戦姫絶唱しないシンフォギアAXZ第4巻



今回の戦姫絶唱しないシンフォギアも夏休みが描かれる!
空白の期間をカバーするのがしないフォギアである。
なお、その空白の期間に3.5があった辺り、過密スケジュール。
GとGXの間にも人命救助とかで何かあったみたいですけどね。





「錬金術士のプライドに賭けてソーメンを流す理由を解き明かして見せますッ!」

エルフナイン、流しソーメンに挑むことを決意する!
XDの夏のボイスでもエルフナインは流しソーメンについて触れていた。
しないフォギアで流しソーメンネタをやることが決まっていたからXDでやったのか、はたまたXDに影響されたのかは不明である。
ともあれ、どちらの世界でもエルフナインは流しソーメンに研究意欲を燃やすのだった。





エルフナイン、やたらと張り切る。
けっこうな重労働だと思うんだけど……
すっかり身体は治ったらしい。

また、トレーニングルームの投影機能はF.I.S.の先端技術を使っていることが判明する。 AXZでトレーニングルームでの訓練が何度か描かれるようになったけど、これはF.I.S.の技術を手に入れたことに起因するようだ。
時期的にはGXの時点で手に入れていて、AXZで正式に描かれるようになったのだろう。

逆に言えばF.I.S.と敵対していたGまでの時点ではトレーニングルームにはこの機能はなかったと思われる。
ん? XDでその時点で訓練していたような……
いや、止めておこう。XD次元はそういう次元。





AXZでは出番のなかった3人娘が登場ゥ!
日常ならこの3人の出番である。
夏祭りには呼ばれなかったけどな!

そして、流しソーメンがネコちゃん用ウォータースライダーだと勘違いされる。
わりとネコネタを使う金子彰史。
赤猫とか。





安藤創世、エルフナインにルフィというあだ名を付けようとする。
却下される。
その理由は有名アニメに起因するらしい。
何故、有名アニメなのかは言うまでもない。
にしても、おっさんにしては珍しい方向のネタっすね……





「上流のダムの仕業だよッ!!」

「民意の伴わないダム建設はんたーいッ!」

「ダム撤去のために断固戦いまーす」


流しソーメン、当然のように響に食べられまくる。
響を先鋒に置けばそうなるというものである。
それにしてもこの辺の台詞回しが実に金子彰史的。






エルフナイン、流しソーメンを堪能する。
美味しい上に楽しい! 錬金術的に!
そして、錬金術の偏差値が下がることを危惧する未来であった。
というか、果たして錬金術だったのか。






「錬金術士の次に現れるのが預言者とは思わなかったよ……」

あー!? 第5期! 第5期の敵だ、これ!!
というわけで、第5期の敵は預言者。ハッキリわかんだね。
WA3にも出てきたしね。
まぁ、アダムを指して預言者と言ったのかもしれないけど。

というわけで、夏休みの宿題を絡めつつ不穏なことを言い出すのであった。
しないフォギアの内容は本編に組み込まれることもあるので油断ならない。






きねクリ先輩、きりしら家に入り浸る。
どんだけ後輩のことが好きなんだ、この人……
AXZで先輩後輩コンビの仲が大分良くなっていたのはこうした経験からか?






そして、きねクリ先輩、怪談が苦手であることが判明する。
一人で見るのが怖いから宿題にかこつけてきりしら家に来ていた。
そして、苦手だけど、苦手だからこそ見てみたい気持ちもあるのだった。
すっかりバルベルデから日本に帰化したな、コイツ。






一方、マリアは軍服に追われるわ銃弾を撃たれるわでハードな夏休みを過ごしていた。
エージェントがヤバいくらいに向いていることを自覚する。
まぁ、この人のヘリコプターの操縦だけでなくフィジカルもちょっとどうかしてますからね……
3.5の描写を見る限り、この時点ではLiNKERを所持しており一応シンフォギアを纏える。
が、シンフォギアがなくても強いのがマリアであった。

逆に言えば驚異的な身体能力と多方面に渡るスキルがあるからこそ、エージェントとして適役なのだろう。
この辺の設定の裏付けは未だに描写されていない。
実際、マリアは重要キャラながらもその描写は精神面が過半数であり設定面の描写は限られている。
カデンツァヴナ家の謎を初めとした設定の謎はいくつも残されているから、この能力にも何らかのエピソードがあるかも?






防人、部屋の中をずぶ濡れに濡らしてしまう。
そして、散らかったことはもうさほど突っ込まれないのであった。






ずぶ濡れの原因は八紘が密かに忍ばせた蚊取線香であった。
翼が抜けているのはもはや周知の事実であったが、八紘も抜けているのであった。
要石起動もそういうことだったのかも。
この天然ボケは父親譲りか。
金子彰史は人は生まれではなく育ちという持論があり、そのために性格的な部分では育ての親に強く影響されるのであった。
そして、これが翼と八紘の親子愛を物語り、翼と訃堂の反目も物語っている。





響、夏休みの宿題をまったくやっていないわけではなく、一応は足掻いていたのだった。
一応は。
そして、未来さんもビーフストロガノフを学んだ故に夏休みの宿題が遅れたことが判明する。
未来さん……しないフォギアではすっかりそっち方面のキャラに……
最近は本編でもガチっぽいけど。






3人娘は響たちとの日常を思い起こす。
その上で響に対していつも通り接することにするのであった。
リディアンの級友との付き合いは何でもない日常だからこそ、何でもないままにするという気遣いである。
わかっておる喃……

そして、板場弓美、「アニメだと絶対に主役張れないタイプ」と響を評する。
この辺の響をアニメに絡めたメタ発言は第1期の頃から多め。
それが板場弓美である……