バキ道感想 第1話「相撲の神」



刃牙道ならぬバキ道で連載再開!
アニメ版バキが終わる頃だと思っていたので、想像よりも早かった感じですね。
というわけで、1本目!
5本もあるとか止めてくれぇ(真顔)

「大和(現在の奈良県)の国に当麻蹶速たいまのけはやなる」「たいそうな「力持ち」がいたそうな」

時は遡って古代の日本。
当麻蹶速にスポットが浴びせられる。
この蹶速、牛の角をむしり取る、金属製の鉤を折り曲げると剛力自慢であった。
まるでまさに噛ませ犬である。
いきなりの強いところ自慢は危険だ!
それこそ前以て何十年も解説役に甘んじるとかしないと強者にはなれないぞ!
噛ませ犬の証である胸毛が生えているのも厄い。
そして、蹶速の強さを物語るのがその名前であった。
蹴りが速い、つまりは蹴りが得意なのであった。 こういう人って大抵それを専門としていない人に敗れるのですが……
名前でも噛ませ犬を推してくる蹶速である。
誰か彼を救ってやってくれ。末堂とかどうよ。

「ひたぶるに我と「力比べ」せん者を!!!」

そんな蹶速は滾っていた。
そして、戦う相手を求めていた。
現代も古代も強いんだ星人の本能は変わらないのだ。
まるで敗北を知りたい死刑囚……
いや、誘蛾灯に誘われる蚊のようだ。
死ぬなよ、蹶速……

そんな蹶速に相対する者が現れる。
石炭の部分的なダイヤモンド化に成功した男、野見宿禰である。 比類無き剛力の持ち主同士、力比べは互いに望むところなのか、試合は開始される。
こうして人類史上初の相撲が始まるのだった。

なお、お互いに胸毛腕毛すね毛とムダ毛を生やし放題である。
多分、脇毛も生えている。
ムダ毛を生やしているグラップラーは強者率が一気に下がる。 昔のいまいちな頃の花山や克巳もすね毛を生やしていたけど、後になると脱毛していて強くなった。
ムダ毛率と強さは直結するのだ。

逆に考えればムダ毛が生えていることで強さが疑わしかった蹶速はイーブンにまで持ち込めた。
どうなる、この試合。
どうする、このムダ毛。
2本目へ続く!