メギド72、ヒーラーの使い分け



今日からメギド72でマルバスイベント開始!
というわけで、記念にヒーラーの使い分けについて。
あ、ヒーラーマルバスは頑張ってガチャで引け。

メギド72におけるヒーラーは何だかんだで必要な存在というのが持論。
高火力で短期決戦、ダメージ無効化で凌ぐというのは理想だけど、やはりどうしてもそうはいかないわけで。
短期決戦はプランが瓦解すれば脆く、無効化は相手によって左右される。
何やかんやで回復は安定。RPGとはそういうもの。

というわけでヒーラーの使い分けについて。
それなりに使っているキャラに限定して語ります。
というか、回復専門となると今回紹介する3人くらいになるのですが……


・マルバス

メギド72を代表するクレイジーサイコヒーラー。 近寄ってはいけないヤバい人の一人。他にもそういう人はけっこういるのがメギド72というゲームだけど。
でも、今回のイベントでコンプレックスやいい子なところなど、意外と普通の女の子な部分を見せたので必見。

特徴は何と言ってもスキル・覚醒スキル・奥義の全てで回復できる点。 これは全メギドの中で唯一無二の長所。
おかげで覚醒ゲージの有無を選ばず回復できるのが強み。
リーダーにすると回復量が増えるので強力。

スキルと覚醒スキルは単体回復、奥義は全体回復。
単体回復な分、回復量は大きいのでワントップ型との相性が非常に良好。 覚醒スキルは回復だけでなく対象にゲージ+2と強力な付与効果が付いている。
これで奥義を撃ちたい仲間のサポートを行うことができる。
足が速いので覚醒スキル→奥義の流れを作りやすい。

では全体回復が苦手かとなると、特性で毎ターンゲージ+1なのでゲージ溜めを意識せずとも奥義を撃てる。 毎ターンスキルと覚醒スキルで回復しながらいざという時に奥義で全体回復と小回りの利く回復ができるので対応力が高い。
ヒーラーとしての弱点は特になし。
何せ状況を選ばず回復できるので、とにかく使いやすい性能となっている。
単体で完結しているため、どのパーティでも投入できるが前述したようにワントップ型との相性は特に良好。 かばう系スキルでターゲットを寄せるパーティとの相性もいい。
なので、こうしたパーティに入れるのが王道か。
覚醒スキルのゲージ+2目当てで入れてもけっこう機能する。

強いて難点を上げるとすれば、覚醒スキルのゲージ+2によって盾役のゲージが勝手に溜まってかばう系スキルを使いたくても使えなくなる状況ができてしまう。 こうした状況では何らかの手段でゲージを吐き出さなければならず、どうしても一手増えてしまう。
そんな中でゲージが溜まっていてもかばう系スキルを使えるザガンとの相性は良好。
ただザガンはHPで耐えるタイプじゃないのが何か損している所だけど……


・ヴィネ

メギド72唯一のお姫様。
タイトルで泣いてる人のことは忘れよう。
なお、奥義Lv.7は悲しみの証明だ。

ヒーラーとしての特徴は何と言ってもスキルが列回復。 20%回復とこれだけなら心許ないのだが、特性でHP50%以下のキャラに回復量50%アップなので存外回復力に優れる。 実際に運用すればわかるのだが、この特性のおかげで意外にも回復量が足りないとはならない。
リーダーにすれば回復量+40%とさらに回復できる。

覚醒スキルは全体にゲージ+1をばらまきながら攻撃力+30%と回復に隠れてかなりイカれた性能をしている。 全体ということは自分のゲージも+1なので、覚醒スキルを連打することでパーティ全体のゲージをどんどん増やせる。 覚醒スキル後に奥義を隙なく使うこともできるため、回復を途切れさせることもない。

奥義は全体回復。
全体のHPを40%回復だけと非常にバニラな性能。
奥義に付きものの付与効果がないのにはもはや男らしささえ漂う。 それだけにかなりの回復量で切り返すには最適。
ピンチで使えば実質60%回復。バルバトスは泣いていい。

こうして見ると強いところしか書いていないようで、実際のところは弱みも多い。
前述したがスキルの回復量は意外に高いのだが、それでも元の数値が20%のため、絶対というほどではない。 そのため、ワントップ型との相性はマルバスほど良いとは言えない。
列回復を活かすために前列4人や後列5人といった同列にたくさんのキャラを並べてターゲットを分散するパーティと相性がいい。 伴って同列にフォトンを追加する奥義が多めなバーストのキャラとも相性が良い。

また、マルバスと違ってゲージが勝手に溜まることがないため、覚醒スキル及び奥義の使用にはゲージ溜めが必要となる。 一度ゲージが溜まると回復するためには奥義でせっかく溜めたゲージを吐かざるを得ないのも困り所。
そのため、マルバスのようにスキルと覚醒スキルでやり過ごしながらいざという時に奥義で一気に切り返すと言った柔軟性のある運用はできないのが弱み。
というか、これはゲージを気にせずやりたいことをやれるマルバスがおかしいとも言えるのだけど。

これらの弱みはけっこう大きく、あれをやろうこれもやろうとするとどうしてもフォトンが足りなくなる。
放っておいても仕事をしてくれるマルバスと比較すると単体では完結しにくく、ある程度編成を考える必要がある。
代わりに編成を特化させることで大きな強みが出てくる。 癖の強いバーストらしい性能と言える。


・ユフィール

ローションプレイをする淫乱ナース。 巨乳と射幸心を煽るために生まれたようなまさにソシャゲのガチャと言った風情である。
メギド世界トップクラスの人格者なのに淫乱というイメージしかない可哀想な人。
☆6の姿はちょっと派手めで好みではないので☆4の姿にしている。

いきなり弱みを上げると回復量がとにかく低い。 スキルの回復量が15%かつ前述の2人と比べると特性やMEの増加量も控えめ。
サバトで引いてワクワクしながら使ってみるとユフィールだけでは回復が追いつかないことに気付いて絶望する。
では強みが何かとなるとぶっちゃけると回復以外。 スキルは列に状態異常予防を付与するので、状態異常が厄介な敵に対して特攻とさえ言える。 5章のバラムがユフィールによってクソ雑魚ナメクジと化したのは記憶に新しい。

覚醒スキルは単体のゲージ+99、つまり全開にする。おまけで1回攻撃無効も付く。
非常に強力……に見えて、実際のところは運用をかなり考える必要がある。
効果に癖があるだけにターゲット指定が必須となる。
それを他の行動と並列して行うとなると意外とジャストタイミングで使える展開は少ない。
ユフィールのゲージを溜めきるくらいならゲージを使わせたいキャラに直接溜めさせた方が手っ取り早い。 強いことは強いのだが取り回しが悪くけっこう持て余す。

奥義は全体回復+全体蘇生。
これだけならヤバそうな最強回復に見えて、そもそも全体蘇生のお世話になる状況は戦術が破綻しているので頼る状況にしないのがベスト。
例え全体蘇生できても最大HPの35%で蘇生と回復のアフターフォローが必須かつそれがユフィールの不得手なのでなかなか噛み合っていないのが実情。 そうなるとゲージ5をわざわざ溜めてやることが全体回復とコスパの悪さが目立ってしまう。
スキル・覚醒スキル・奥義の全てが書いてあることそのものはとんでもないのだが、いずれもなかなか噛み合っているとは言い難く扱いにくさが目立つ。 ヴィネ以上に単体で完結していないため、編成を熟慮する必要がある。
一方で噛み合った時の強さはとんでもなく、スキルで状態異常無効化や覚醒スキルで奥義連打、死ぬことを前提とした肉壁を奥義で蘇生と言ったユフィールならではの戦術を展開することができる。
ただ、それはヒーラーと言うよりもむしろサポーター仕事になってしまう。
というか、この人、サポーター。ヒーラーじゃない。騙されるな。
そのため、ヒーラーを同席させると苦手を補える。
列回復を活かせるヴィネやダメージを受ける機会を減らして回復量の弱点を補えるフリアエ辺りとの相性がいい。


というわけで、語りたかったことはマルバスは単体で強いヴィネは編成次第で輝くユフィールはサポーターでした。
個人的にユフィールはテルミナスメギドだからと安易に最強ヒーラーにしない絶妙な調整に感服いたしました。
テルミナスメギドと言えばダゴンちゃん、出ませんでした。
くそう……くそう……