ジョジョ第4部第12話感想



今更だけどマクロスデルタの公式サイトのキャラ紹介の並び順に仕組まれた何かを感じる。
もうひとりのひろいん(笑)
美雲さんの存在感が圧倒的だからね。仕方ないね。
というわけでジョジョ感想。


いよいよジョセフが杜王町に来る!
鈍感な仗助もようやく実の父親の命を賭けた戦いだとわかり気合いが入る。
それにしてもスピードワゴン財団にはスタンド使いはいないのだろうか。
スタンド使いがジョセフの護衛をしていてもいいと思うのだが……

ジョセフの暗殺のためについにチリペッパーの本体、音石明の登場だ。
原作で特徴的だった擬音表現を完全再現だ!
そこを再現するなら玉美や間田の等身も再現してくれれば……

音石明は承太郎の存在に脅威を感じたり、チリペッパーの射程を生かしてコソコソやったり、本体を念写されるのを防ぐためにジョセフの暗殺を企てたり、かなり小物なところがある。
第4部のボスキャラの中では一番の小物よ……
殺人鬼でありつつも平穏な日常を求める吉良吉影とは邪悪の桁が違うな。

そんな小物の音石明が出張るということは必勝の態勢だ。
いきなり小指を折られるけどな!
うむ、実に小物である。
岸部露伴は動かないでもサインを求めていたし、この小物っぷりが実に音石明だ。

だが、本気を出したチリペッパーのパワーとスピードではかなりのもので仗助を追い詰める。
クレイジーダイヤモンドのパワーとスピードはスタープラチナ並みだから、時を止める能力を度外視すれば承太郎にも勝てるということだ。
無敵のスタープラチナに対する最大の攻略法がプッチ神父のメイドインヘブンによる超スピードによるゴリ押しだった。
なので、音石明も本気になれば承太郎に勝てる、あるいは追い詰めることができたかもしれない。
それをやらなかったのは承太郎にビビりすぎていたからか。

この本気を出した時の電気料が100万円くらいという台詞がなくなってちょっと寂しかった。
100万円で済むわけないだろという音石明のアホっぷりが出ていてけっこう好きだったんだけどなー。
それにしても付近一帯の電力を全て集中させれば相当なパワーになるはずだけど、仗助をワンパンKOできるレベルではない。
電力の変換効率はそれほど良くないのだろうか。

一見最強クラスのチリペッパーだが電気の弱点であるゴムと海水で勝負ありだ。
と思ったら生きてた。
いつの間にか船に侵入かつ変装するなんてすげえなアンタ……
でも、億泰のバカっぷりに今度は負けるのだった。
音石明を殴るだけで殺さなかったから、形兆のことを振り切ったのだろうか。
この辺、バカはさっぱりしてるなー。

ジョセフは第2部のワムウ戦の勇姿はどこへやら。
すっかりボケてしまっている。
この姿を見たらワムウは泣くぞ……

中盤のボス、音石明を倒したがまだ真の脅威にして殺人鬼、吉良吉影が残っている。
なので、アニメ版第1話以来にその存在を匂わせるのだった。
アニメ版のこの吉良吉影を匂わせるねっとりとした演出はいいなー。

ついでにそんな吉良吉影をジョセフが念写しなかったのが疑問になるのだが、ジョセフの念写の信用性は高くはなく、現に仗助を探す目的でアンジェロを念写してしまっている。
なので、やるだけやってみたが失敗してしまったというのが真相だろう。
あと音石明の件は念写するためではなく、ハーミットパープルで電線の中に入って探すためだったり。
この辺はわりと矛盾が生じないような作りになっているのだ。
豪快な部分はとことん豪快でもあるけどな!