喧嘩稼業第37話感想



今週は喧嘩稼業が掲載されていて嬉しい。
前も言ったけど今一番楽しみな格闘漫画が喧嘩稼業なんですよ。
実はバキ以上に楽しみ。
逆は裏サンデーのアレ……

さて、梶原さんの初手にして量産型、卜辻を繰り出す。
正体はタックルからの顔面への掌底でした。
タックルの際に太腿を掴むことで相手の対応をミスらせることで、掌底が確実に当たるのだ!
掌底はともかく、タックル自体に膝蹴りとか合わされたら泣きそうな技である。
まぁ、それはタックル全般の問題だし梶原さんはカウンターのタイミングを逸らすために忍術(舌打ち)したわけだし、卜辻自体は成功である。

卜辻を見て芝原はタックル掌底と言い、文学は掌底突き上げ投げと言い、上杉がステゴロの技だと言う。
技の出所を見切った上杉が※観客戦では一歩先んじる形となった。
芝原と上杉は実際に戦うわけだし、観客戦での勝敗は重要である。

※観客戦
試合を観戦中に技を解説したり見切ることで、実力然とした空気を漂わせること。
観客戦で優位に立つことで自分の試合においても優位に立てる。
なお、とある守護者は観客戦においては最強クラスだが試合には弱いため、観客戦の勝利が試合の勝利に直結するわけではない。

卜辻はかつてステゴロに教えた時には相手を気絶させていた。
(正確にはステゴロをやる人はゴロマキと言う)
さて、圧倒的な打たれ強さを持つ工藤にはどうか。
ダウンを取れましたがまったく効果がありませんでした。
ダメじゃん、梶原さん!
素人が達人に勝てるんじゃなかったのかよ!

梶原さんの卜辻はダメージ狙いのものではなかった。
卜(うらな)いの字を持つように工藤の力を確かめるためだった。
というわけで胴着を脱ぐ。掴まれたら終わりだと判断したのだった。
早速守りを意識する辺り、何か梶原さんに不幸の星が……
まぁ、慢心がないだけマシとしましょう。

そんな梶原さんは工藤を挑発する。
戦意は衰えていないようだ。
いや、この程度で衰えても困るけど、衰えそうなのが梶原さんだし……
自身の技を散々解説した挙げ句、瞬殺された過去を持ってるし……

梶原さんが技を見せて、工藤が打たれ強さを見せた。
梶原さんの強みって遺産を売り払って手に入れた(怪しい)古武術全般だから、技がたくさんないと困る。
ともあれ、頑張れ、梶原さん。
そろそろ木多先生は一人で書く分になるだろうけど頑張れ、頑張れ……



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