良企画!
おかげでしないフォギア第6巻で未来さんのキャラ付けが面白いことになりましたがね。
気にしてはならんよ。
「今日はウェル博士ではなく皆さんの力を借りて装者になりたいと思いますッ!」
何! まさか、奇跡――いや、軌跡でギアをまたも纏う気なのか!
会場のフォニックゲインを力と変えて小日向未来は再びギアを鎧う! 「歪鏡・シェンショウジン」」!
響への重く、けれど必死な愛が伝わってくる。
まさに愛ですよ!
再びギアを纏うという痛々しい光景のはずなのに、適合者一同はただただその光景に沸き立つのみだ。
響を守るために戦場に立っているのだ。
そして、遠慮なくビームをぶち込む。
その未来にセレナの面影を見たのか、マリア・カデンツァヴナ・イヴが入場する。
翳すのは「銀腕・アガートラーム」!
ここまでで全力でキンブレを振ってもはや息も絶え絶えだが構わずに勢いを増すキンブレ。
マリアさーん! 俺だ-! 飼わせてくれー!
なお、さすがに逆手でキンブレを振り回すのは無理だったので順手で構えた。
許して欲しい。許すさ、(他の適合者に迷惑をかけないためにも)当たり前だろ。
歌い終わると適合者たちは「ひよっちー!」と熱いエールを送る。
うむ、いいぞぉ。
未来さんの時もそうだがやっぱりこういうのもライブの醍醐味ですな。
「マリアー!」
未来さんはさん付けしたのに、マリアはさん付けで呼ばねえのかよ!?
いや、気持ちはよくわかりますけどね。
やっぱり、未来さんはさんを外せない迫力があるけど、何かマリアさんはなくても何とかなる気がしますからね!
そんなマリア役の日笠陽子を適合者たちは白いキンブレで熱いだけでなく優しく暖かく迎える。
何せつい最近婚約しましたからな。
これは結婚お祝いライブでもあるのだ。
この微笑ましい光景を見てマリアさんが第4期か第5期で唐突に結婚しても荒れることはないだろうなとふと思うのであった。
「皆さんに聞きたいことがあるんです。たやマって?」
瞬間、どこかいたたまらない空気に包まれる。
思わずステージから視線を逸らしてしまう。
ここまで異常に息が合っていた適合者たちも思わず答えを濁らせてしまうほどだった。
ま、まぁ、仕方ないわな……
なお、そのおかげでただのやましいマリア説が生まれました。やったぜ。
そんな実にマリアさんらしい空気が城内に満ちた後に唄うのはマリアの歌を愛する気持ちが表れた歌!
「純白イノセント」!
涙ぐみながらも唄う日笠陽子の姿に我々もまた涙を隠せない。 本編も歌も声優もファンもリンクした瞬間であった。
だからこそ、シンフォギアライブは盛り上がるのだ!
熱くなるだけでなく暖まった城内に次の装者が現れる。
知っている! この前奏を知っている!
シンフォギアが砕かれた時に流れた前奏! キャロルが死んだ時に流れた前奏!
つまりは雪音クリスが唄う「Rebirth-day」! エンディングテーマだがまだ13曲目。
今は興奮を終わらせないための歌だ!
なお、この時でも「Re焼き肉-day」をどうしても思い出してしまうので井口裕香の犯した罪は重い。
さらにクリスが戦場に立ったとなると次に唄うのは決まっている。
受け取った暖かさのための歌、「TRUST HEART」!
小生、クリスの楽曲では「TRUST HEART」が一番好きなので胸が熱くなる。
歌と共に本編の場面やキャラの心情が鮮明に浮かんでくるのは、楽曲との深いリンクがされているシンフォギアならではだ。
だからこそ、こうしてライブが盛り上がるのだろう。
ライブもシンフォギアの一部であり切っては切り離せないのだ。
「シンシンシンフォギアー!」
MCが始まるとまずはこの挨拶!
そういえば、考えたのは高垣彩陽でしたな。
そして、RADIO繋がりで「Re焼き肉-day」を言及していくスタイル。
おう、思い出さなかった人も思い出しちゃうからどんどんやれ。
また、衣装がクリスを意識したものだとコメント、靴に付いたリボンを見せる。
どこかフリフリしているクリスのギアだけど、靴のリボンは特にポイントだ。
こういうところまでイメージしているのが素晴らしいライブ衣装だ!
「クリスちゃんにそっクリッス!」
あ、はい。
盛り上がりました。
ホントだよ。
ともあれ、MCも終わり「TRUST HEART」を唄ったからには次は「放課後キーホルダー」。
誰だってそう思う。小生だってそう思う。
だが、ここで唄うのはクリスが初めて伸ばされた手を掴んだ時の歌、「繋いだ手だけが紡ぐもの」!
あれから響や翼を初めとする仲間たちとの絆を意識するようになった。
ある意味、「魔弓・イチイバル」以上にクリスの原点とも言える楽曲だ。
これをこの大舞台で唄うとは……!
シンフォギアライブ2016の楽曲のセレクトは非常に上手い。
ただ『GX』の曲を揃えるだけでも十分以上に映えるというのに、無印や『G』の名曲も組み込んでいる。
特に無印の楽曲はライブが円盤化されていないだけに嬉しさも大きい。
力任せな熱さではなく巧みさも見られるこの構成もシンフォギアだ!
そして、次は繋いだ手だけが紡ぐものが育んだ「放課後キーホルダー」!
『GX』の楽曲もちゃんと組み込んでいくプログラム……
どこまでも……欲張りデスよ……チクショウ……盛り上がるわけだ……
シンフォギアライブはどこまでも熱いけど、暖かさがあるからなお凄い。
それも積み重ねたストーリーだけが紡ぐものか。
だから、曲が終わった後に歓声ではなく拍手が城内を包み込んだ。
あかん……涙、止まらへん……!
だが、暖かな空気も一瞬で再び沸騰へと移ろう。
何故なら次に唄われたのは超弩級デュエット「BAYONET CHARGE」だからだ!
いやはや、生で「BAYONET CHARGE」を拝める日が来ようとは……
感無量とはこのことである。
2人のそれっぽい歌も流れたので勝てます!
おまけに黒バックのエンドクレジットだ!
次回への不安要素がまるで見当たらん!!
久し振りに枕を高くして眠れそうですね!!!
さらに沸騰した城内にお経が鳴り響き渡る。
こ、この何かカッコイイのかよくわからんけどあまりに自信満々でやられているからカッコイイとしか思えなくなる前奏は!?
「風鳴翼、推して参るッ!!」
水樹奈々が自分の正体を風鳴翼だと告白したァ! 「Beyond the BLADE」だァア!! しんみりとした空気から一変しての盛り上がりから盛り上がりへの相転移!
結局、それだと何も変わってねえじゃんと思われそうだが、1曲1曲を重ねるごとにどんどんテンションが上がっていくのがシンフォギアライブの凄まじいところだ。 先ほどまでのMAXは次の楽曲の瞬間には上書きされていく。
小生の腕がちぎれそうになるが知るもんかァ!
剣を越えた翼の歌に痺れながらMCへと移る。
やっぱり、幾多ものライブを経験したベテラン中のベテランだけあって水樹奈々のMCは上手く盛り上がるなー。
盛り上げ上手!
「武道館でダジャレって、ブフッ、どう? カーン!」
えっと、ここは凄い散渙とした感じの盛り上がりでした。
そっクリッスの時は盛り上がったのに、こっちはあんまりでした。
「この残酷は私にとって心地よい!」
やっぱり、この人、風鳴翼だ!
防人語の使い方は完璧だ!
そうして笑いに包まれた城内に活を入れるように次の歌を唄い始める。
それが「空へ…」――……
あれだけ盛り上がっていた城内も歌と想い出を噛みしめるようにキンブレをゆりかごのように揺らすのみだ。
モニターに映し出される奏との想い出もズルい……
というか、モニターが見えない。
泣いているからだよ! こんなん聞かされて泣かずにいられるか!
歌で得られる感情の全てを与えてくれるのがシンフォギアライブではなかろうか。
これは歌を主題と抱えるシンフォギアにとって最大級のテーマを成就させていると言えるのではなかろうか。
この偉業を前に適合者ができることは万雷の拍手のみであった……
そして、その次に『GX』第2のテーマソング、「Glorious Break」が勃発!
キャロルの心情を唄ったこの歌にまたも城内は盛り上がる。
『GX』を踏まえて歌詞を噛みしめるとその意味もより大きく感じる。
もちろん、適合者たちは「グローリアスブレェエエエイク!」と叫んだぞ。
小生も叫んだ!
こうして装者たちの猛攻撃が続いた。
それをいつまでも許すほどチフォージュ・シャトーの主は寛容ではなく、様子もおかしくない。おかしいけど。
キャロル・マールスディーンハイムが唄うのは奇跡を殺し世界を壊す歌、「殲琴・ダウルダブラ」!
凄い! とにかく凄い!
キャロル役の水瀬いのりは言うまでもなくシンフォギアライブ初参加である。
ベテラン中のベテランの水樹奈々の後で唄うのは大層な重責であろう。
だが、あまりにも見事なラスボスの貫禄で「殲琴・ダウルダブラ」を歌い上げる!
凄い! とにかく凄い!(2回目)
この瞬間、間違いなく奇跡は殺されていた。
だが、適合者一同はその悲劇を前にしても死ぬほど盛り上がる。死ぬほど金のキンブレを振り回す。
これが奇跡を超越した軌跡――
やっぱり、シンフォギアは実話だった!
さて、世界が錬金術で破壊された後にMC。
衣装はキャロルをイメージしており、特に三つ編みがそれっぽいですな。
真面目にKAWAII!
ここまで書いておいて今更感がありますが、参加した声優一同の更新するブログを見ると凄い楽しいゾ!
こうして世界を壊した後に唄うのは「Tomorrow」だ。
ズルい。とにかくズルい。
もう涙が止まらない……これ、あかんヤツや……
ズルい。とにかくズルい。(2回目)
シリーズ最強の敵としての強さ以上に切なさや悲しさを強く残すからこそ、キャロルは心に残るのだろう。
何か『GX』だけで出番を終わらせるのがもったいない。
1回だけでいいんでエルフナインもダウルダブラ、鎧いません?
ここまでで十分以上にシンフォギアライブは盛り上がった。
だが、ここからさらにその熱は上がる。
ミスターシンフォギア、立花響による「リトルミラクル -Grip it tight-」! 凄まじい。本当に凄まじい盛り上がりだ。
シンフォギアライブ2013の円盤で響が現れてからの盛り上がりは知っていた。
だが、この盛り上がりを肌で感じて想像を遙かに超越していたことを知る。
その盛り上がりはさらに加速、いや限界突破する。
「限界突破G-beat」を唄われたのなら限界突破するしかない!
「レッツシャウトッ!!」「Gビートッ!!」と叫ぶ適合者たち……!
加えて随所でも完璧な合いの手を入れる!
その瞬間、立花響はたしかに武道館に存在し、70億の絶唱をS2CAで束ねていた。
シンフォギアライブの盛り上がりは凄まじい。
こうして筆を取ってみているがまったく伝えられる気がしない。
特に響が戦場に立ってからの盛り上がりはその場にいなければ絶対にわからない。
悠木碧の絶唱も、それに答える適合者たちの叫びも、あの時、あの瞬間だけで体験できる奇跡そのものだ。
小生はシンフォギアの主人公は立花響以外にありえず、その声優も悠木碧以外にありえないと強く確信した。
こうして沸点を越えた沸点へ達しさせた後にMCは始まる。
ごめん、正直に告白します。
悠木碧の衣装でちょっと笑いました。
だ、だって……ギアのヘッドセットが響のそれを模しているのはわかるんですよ。
でも、頭の尖りが逆ハの字に広がっているんじゃなく、垂直に屹立しているんだもの!
いやぁ、他の装者はけっこうイメージを遵守されてるのに、悠木碧に関してはイメージを守りすぎて限界突破しちゃった感がある。
その響の怒濤の絶唱が続いた。
盛り上がりは想像を絶した。
だが、その次の選曲は想像を絶した。
響にとっての始まりの
まさかのアーリーシルエットである。
この選曲には心底震えた。
無印も大切にするというスタッフ一同のシンフォギアへの熱い気持ちが伝わる。 よっしゃBlu-ray BOXとキャラソンアルバムを出そう! しないフォギア付きでな!
「みーくー!」
「ひーびーきー!」
高まったフォニックゲインを暖めるように場に小日向未来が駆けつける。
この2人が揃ったらこれしかない! 「いつかの虹、花の想い出」!
実質的に最新の楽曲であり、響にとっては唯一の日常曲である。
この暖かな空気に暴走状態に陥った装者たちは落ち着く。
俺も落ち着いた。
オチも未来にご飯を頼んでまったり。
……未来さん、料理を作れないからご飯しか出せんのよね……
そして、やがて最後の歌になる……
悲しいけどこれってライブなのよね……
最後はこれしかない! 「始まりの
もはやシンフォギアの必殺曲ですな。
各々が思い思いのキンブレで70億の絶唱をぶつけるのだった。
小生は白だ!
全ての聖詠を束ねたこの歌は最後に相応しい。
だからってこれで最後なんて認められるかよォ!
装者たちが去った後も適合者たちはアンコールを続ける。
小生も立ち上がって叫ぶ。
アンコール! アンコール! アンコール!
すると、聞き慣れた前奏と共にモニター特報の文字が躍る。
あ、第4期っすね。
知ってましたー。
嬉しいけど知っていましたー。
こんなのじゃ今更我々は驚かない……
第 4 期 & 第 5 期 制 作 決 定 !
ウオオオォォオォオオオォォォォォオオオオォオオオォオオオオオオッッ!!!(この文字を見た瞬間の小生の叫び)
そして、始まる「RADIANT FORCE」!!
この瞬間、小生を初めとする適合者たちのテンションはついに沸点を超え気化した。 凄まじいことに「RADIANT FORCE」に合いの手を入れるどころか、適合者たちも装者と力を合わせて唄うのだった。
もう何が起きているかわからない。
凄まじい。凄まじいテンションが為したものだ。
あまりにテンションが上がりすぎて思わずキンブレの色を白のままで振っていた。
シンフォギアというコンテンツの凄まじさはこの瞬間に集約されていた。
これが「RADIANT FORCE-IGNITED arrangement-」を越えた「RADIANT FORCE -LIVE arrangement-」である。
本気を越えた本気の歌とはまさにこのことだ。
唄う側だけじゃなく唄われる側も一生懸命!
シンフォギアの伝えたいモノは適合者の胸の歌をたしかに灯したのだった。
そこから「「ありがとう」を唄いながら」「FIRST LOVE SONG」「虹色のフリューゲル」と続いていく。
何かいきなりダイジェスト気味になったのは理由があってですね……
というのも、「RADIANT FORCE」でテンションが上がりすぎて以降をまったく覚えていない。
わかることはただ叫びながらキンブレを振りまくっていたことだけだ。
高まる熱量によって想い出が焼却されたのである。 だが、それを誰が責められようか。
いや、自分のことなのにこういうことを言うのはおかしいけど、ライブの現場にいた人ならわかってくれるって小生、信じてる!
そして、曲目は全て終わりMCに移る。
ここでも面白い話がいくつかあった。
仔細はさすがに覚えていないので部分的に挙げると「『GX』でシンフォギアが終わる予定だったけど、金子彰史自身が続きを作りたいと言って第4期と第5期が決定した」とのこと。
決してお上に強制されたのではなく金子のおっさん自身の胸の歌が第4期と第5期へと繋がった!
これは嬉しい。
またロングディスタンスは長編RPGを作ってきた金子彰史の得意技だ。
第4期&第5期にも期待だ!
また、シンフォギアのアプリが開発中だとも伝えられる。
アイドル活動しちゃう……?
(ここで絶賛アイドル活動中の南條愛乃が微妙な空気を生み出したのは笑いどころ)
加えてライブはもちろん円盤化!
もう1日目と2日目のどっちを円盤にしていいよ。どっちも買うから。
あとF.I.S.装者とキャロルがChoo Choo TRAIN Danceをやっていたのが凄く笑えた。
お前ら、仲良いな……
高まるテンションに任せて閉幕の際に小生は「ありがとぉおおおおおおおおおおッ!」「金子ぉおおおぉおおおおおおおぉおおおおおおおッッ!!」と叫んでいた。
こうして熱いままシンフォギアライブ終了!
本当に楽しかったです。
真面目に人生で一番楽しい3時間でした。
そして、シンフォギアというコンテンツはライブがあって完成するものだとわかった。
たしかにシンフォギアには有名声優が何人も集まっている。
だからとそれだけでここまで盛り上がれるわけがない。
作品とシナリオと歌と声優、そしてファンがひとつに繋がっているからこそ、怒濤の盛り上がりを見せるのではなかろうか。
相互が補完し合うことでこの盛り上がりが生まれているのだ。 その極地が「RADIANT FORCE」だったと思う。
オーディエンスも唄うっておかしいって(なお、当然のことながら全部のパートを唄っていたわけじゃないよ)
そんなわけで素晴らしいライブでした!
こんなのを1度でも味わえば家でじっとしているなんてもうできない!
次のライブも絶対出るゾ!
あ、閉演のアナウンスもガリィミカがやりました。
ミカがガリィにお礼のチュー、それも普通のチューをすると言っていました。
やっぱり……ガリィミカを……最高やな!
あと第4期は不思議の国のプリティガリィらしいデス。
では、運営側ももちろん、参加者一同もお疲れ様でした!!
自分の周りには適合者がおらず、GX放送時にこのブログを見つけて以来、このブログの感想を読むことも楽しみの一つになっていました。
無印のころからシンフォギアにハマり、ライブ2013では東北住まい学生の自分の身分を呪い、GXの放送を楽しみに就活を頑張り、生きてきました。
そして、とうとうライブに行くことができました。社会人1年目のご褒美とだいぶ散財してしまいましたがあのフォニックゲインの高まりの前では関係ありませんでした。
もう本当に楽しかったです。
あの感動が、感動を共に分かち合える喜びが、記事を読ませていただき今一度胸が高鳴ってきました。
これからもブログ楽しみにしてます。
刃牙道も好きです。
あの日笠(マリアさん)の言った「皆さんに聞きたいことがあるんです。たやマって?」
ですが(実はあれ私が”たやマ”と、私が必死に叫んでいましたのよ。(席は2階東D列)にて)
まぁ、そんな話は置いといて、、、シンフォギアライブ2016本当に素晴らしかったデス。
私は金子さんと同じ出身地九州の鹿児島から来て、この日本武道館と言う一つの会場で、キャスト・スタッフそして我々適合者があそこまで心が一つに出来たことがもう涙で・・・・
しかもアンコールからの特報ッ!第4期&第5期製作決定!は正直私の感覚器官がプツリと切れたのかなとおもってしまいました。
第4期&第5期製作決定と聞くとまたこのライブに参加したいという気持ちがどんどん膨れ上がったデスよ!(その時はもう私は立派な社会人か大学生かもしれませんが・・・)とにかくもまたこうしてこのライブでキャストやスタッフそして適合者の皆様とよりいっそう深い『絆-NEXUS-』を紡ぎたいと私はおもっているデス!!
最後に一言!
シンフォギアに奇跡などは介在しないッ!その力・・・自分のモノとしたいのなら・・・手を伸ばし続けるがいい・・・・
自分もライブ2日目行きました!!、パーカー買えなかったのは心残りです・・・・・、ですが始めてなので緊張と興奮が抑えられませんでした!!
開始前からドキドキが止まりませんでした、ガリミカのアナウンス可愛かったです!、何より曲全てが熱く装者達そして適合者のフォニックゲインが激しく熱く感じました!!、リトルミラクルと限界突破G-beatの時は特に盛り上がってたと思います!!、やはり主役は遅れて登場するものですね!!
4期5期発表されたときは思わず飛び上がりそうな勢いでした。
毎日どんな展開になるのか気になって仕方ないくらい衝撃を受けました!!
ライブお疲れさまでした。
私は2013に続いて2回目のシンフォギアライブだったのデスが、適合者が増えた事により相対的に水樹奈々の文字を背負った人間が減ったように見えたデス。豪華声優によるライブ目的の人もちらほらいらっしゃったけど前回を遥かに上回るフォニックゲインに付いてこれたんでしょうか・・・
内容に関しては、全体的に1期から3期までの集大成といった感じで適合者の皆さんは大満足だったんじゃないでしょうか。
個人的には、悠木碧氏の「前回、前々回は少し保身があったけど今回は全くないよ!」からのG-beat、撃槍でうるっときてしまった。私はゲームコーナー(?)はいらない派だったのですが、さすがに3時間キングブレード振りっぱなしはきつかったデスね。
2日目の参戦でしたので、悠木碧氏と水瀬いのり氏の喉が大丈夫かとても心配だったのデスが、全くの杞憂だったデス。
悠木碧氏の格好は確かに笑ってしまいました。一人だけシンフォギアを纏っていましたからね。
物販は並ばなくて正解だったデスね。開始40分でパーカーやモバイルバッテリー等は売り切れだったとか・・・
今回は奈良から車で当日深夜に到着し、ライブ後すぐ帰宅して翌日仕事という強行スケジュールだったのでわらきや2次会等は出れなかったのデスが次回もライブに参加出来たら行ってみたいデスね。
ライブまでネット絶ちしてたせいで南西2階のT列というなすー氏の近くに居たのにも関わらず全く知らずに声もかけれなかったのが心残りではありますが、これからもなすー節での感想を楽しみにしているデス!