すまぬ……
というわけでジョジョ感想。
吉良吉影がついに――初登場からあまり立っていないけどその姿を見せる。
そこに至るまでにハプニングがけっこうあった。
あんな露骨なDQNがいるなんて杜王町は荒れていますね……
こういう輩も荒立てず対処しないといけないので平穏な殺人鬼は大変だ。
吉良吉影は康一君の前に姿を現した時にちゃんと原作通りにち○ぽと言う。
いやぁ、何か元気出ますね、ち○ぽとか堂々と言われると……
こういうところはユーモアというか一般人らしさがある吉良吉影であった。
吉良吉影は康一君を瞬殺する。
奇襲多めだが意外とガチでやっても強いのがキラークイーンだ。
しかし、名前と住所がバレると精神的に負けてしまうのだった。
康一君は死を目前にしながらも折れない意地を見せつけた。
立派なスタンド戦士になった感じですな。
以後、康一君が取り乱すシーンはないし、この一件で完全に成長しきったと言えるだろう。
……エニグマに紙にされたけど。
この時に仗助と億泰の存在を把握、所要時間まで見切っているのが吉良吉影の恐ろしいところである。
後の描写でわかることだが辻彩に関してはスタンド能力まで調べ上げている。
入念に敵となるであろう人物を調べているのだ。
この用心深さが吉良吉影の完全犯罪を成立させてきたのだろう。
まぁ、後に川尻早人にあっさりとバレちゃうんだけどな!
周囲への警戒は万全でも家族への警戒は甘いのかも。
この辺、完璧じゃない辺りが人間っぽい。
そんな吉良吉影だが瀕死の承太郎に瞬殺される。
キラークイーンはガチでやっても強いけど、ガチ最強の承太郎が相手では分が悪い。
だが、機転と悪運をフルに活かして逃げることに成功するのであった。
ところで仗助よ、手を直した時に吉良吉影の本体を引き寄せられるようにはできなかったのかね?
億泰をレッドホットチリペッパーから助けた時みたいにさ……
ラスボスが中盤でボコボコにされても、未だ脅威として存在し続けるのはシリーズでも珍しい構図だ。
第4部はその辺も起伏のあるのが面白いところですね。
……あ、第1部もそうだった。
ディオ、ボコボコにされまくっていた。
第1部ディオと吉良吉影が出逢えば友達になれるかも……